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nao.のたまに行くならこんな店 「御成門 はる #2」
- 2023/11/22(Wed) -
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御成門に澄み渡る「晴」/御成門 はる

実に3年ぶりとなる御成門にある日本料理店「御成門 はる」に再訪。店主は「銀座 朱雀」「京味」、そして「くろぎ」で研鑽を積み、2019年3月に独立された小川 晴行さん
オフィス街にひっそりと佇む犬矢来を施した京町家風の外観が目印で、ガラリと戸を開けて小さな間口を抜けると洗練されたカウンターが現れます。中央には今回の主役であろう松茸が鎮座しており、期待も高まります。


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白川 松茸
焼いた白川の骨で取った出汁に香りの強い傘の開いた松茸を合わせたお椀。
蓋を開けると、松茸と白川の芳醇な香りが立ち上り、もう香りから既に美味しい。そして、味わうと美味しい予感は確信に変わり、飲み終えて尚広がる旨味と香りの余韻に浸れます。


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白和えの胡麻がけ
柿・大徳寺麩・モロヘイヤの白和えの上から名物となっている煎りたて・擦りたての胡麻をたっぷりとかけて。
口の中でプチプチと弾ける胡麻の食感とむせ返るような強い香りが広がり、その中で柿の甘味や大徳寺麩とモロヘイヤの食感が映えます。


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松茸フライ
傘の部分に切れ目が入っているので、手で割いて、まずは酢橘と塩でいただき、最後はウスターソースで。
モキュモキュとした食感があり、天麩羅よりもフライの方が香りを閉じ込めているので、口に入れた瞬間に香りが素晴らしい。


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子持ち鮎 蕪 菊
子持ち鮎をフレーク状にして、酢漬け蕪と塩揉みした蕪を合わせ、菊を飾ったもの。
爽やかな酢の酸味が子持ち鮎の旨味を引き出しており、異なる蕪の食感も楽しめて美味しい。


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雲子
今季初の雲子は炭火焼きで。酢橘も添えてありますが、まずはそのままいただけば、雲子の甘味を感じられます。酢橘を一滴絞れば、酸味で輪郭を成す甘味がより感じられて美味しい。


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万願寺とうがらしと新烏賊の吉野煮
供されると、万願寺とうがらしの青い香りが立ち上ります。シャリシャリとした万願寺とうがらしの食感の中で、厚みのある新烏賊の甘味が印象的。


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珍味盛り合わせ
左から梭子魚の棒鮨・塩茹で落花生のクリームチーズ和え・オクラ・牛蒡の明太子詰め・かぼちゃの含め煮・銀杏・むかご・黒無花果・蔵王産鴨のロースト・辛子蓮根・帆立のあおさ海苔かけ・栗の蜜かけ。
中でも味わい的に白眉なのは、鴨ロースト。確りと旨味が閉じ込められているようで、口の中でねっとりとした舌触りがあって美味しい。


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お造り
茹で蛸、白川とその皮、戻り鰹を塩と山葵で。
中でも白川が素晴らしく美味しい。じっくりと脱水をかけているそうで、味わったことのないねっとり感があり、旨味も強い。上に乗せられた白川の皮を干して揚げたものがバリバリと極上の音を奏でます。戻り鰹も食べ比べのようになっており、皮付きの部位は脂も感じられて美味しい。


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海老芋の白味噌仕立て
静岡県産のはしりの海老芋を蒸してから丸めて、揚げたものを白味噌仕立てで。
関東では珍しい白味噌仕立て。ねっとりとした海老芋の甘味、白味噌の優しい甘味が出汁の味わいを骨格として楽しめます。


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真名鰹の塩焼き
じっくりと炭火で焼かれた真名鰹は皮目がパリッとしており、身は口の中でほろほろと崩れるように旨味が広がります。


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なめこと法蓮草のお浸し
岩手県産の天然なめこは採ってすぐに出汁で炊いているそうで、香りと旨味がそのまま残っていて美味しい。


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塩むすび
〆ご飯でまず供されたのは、炊き立ての銀シャリで作った塩むすび。新潟県佐渡産コシヒカリの甘味や粘りをダイレクトに感じられて、日本の米の美味しさに触れられます。

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そして、鰯の梅煮突先 ピーマン醤油じゃこ 獅子唐とご飯のお供が次々と供され、ご飯が進みまくります。個人的に「コレは!」と思ったのが、ピーマン醤油。程よい食感を残しつつ、ほんのりと苦味があり、鮪の突先の旨味にとてもよく合います。


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鱒の介と舞茸の炊き込みご飯
終わりかと思っていた〆ご飯ですが、最後にメインが控えていました。
米全体に混ぜ込まれた鱒の介はパリパリとクリスピーな皮目の食感が面白く、脂の旨味を全て米が吸い込んでいるかのようで美味しい。更に上からかけられたいくらがプチプチと弾けて甘味を与えており、口の中で完成する味わいは至福。


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いくらご飯
「お代わりどうぞ」と勧められたので、白米にいくらをかけていただきました。いくらはほんのりと出汁醤油を吸わせているのようで、いくら本来の旨味を堪能できます。


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甘味
蕨餅に似たカベルネ・ソーヴィニヨンを使った葡萄餅と大粒のシャインマスカットの上からシャンパンジュレをかけて。
日本料理店らしからぬ美味しさ。初めていただく葡萄餅のモチモチ食感と弾けるシャインマスカットの甘味が素晴らしい。

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さすがに3年も経てば、値段はグッと上がっていましたが…小川さんの高級食材だけに頼らない真摯な姿勢は変わっておらず、日本の四季の食材の美味しさを堪能させていただきました。〆ご飯はたっぷりといただけるので、ご飯好きな方にはパラダイスな日本料理店だと思います。

御成門 はる
東京都港区芝大門1-2-2 中川ビル 1F
03-6809-2502
日本料理 / 御成門駅大門駅汐留駅

昼総合点★★★★ 4.7



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