FC2ブログ
2021 05 ≪  06月 123456789101112131415161718192021222324252627282930  ≫ 2021 07
nao.のたまに行くならこんな店「たでの葉 #3」
- 2021/05/11(Tue) -
IMG_6801.jpg

春を愛でる自然からの贈り物

野生の狩猟肉(ジビエ)というと、やはり思い浮かぶのはフレンチやイタリアン。日本料理でも狩猟肉を使う料理は勿論ありますが、どうしても野暮ったいような料理を想像してしまいます。しかしながら、このお店はどうでしょうか。

「たでの葉」

店主の小鶴 清史さんの故郷である熊本県産の山や川などの天然食材を中心に囲炉裏の炭で焼いて提供しているお店です。囲炉裏という他店では見られない確固たる強みがあり、天然食材の力強い味わいと香りが心を掴み、真っ赤に燃ゆる熾火ような店主の熱い情熱に惹かれる…私にとってはそんなお店です。今夜はどんな食材が待っているのでしょうか。


今夜の献立

IMG_6804.jpg
先付
いつもの色とりどりの先付。今夜の内容は…
セロリのぬた和え
うるいのお浸し
空豆の摺流し
能登産 岩もずく酢の物
スナップエンドウ
ハリギリの芽
蛍烏賊と行者ニンニク
自然薯豆腐
イタドリの芽 西京味噌
コシアブラ
花きゅうり 金山寺味噌。
豆皿系の料理は色々な味わいが楽しめて好き。


IMG_6803.jpg

IMG_6809_20210413094141873.jpg
鼈の炭火焼き
長崎県産。ムチムチとトロトロが混在した身はタレの旨味も合わさって、実に美味しい。もっと欲しいっ!


IMG_6805.jpg

IMG_6806.jpg

IMG_6810_2021041309414289d.jpg
天然山女の塩焼き
熊本県川辺川産。頭と背骨は固くて食べられないので、背からかぶりつきます。身はふわりとしてまるで淡雪のように口の中で消えて、仄かな香りも感じられます。


IMG_6814_20210413094602ae4.jpg
蕗の薹の天麩羅
まさかの天麩羅!ほろ苦さの中に春の香りが迸ります。


IMG_6815_2021041309460390a.jpg
行者ニンニクの天麩羅
初めて食べる行者ニンニクの天麩羅は茎の部位がトロリととろけ、歯の部位では香りが立ちます。


IMG_6812.jpg

IMG_6817.jpg
鰻の炭火焼き
愛知県一色産。開かずにぶつ切りにして焼かれているので、皮目はパリッとしつつ身は布団のようにフカフカ。木の芽の香りの中で、甘辛いタレが実に日本人のDNAを揺さ振ります。


IMG_6818_202104130946088fa.jpg

IMG_6819_2021041309460956e.jpg
天然尾長鴨の炭火焼き
シーズンオフの食材ですが、毛を毟らずに固めていたものだそう。噛み締める度に血の旨味と香りが立ち込めます。やはり美味しい。


IMG_6820_202104130946111ff.jpg

IMG_6822_20210413094614269.jpg
天然猪の炭火焼き
熊本県産だそうで、この時期としては珍しい食材。白肉がシコシコとして、赤肉は噛み締める度に旨味が溢れます。マスタードをつけると、味わいの輪郭がはっきりするかのよう。


IMG_6823_202104130946151ef.jpg

IMG_6824_2021041309461750e.jpg
ツキノワグマと筍の鍋
小鶴さんが足柄で昨日掘ってきた筍をアク抜きせずに、鼈出汁で炊いています。その出汁でツキノワグマをしゃぶしゃぶして、筍と共に供されます。
ツキノワグマは実に甘くて牛肉よりも融点も低いのでスッと口の中でなくなり、クセも全くなくて美味しい。上に盛られた山椒の香りも華やぎます。


IMG_6825_202104130949005c6.jpg

IMG_6827_20210413094902f03.jpg

IMG_6828_20210413094903e77.jpg
筍と芹の炊き込みご飯
筍は薄く細かく切られて混ぜ込まれているので、ご飯の全てに絡まるような仕立て。ふわりと芹の香りも楽しめ、春らしい味わい。
二杯目は先程の鼈出汁にとろみをつけたものをかけて、餡掛け風にしていただきます。コレが素晴らしく美味しい。


IMG_6829_20210413094904043.jpg
〆蕎麦
最後の〆は蕎麦。喉越しも良く、素晴らしい〆方だと思います。

IMG_6830_20210413094906fac.jpg

IMG_6832_20210413094907b80.jpg
苺大福とお抹茶
『あまおう』を使った苺大福が異様に美味しい。餅も直前に作っているそうで、つまり出来立ての苺大福です。小鶴さんが点てて下さるお抹茶と共に余韻に浸れます。

IMG_6821.jpg

日常の忙しさに忙殺され、気がつくと過ぎ去って行く季節の刹那を食材で感じられる素晴らしさ、また天然食材を通してより実感できる「食べる=生命をいただく」という尊さを知ることのできるお店だと思います。
次回は夏。また小鶴さんと熾火の熱意を感じさせてください。ご馳走さまでした。

たでの葉
東京都港区南青山3-2-3 ダイアンクレストビル2F
03-6884-0612
炭火焼き / 外苑前駅表参道駅青山一丁目駅

夜総合点★★★★ 4.5



食べログ グルメブログランキング

にほんブログ村 グルメブログへ
スポンサーサイト



この記事のURL | たまに行くなら | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<nao.の魂の一串「地葉はなれ #13」 | メイン | nao.の珠玉のスイーツ「抹茶アフォガードのパフェ」-ミルピグ パフェ部->>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://lovehappydays.blog54.fc2.com/tb.php/2556-40edb158
| メイン |