昨今、フルーツを丸ごと包んだ大福が増えてきて、その専門店も人気なよう。昔からフルーツ大福の代名詞なのは苺大福であり、中に入れる餡の違いやクリームの有無、苺を包まないタイプのものも登場して多様性に富んでいます。苺大福をウリにしているお店は多々ありますが、シーズン中に一度は食べるのが「鈴懸」の苺大福です。



「鈴懸」
博多で生まれた1923年創業の和菓子専門店で、定番の北海道産のヒヨクモチを使った『鈴乃○餅』や滑らかな餡がたっぷりと詰められた可愛らしい鈴の形をした最中『鈴乃最中』などが有名。そして、冬季限定で登場するのが大きな「あまおう」を極薄の求肥とこし餡で包んだ『苺大福』です。
ズシリとした重みがあり、口に近づけるだけで苺の香りがします。ひとかじりすれば、甘酸っぱいジューシーな苺と上品な餡の甘味が混ざり合い、とても幸せな気持ちにさせてくれます。

鈴懸 東京ミッドタウン日比谷店
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷地下1階
03-6811-2206 （和菓子 / 日比谷駅、有楽町駅、銀座駅）

テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.8