FC2ブログ
nao.のたまに行くならこんな店「久丹」
- 2018/09/27(Thu) -
IMG_3129.jpg

2018年の鮨店を代表する「はっこく」の佐藤 博之さんから「もう行った?」と、さらりとご紹介していただいたのが、今回やってきた和食店「久丹」です。

IMG_3131.jpg

2018年4月に新富町にひっそりとオープンして以来、徐々にグルメ雑誌に取り上げられており、食通な方々の間では話題になっているお店です。料理長は、中島 功太郎さん。24歳で渡米し、帰国後に佐藤 博之さんと出逢う「鮨 秋月」を経て、元麻布の三ツ星日本料理店「かんだ」で10年間研鑽を積み、満を持しての独立を果たしました。金沢の石を使ったという茶色の外壁に小さくある「久丹」の2文字。永久に続くという「久」と真心の意味を持つ「丹」を店名として、また「丹」には「赤」という意味もあることから店内にも「赤」を用いて雰囲気を引き締めています。

IMG_3133.jpg

IMG_3134.jpg

戸を開けると、まず広がるのは木々の温もりの中でグラスが輝くウェイティングルーム。外でお客を待たせないようにとの中島さんの心遣いが感じられます。準備が整うまでここで待たせていただき、朱の扉を開けて今夜の舞台へ。店内は広々とした真新しい檜のカウンターが輝き、全体的に白い店内なので椿の絵画やナプキン、ドリンクメニューの「赤」がいいアクセントとして使われています。料理は23000円コースのみお任せで、秋からは食材に国産の松茸が入るので、多少高くなるようです。

IMG_3135.jpg


今夜の献立

IMG_3137.jpg
京都産 無花果の白和え
まず供されたのは、確りと熟した無花果。白和えが無花果のねっとりとした食感と濃厚な甘さを包んでいるかのようで、美味しい。


IMG_3138.jpg
福岡県産 長茄子 彼岸河豚の唐揚げ
もち粉でからりと揚げられており、特に長茄子がジューシーで甘く美味しい。


IMG_3140.jpg
北海道余市産 蝦夷馬糞海胆とオランダ産オシュトラキャビア 出汁のジュレかけ
美しいグラスで供されたのは、涼しげなジュレ状の出汁。この出汁にはトマトの味をつけており、爽やかでありながらも海胆の濃厚さが映えます。


IMG_3141.jpg
中国雲南省産 松茸と鱧のお椀
まだ松茸は国産は良くないとのことで中国産ですが、身が確りと詰まっていて香りもいい。出汁は鱧の骨から取ったもので、じんわりと染み入る味わい。和食、いいな。


IMG_3142.jpg
京都舞鶴産 蒸し鮑
店主拘りの京都舞鶴産の大きな鮑。これを肝を外して、少量の酒のみで6時間ほど蒸しあげるそうです。香り・食感・味も実に素晴らしい味わい。歯を跳ね返す程の弾力を味わった後に、旨味が溢れ出します。


IMG_3144.jpg
虎魚のお造り
心地よい食感の中から生まれる虎魚の甘み。付け合わせで胃袋や肝などを焚いたものが供されますが、実にいい味わい。


IMG_3146.jpg
虎魚のカマの唐揚げ ♡
魚のカマの部位は大好き。旨味や脂が乗っていて美味しい。こういう部位をさらりと供してくるとは、ニクい。


IMG_3148.jpg
海老とトウモロコシのしんじょう 天然木耳添え
初めはトウモロコシの甘さ、そして海老の甘さが爆発し、酢橘の香りが名残り惜しそうにふわりと香ります。しんじょうを崩しても吸い地は濁ることなく、清い味わいのままで最後までいただくことができます。しんじょうを食べると和食店に来たという気分が上がるので、大好き。


IMG_3150.jpg
青森県龍飛産 突先の鉄火巻き
佐藤さんの『突先』のオマージュなのかな?鮨店に引けを取らない素晴らしい鮪と海苔。鮪は香りと甘みがあり、海苔は鮪と同時にとろけます。巻いている鮪の量も凄く、シャリはクッション的な感じでしかありません。また食べやすいように海苔に包丁を入れて供するところは、さすがです。


IMG_3151.jpg

IMG_3152.jpg
鮎の塩焼き 食べ比べ
まずは箱根の早川。そして、長野県の天竜川
。天竜川の方が脂があって、美味しい。活きたまま焼いているので、苦味はさほどなくカリカリのクリスピーに焼かれているので軽やか。


IMG_3153.jpg
胡麻素麺
上には甘海老と貝割れ大根、酢橘の香りを乗せています。素麺も美味しいですが、この胡麻出汁が胡麻のコクを活かしながらも、実に爽やかで美味しい。何杯でも食べれそう。


IMG_3154.jpg
信州牛のしゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶにしては厚めの3ミリカットなので、確りと肉の食感と味を楽しめます。噛んでいると、後味に信州牛のコクが溢れてきて美味しい。


IMG_3155.jpg
蛤ともずくのお粥
食事はお粥。蛤の出汁が効いていますが、米の味もちゃんとする胃を優しく包み込むような味わい。事前に言えば、お粥ではなく炊き込みご飯や銀シャリにおかずと言ったような食事にもしていただけるとのこと。炊き込みご飯とかいいよねー。


IMG_3156.jpg
手羽先の唐揚げ(追加) ♡
「まだ食べられますか?」と中島さん。「ということは、まだあるのですか?」と聞くと、「実はですね…」と言って出してくれたのが、コレ。中島さんが仕事終わりの楽しみで食べているという『手羽先の唐揚げ』。裏メニュー的な料理だそうで、これだけを食べに来られる方もいらっしゃるとか。

絶妙なスパイス加減で、薄衣ですが肉汁が溢れてきます。こんな美味しい手羽先の唐揚げ食べれば、仕事の疲れも吹っ飛びますね。


IMG_3157.jpg
オトナのクリームソーダ
デザートはアイスクリームに確りと熟れたメロンとその果汁を入れて、シャンパンを注いだクリームソーダ。遊び心もバッチリです。

約2時間半。絶妙なテンポで料理が供されるので、飽きることなく楽しめます。あえて一斉スタートという形はとっておらず、「うちは飯屋なので、気軽に一品だけでも食べに来て欲しい」という心遣いも嬉しい。個人的にこのような和食店に求めているのは、松茸や鮑などの高級食材だけではなく、『手羽先の唐揚げ』などの普通の食材で作られる美味しい料理なので、ふらりと立ち寄って食べられるのならば素晴らしい。あっという間に人気になるのだろうから、無理っぽいですけど。

IMG_3145.jpg

早くも年末もうっすらと見えてきて、まだ予定が不透明なので次の予約はしませんでしたが、早くて年内に遅くとも1月には再訪したいお店です。30294

久丹
東京都中央区新富2-5-5 新富MSビル 1F
03-5543-0335
懐石・会席料理 / 新富町駅築地駅八丁堀駅

夜総合点★★★★ 4.7



食べログ グルメブログランキング

にほんブログ村 グルメブログへ
スポンサーサイト
この記事のURL | たまに行くなら | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<nao.の最高のランチ「La Clairirere #4」 | メイン | nao.のたまに行くならこんな店「SALONE 2007 #24」>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://lovehappydays.blog54.fc2.com/tb.php/2146-8b11f2e1
| メイン |