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nao.の極上の鮨「くろ﨑 #14」
- 2021/12/01(Wed) -
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定刻になると、暖簾と共に青々とした楓に隠れた看板に明かりが灯り、待ち侘びるゲストを招き入れます。香のいい香りが漂う京町家のようなアプローチを抜けて、現れる尾州檜のカウンター。約1年ぶりとなってしまったにも関わらず、私のことを覚えていて下さった店主・黒﨑 一希さんに一礼する。
そう、ここは渋谷にある「くろ﨑」。2015年に鮨の不毛地帯であった渋谷にオープンして以来、着々とその名を知らしめて、今では渋谷一の鮨店と言っても過言ではないと思います。今夜は久しぶりにゆっくりと黒﨑さんの鮨を味わいます。

今夜の献立

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白子
温い白子はポン酢の酸味とかんずりの辛味の中で、よりハッキリとした白子のクリーミーな甘味がたまらない。


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ナガスクジラの尾の身
アイスランド産。明らかに魚とは違う味わい。さらりとした脂の中、咀嚼の度に旨味が溢れて、また最後にグッと旨味がきます。


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腹とハラスの盛り合わせ。両方を一緒に食べることで、塩味を強くしたハラスの旨味がいいアクセントになってたっぷりの山葵でも負けない味わい。


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メヒカリ
パリッとした皮に身の軽い食感はそのままに旨味が凝縮しています。


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松茸と太刀魚のお椀
岩手県久慈産の松茸と江戸前の太刀魚を合わせたお椀。蓋を開けると松茸の香りがふわりとして、シャクシャクとした小気味良い食感も楽しい。太刀魚もふわりと柔らかく、口の中でほろりと崩れる感じ。


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皮剥♡♡
最初にくるのは身の旨味。そして、とろりとした圧倒的な肝の旨味に口の中がいっぱいになります。更にブラッシュアップされた感じ。


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いくら
海苔香りに包まれる一貫は、一粒一粒が大きくていくら本来の旨味が強い。


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海鰻
今季最後の福岡県博多湾産。焼いては休ませてを繰り返して、じっくりと時間をかけて焼かれた鰻の皮はパリパリとし、身は極上のフワフワ感。旨味の爆流に飲まれてしまう美味しさ。


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小鰭
珍しく格子状に包丁を入れられて、なんともフォトジェニックな小鰭。口に入れると、小鰭のとろけ具合が異質で、瞬時にシャリと混ざり合います。


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車海老
相変わらず見事な車海老。噛み締めると、歯を跳ね返すようなプリプリ感で、旨味と香りが食べ終えても残ります。


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毛蟹の茶碗蒸し
毛蟹の茶碗蒸しは他店でも見かけますが、コレはそれを凌駕する見た目と味わい。毛蟹のミソは裏漉しして水分を飛ばして旨味を凝縮しているので、純粋に旨味がブーストして素晴らしい。


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柿の鮟肝和え
鮟肝と和えてあるのは、なんと柿。トロリとした柿の甘味と鮟肝の濃密さがよく合います。フォワグラとフルーツ合うように、やはり鮟肝にもフルーツは好相性。


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秋刀魚♡♡
今季新作の焼いた秋刀魚の握り。皮だけを焼き上げており、身は生のままという素晴らしさ。上に乗せられた肝醤油のほろ苦さがこの旨味を締めています。


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海松貝
酢橘の爽やかさが映え、咀嚼の度に海松貝の旨味が徐々に現れてきて、食べ終える瞬間に旨味が広がります。


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大トロ
鮨の花形である鮪は『お腹が空いている時に脂のある大トロを食べた方がより美味しい」という黒﨑親方の思いから供されたのは、宮城県塩釜産137.6キロの大トロ。とろけるという表現ではなく、旨味が一瞬とどまってからぐわんっとくる感じ。


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赤身漬け
青森県三厩産139.4キロ。キメが細かくて、漬けにすることで旨味が凝縮・累乗されていて香りも華やか。


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中トロ
赤身と同じ魚体で、一番バランスが良い感じ。凝縮した旨味の他に甘味も確りと感じられて、シャリの酸味でそれらが引き立ちます。


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黒雲丹
熊本県天草産。東京で提供しているのがここだけという黒雲丹。品種としては紫雲丹だそうで、甘味と苦味が混在する複雑味のある味わいと香りがあり、最後に甘味が残る素晴らしい雲丹。


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車海老の頭
先程の車海老の頭。


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穴子
なんと横須賀産。大好きな腹の部位で舌に絡みつくような感じでとろけます。煮つめも濃密で美味しい。


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干瓢巻き
湯気が上がるほどの熱々の干瓢を手巻きで。いつもながらに美味しく、干瓢巻きの素晴らしさを再確認させてくれるひと品。


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貝出汁
蛤・蜆・浅蜊のみでは弱いそうで、ブーストで海松貝・北寄貝・帆立を入れた貝の出汁。水筒で常備したい美味しさ。


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海松貝のハカマ(追加)♡
大きな貝ですが、食べるとこが少ない海松貝。水管の部位で4貫、このハカマは2貫しか取れないらしい。食べてみると、全然別物の味わい。シャクシャクとした食感はそのままに、ビッシリとついたワタの甘味と香りの次元が違います。


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カマトロ(追加)♡
湯霜してから漬け込むという伝統的な漬けの仕事を施したカマトロ。ダイレクトに感じられる甘味ある旨味が素晴らしい。


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帆立(追加)♡
北海道野付産。磯部焼きでもいいそうですが、握りは珍しいので握りで注文。繊維質が確りとした帆立で、小気味良いサクサク感と甘味が秀逸。


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カステラとプリンのハイブリッドな玉。黒糖焼酎のコクとキレがいい味出しています。

約1年ぶりとなってしまった「くろ﨑」ですが…やはり素晴らしい。独自のルートで仕入れる九州からの魚やどこにも染まっていない黒﨑さんのセンスが相まって供される料理は、どれもハズレなく美味しい。
そして来年早々に現店舗を2番手の仲野さんに任せて、黒﨑親方は新しい土地である南青山へと舞台を移すそうで、近くにオープンしたテイクアウト専門店「さかな くろさき」と共に来年は目が離せなくなりそうです。

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新しい店舗でもどうぞ宜しくお願いします。

今夜出逢ったお酒

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谷川岳 夏吟醸 涼


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大盃 MACHO 純米雄町 80


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出雲富士 秋雲


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陸奥八仙 Mixseed Series Accords de Sake

くろ崎
東京都渋谷区渋谷1-5-9
03-6427-7189
寿司 / 渋谷駅表参道駅明治神宮前駅

夜総合点★★★★ 4.9



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