nao.のたまに行くならこんな店「日本橋人形町 川田 #10」
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- 2023/04/26(Wed) -
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![]() 美しき一輪花/日本橋人形町 川田 ![]() 芋茎の吉野煮♡ 定番のスターター。シャクシャクとした食感の芋茎に絡む出汁の旨味と生姜の辛味。いつもながらにホッとする味わい。 ![]() 海鼠腸の飯蒸し♡ 海鼠腸の塩辛さが実にお酒のアテにピッタリで、そこに飯蒸しという炭水化物が実にニクい。 ![]() ばちこと菜の花♡ ほろ苦い菜の花の味わいは春らしく、軽く炙ったばちこがお酒を呼びます。酒飲みの為のアテ。 ![]() 蛍烏賊の沖漬け♡ クセなどは微塵もなく、あるのは旨味のみ。まさに酒盗。 ![]() 白魚の揚げ物♡ 丁寧に一本ずつ揚げられた白魚はフワフワとして、確りと白魚の旨味と甘味がします。 ![]() うすい豆の薄甘含ませ♡ 甘味のある鰹出汁の中で、シワもなく丸々とした豆の甘さが映えます。さほど豆は好きではないのですが、コレは美味しい。 ![]() 山菜の揚げ物♡ 構成はタラの芽・蕗の薹・筍・コシアブラ。口の中で、それぞれ衣に閉じ込められた香りが一気に爆ぜるようで、特にコシアブラの香りが凄い。 ![]() 花山椒のしゃぶしゃぶ♡ 霜降りの良質な肉をしゃぶしゃぶして、花山椒と合わせる。シンプルですが、実に美味しく、春らしいひと品。 ![]() 真鯛のお造り♡♡ コレは凄い味わい。身はブリンっと締まっており、咀嚼の度に旨味と甘味が溢れてきます。「白身の王者」という名に相応しい美味しさ。 ![]() 海老真薯のお椀♡ 吸い地の中で、海老真薯の甘味・蕗のほろ苦さ・筍の香りが一体となっており、長い余韻に浸れるひと品。 ![]() 鰆の焼物♡ 生でも食べられる鰆をサッと炭火で焼き上げたもの。炭火で脱水しているかのようで、旨味が凝縮しており、脂も甘く美味しい。 ![]() 湯葉と蕨の炊き合わせ♡ シコシコとした湯葉と揚げてから炊かれた蕨が素晴らしく美味しい。見た目はシンプルですが、味わいから感じられる1つ1つ丁寧な仕事ぶりが日本料理の真骨頂。 ![]() 鰆の甘酢餡掛け♡ 生でも食べられる鰆を揚げることでトロリとした食感になり、そして甘酢餡を纏う。マズいわけがなく、ご飯が欲しくなります。 ![]() 〆ご飯①筍とうすい豆の炊き込みご飯♡ 筍の香りとうすい豆の甘味がとてもよく合い、日本の春が詰まった炊き込みご飯。 ![]() 〆ご飯②真鯛の胡麻和え♡♡ 炊き立てのご飯に先程の激ウマ真鯛を使った濃厚胡麻和え。ご飯が足りません。 ![]() 〆ご飯③ちりめん山椒♡ 実山椒の爽やかさが駆けるちりめん山椒は、実に美味しい。 ![]() 〆ご飯④卵黄漬け♡ 卵黄の醤油漬けを使ったTKG。醤油漬けすることで卵黄が脱水されて、凝縮した旨味がたまらない。 ![]() 〆ご飯⑤桜海老の天ばら♡ 確りと揚げることで桜海老の香りをじっくり引き出しており、ひと塩したご飯がモチモチとして絶妙。 ![]() 〆ご飯⑥牛肉の時雨煮♡♡ 甘辛く炊かれた牛肉は日本人のDNAを刺激する味わい。〆中の〆にぴったりです。 ![]() 蕨餅 川田さんが目の前で作る蕨餅。今夜は特にコシがあって美味しかったです。 季節は巡って、「日本橋人形町 川田」で迎える4度目の春。今夜も店主・川田 治司さんの魅せない・飾らない・驕らない調理の姿勢は、日本の侘び寂びのよう。しかしながら全ての料理が身体と心に沁みるような美味しさがあり、癒されます。通年で供される料理はそのお店の顔であると同時に骨であり、そこに季節を彩る食材が華を添えて、日本の四季を感じさせてくれます。多くの客が料理を撮ることが増えたので、料理人もそれを意識して映える調理や料理も多くなりましたが、川田さんのようにただ粛々と熱を込める料理が心を打つと思うのです。 今夜もご馳走さまでした。次回は夏、今から楽しみです。
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