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nao.のたまに行くならこんな店「イチリンハナレ #10」
- 2022/07/03(Sun) -
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心響く、味と空間/イチリンハナレ

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シマアジ
梶谷農園のマイクロハーブで彩った下には、シマアジ・クラゲ・春キャベツが入っており、玉葱の黒酢ソースでいただきます。
コクのある爽やかな黒酢ソースの中で、クラゲのコリコリ感と春キャベツのシャキシャキ感が楽しく、その中でシマアジの旨味がグッときます。


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渡り蟹
内子のオレンジ色が煌めく渡蟹の紹興酒漬け。身と内子の旨味と甘味の後にふわりと香る紹興酒の甘味がたまらなく、夢中でしゃぶりつく美味しさ。


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豚足と脆皮鶏♡♡
予めリクエストしていた脆皮鶏と他の客のリクエストだったという豚足の唐揚げの盛り合わせ。極上のパリパリ加減の脆皮鶏は咀嚼の度に旨味が溢れ、舌に絡みつくようなトロトロの豚足が美味しすぎます。


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丹波高坂地鶏
「イチリンハナレ」のスペシャリテである丹波高坂地鶏を使った『よだれ鶏』。旨辛なタレにどっぷりと付けても旨味が確りとしている丹波高坂地鶏のポテンシャルも素晴らしく、万能とも呼べる『よだれ鶏』のタレが美味しい。


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からの 餃子/からの 麺
パリッと焼かれた皮はモチモチの肉汁を確りと閉じ込めている餃子をこの旨辛なタレに付けていただきます。そして、最後は山椒を練り込んだ山椒麺を入れて、タレの旨味を味わいます。どちらもこのタレの良さを十分に楽しめる良さがあり、何よりも美味しい。


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フカヒレ
特大のフカヒレは焼くことで香ばしさをプラスして、濃厚な鶏白湯の中でも確りとした存在感を示しています。それにしても大きくて、厚みのあるフカヒレなので、繊維の1本1本が太くてパリッとした食感が口の中で響きます。


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からの おじや
同じ餡で炊いたおじや。少量ながらも嬉しい演出。勿論、美味しい♡


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帆立
一度ソテーしてから、葱と四川山椒ソースで。火を入れることで、帆立の甘味をグッと引き出しており、葱と四川山椒がその甘味の輪郭をはっきりとさせて、甘味の余韻の長く続くような味わい。


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しらす
(おそらく和歌山の老舗しらす屋「しらす創り山利」の)しらすと大葉を使った春巻。想像よりもずっとしらす感が凄く、この春巻そのものがしらすという感じ。しらすも一匹一匹が大きくて存在感もあり、旨味も強くて美味しい。


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ラムチョップ
ラムチョップを使った唐辛子炒め。唐辛子と山椒の爽やかな刺激の中で、ラムチョップはとても柔らかく、いい意味でも悪い意味でも羊らしさがないので、羊独特の香りが苦手な方でも食べられるような味わい。個人的には羊が好きなので羊らしさがないのは、どこか物足りなくなる感じ。


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カツサンド盛り合わせ♡♡
コクのある黒酢ソースとプチプチとしたエゴマシードが印象的な牛と豚を使ったカツサンドを今回は牛には牛の、豚には豚の良さを再確認できるような食べ比べ。


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水蓮菜 鳥貝
コレは食感のパレードのよう。台湾の野菜である水蓮菜と葱のシャキシャキとした食感と鳥貝のシャクシャクとした食感の異なる3種がとても心地よく響き、ナンプラーのアクセントが美味しい。


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やきそば お粥
香港麺を使った黄韮やきそばとジャスミンライスを使った鶏粥。「交互に食べた方が美味しいよ!」という斉藤シェフの勧め通りに食べてみると、確かにこちらの方が断然美味しい。どちらも単調な味わいなので、交互に食べることで口の中で完成する旨味の調和が素晴らしい。


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ライチ トマト
兵庫県のフルーツトマトの『フルーティカ』を浮かべたタピオカ入りライチ。芳醇なライチの中で驚くほどのトマトの甘味が凄い。


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茶菓子
左から東方美人クッキー・山椒ガトーショコラ・胡麻生キャラメル・花梨ジャム・チョコレートマカデミアナッツ。

街よりも緑が濃い古都・鎌倉にあるヌーベルシノワ「イチリンハナレ」に再訪。オーナーシェフの斉藤 宏文さん望月 康弘さんを中心とした少数精鋭の料理人たち(今夜も山口 浩平さんにお世話になりました)が織りなす美食の時間に酔いしれます。特に今は陽が長くなったので開店と同時に入店すれば、カウンター越しに感じられる日本庭園に帷が落ちる瞬間も感じられ、料理に自然というスパイスを得て、より素敵になること間違いなしです。

今夜もたくさん食べさせていただきました。確固たる技術力の中で、中国料理らしいダイナミックさや素材の旨味を活かす繊細さもあり、素晴らしい料理の数々でした。また季節を変えて伺う日が楽しみです。

イチリンハナレ
鎌倉市扇ガ谷2-17-6
0467-84-7530
四川料理 / 鎌倉駅

夜総合点★★★★ 4.9



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