nao.の極上の鮨「鮨 竜介 #30」
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- 2023/09/30(Sat) -
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![]() 逢はねども さね忘らえず面影にして/鮨 竜介 ![]() 岩もずく 岩手県産。小気味良いザクッとした食感があり、酢の酸味と生姜の爽やかさが駆け抜けます。 ![]() 鮃 トリュフ♡ モチモチとした鮃をトリュフ塩と目の前で削られるトリュフと共にいただきます。ぶわっとするトリュフの蠱惑的な香りに鮃の旨味と甘味が合わさる、オープンから続く「鮨 竜介」の遊び心ある肴のスペシャリテ。 ![]() たかべの焼物♡ 身も厚く、ややレア気味に仕上げられており、ジューシーな旨味が美味しい。 ![]() 牡丹海老♡♡ 大人の男性の指2本分はあろうかという極太の牡丹海老。ねっとりととろけるその味わいは甘美のひと言。 ![]() 松茸の茶碗蒸し♡ 小さな茶碗蒸しながらもたっぷりと松茸が入れられており、蓋を開けると秋の訪れを感じられます。 ![]() 松茸のフライ & 蟹クリームコロッケ♡♡ 定番の蟹クリームコロッケの他に松茸も揚げていただきました。ウスターソースをつけていただく松茸フライはカリッとした衣にモキュッとした松茸の食感が小気味良い。 ![]() 真鯛♡ モチっとした食感の真鯛は、シャリの酸でより甘味を感じられます。 ![]() 泥障烏賊♡ 身は厚いながらも、細かく包丁をいれているので、口の中で瞬時に解けます。そして、絶妙な甘味が素晴らしい。 ![]() 赤身♡ 青森県大間産。ビロードのような舌触りで、分厚いので、口の中での存在感で凄い。 ![]() 分かれ身♡♡ 香りはありつつも、口溶けは一瞬。鮪がなくなった後に残るのは、極上の旨味。 ![]() 大トロ♡♡ コッテリとしていながらも、後味はさらりとしており、実に甘い。 ![]() 小鰭♡ 今回はおぼろを入れない仕立て。心地よい酸味は実に爽やか。 ![]() 北紫海胆♡♡ 今回はまるひろ橘水産のもの。口に入れると、ふわっと香りが華やぎ、一気に液体に変わった海胆の旨味が口いっぱいに広がります。 ![]() 赤海胆♡♡ 愛媛県産。どこか柑橘系のような香りを感じ、甘味よりも爽やかな旨味が印象的。 ![]() 鮎の姿鮨♡♡ 春に約束した鮎を覚えていて下さり、作っていただきました。そろそろ鮎も終わりですが、夏の名物となりそうな味わい。ガツンとくる酢の酸を追いかけるように、間に入れたうるかでブーストした鮎の香りが映えます。 ![]() 新いくら♡ キラキラと輝くような新いくらは柚子の香りが華やぎ、口の中で瞬時にとけるいくらがシャリの酸でより甘く感じられます。 ![]() 車海老♡ 半生に茹でたてる仕立てをやめて、茹で置きにした車海老。だんだら模様が美しく、柔らかくじんわりと甘味が広がり、個人的にこちらの方が好み。 ![]() 穴子♡♡ デフォルトだと、親方の修業先である「久兵衛」を髣髴させる塩と煮つめのハーフ&ハーフですが、私は丸々煮つめで。舌にねっとりと絡むような穴子は口の中で香りが立ち、じっくりととけていきます。 ![]() 鉄火巻き♡♡ 本日の鮪の部位(赤身・中トロ・大トロ)を全て巻いた鉄火巻き。コレがコースに組み込まれているのは、なかなか珍しいのではないでしょうか。「鮪を頬張る」という体感は素晴らしいの一言で、まさに至福。 ![]() ナガスクジラの尾の身♡♡ 「他にあります?」と尋ねたら、出していただきました。滅多に入荷しないというナガスクジラはトロトロな食感ではないですが、魚のそれとは明らかに違う濃い旨味が凄い。 ![]() 玉 最後は鮨店らしいふんわりとしたカステラ風の玉。 銀座にありつつ敷居の高さも感じず、僅か7席の空間で感じる親方との距離が身も心も近い鮨店「鮨 竜介」に再訪。店主・山根 竜介さんが作り出す遊び心のある肴と種によってシャリを使い分ける王道の鮨が楽しめます。 「鮨 竜介」と言えば、海胆・穴子・鉄火巻きの美味しさは折り紙付きの中で、今回私の琴線に触れたのは何と言っても、鮎でしょう。鮮烈な爽やかさがあり、鮎の香りもある。夏が来る度に食べたい美味しさ。山根親方、約束を守って下さり、ありがとうございました! ![]() 次回は昼鮨を予定。たっぷりと握っていただきたいです。
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