nao.のたまに行くならこんな店「肉匠堀越」
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- 2020/09/12(Sat) -
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![]() 「うんまい肉料理、食べさせます」 店先の暖簾にそう掲げているのは、六本木からも広尾からも微妙な距離にある肉料理店「肉匠堀越」。店主の末富 信さんは麻布十番の魚料理店「さかなや 富ちゃん」の2代目という境遇の中で、肉料理店をオープンさせた肉への情熱がある方だそう。 ![]() 日赤通り沿いのビルに2階あるお店は6席のカウンターがありつつも、ほぼ個室という造りの漆黒の店内はまるで和食店っぽい。個室に通されるとテーブルの真ん中には大きく「肉」とくり抜かれていますw 今回の予約は初利用のPocket Concierge経由で、『肉匠堀越おまかせコース(タン・フィレ丼)』を予約してみました。 肉匠堀越おまかせコース ![]() 茶豆摺流し コクと甘味があって、美味しい。あまり豆類が好きではないので、嬉しい。 ![]() 胡桃サラダ トリュフオイルが香るサンチュ。時折、胡桃の食感が心地よい。 ![]() 黒毛和牛タンのロースト 温泉卵タレ 美しいロゼ色の黒毛和牛のタンのローストを温泉卵を散らした甘味のあるタレと共にいただきます。 タンは薄切りですがザグザグとした食感があり、温泉卵の白味のちゅるりとした食感に濃厚な黄身が甘いタレに絡み、美味しい。 ![]() ![]() ![]() 横隔膜の食べ比べ♡ 横隔膜、つまりは肋骨のサガリと背中のハラミの食べ比べです。ますば塩味のサガリは、別皿にあるカンボジア産生胡椒をかじってからいただきます。柔らかくも旨味が濃くてあっさり。 続いてのハラミは西京漬け。西京漬けは初めてですが、素晴らしい美味しさ。柔らかくもジューシーで、西京味噌の甘味と非常によく合います。 ![]() フィレ丼♡♡ 「蓋を開けて下さい」と供された器には、フィレ。〆なのかと思っていたら、こんな中盤で供されてビックリ。更には思っていた以上にガッツリとしたボリュームがあります。 甘味のあるタレを纏ったフィレは厚みもあり、そこにコクのある卵黄ソースを絡めてご飯と一緒に食べれば、至福の瞬間が約束されます。コレだけの為に来てもいい気がします。 ![]() ザブトンのしゃぶしゃぶ 13時間焚き出したという煮干し出汁の中には、美しい色のザブトン。出汁は確りとしているので、肉の旨味にも決して負けることなく、椀物としても美味しい。 ![]() 海老時雨春巻 中には海老と牛肉の時雨煮が入っていて、皮は固めいうか厚めなので、口の中でもそっとした食感が残ります。心地よくパリッと音を立てないのが、ちょっと残念。 ![]() ![]() 黒毛和牛タン♡♡ 見た瞬間にテンションの上がる厚さのピンク色をした美しいタン。弱火でじっくりと焼いていただきます。 さすがはプロの火入れ。サクッと噛み切れ、旨味の溢れて方が凄い。この厚み、この旨味、このボリュームは今まで食べた中でも特に印象的なタンでした。 ![]() ![]() ![]() 赤身肉の食べ比べ まずは腿肉のシンタマの一部であるカメノコ。まさに赤身肉って感じの旨味がたっぷりで、噛む度に溢れてきます。 そして、シンシン。旨味もありつつ柔らかく、しっとりとして美味しい。 ![]() 山形牛の肉巻きおにぎり シャリはシラスを混ぜ込んである出汁ご飯で、山形牛の腿肉を巻いてあります。確かに美味しいですが…あの丼を食べた後だと、やはり霞んでしまいますね。 ![]() 豆乳プリン 優しい甘みのプリン。 焼肉店と肉割烹の中間くらいの位置づけのお店というのが、私の印象です。肉は全てスタッフの方が焼いて下さるし、サービスも心地よく、個室なのでお忍びデートや芸能人の利用も多いというのも頷けます。ひたすらに肉を貪りたいという方は向かないと思いますが、『ハラミの西京漬け』『黒毛和牛のタン』『フィレ丼』は必食の逸品だと思います。機会があれば、寺門ジモンさんのコースもいただいてみたい。
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