nao.の魂の一串「鳥しき #30」
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- 2018/11/23(Fri) -
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![]() trr…trr…。 電話をするにしても、受けるにしても「やっと、きたーっ!」と思うお店。目黒にある「鳥しき」に再訪。何百回と電話をかけるという苦行をしたとしても、やはり食べたいと思う「鳥しき」の焼鳥の魅力は、池川大将の火入れでしょう。今夜も大抵いつも座らせていただく席で、全てを堪能します。 今夜の献立 ![]() お通し いつもながらにいい漬かり具合です。 ![]() さび ほんのり火入れされたささみは炭の香りと山葵の鮮烈さを身に纏う。 ![]() 肩 ♡ 腿肉よりもしっとりとしているはずなのに、ブリンっと弾けるような弾力。久しぶりに、ちょっと驚いた。 ![]() 手羽先の先の皮 『波』とは違い、カリカリに焼かれており、食感の先にある甘みがいい。 ![]() 白玉 黄身はまるでクリームのような滑らかな舌触り。炭の火入れで、仕上げているのかな。 ![]() 食道 ♡ 食道とは言え、その周辺の部位も串打ちすることで食感と甘さが映えます。素晴らしい串です。 ![]() 丸はつ ♡ 焼き上がりが難しいと感じる部位ですが、温い部分なんて全くありません。ほとばしる脂と旨味がいつまでも熱を帯びています。 ![]() つくね 粗く挽かれた肉から溢れる肉汁、時折感じる軟骨のコリコリ感。生から焼くからこそのジューシーさ。 ![]() かっぱ やげん軟骨だけでなく、はらみの部位も一緒にしていることで、この串は更に輝きを増しました。 ![]() 砂肝 サクサクと心地よく、口の中で跳ね回ります。 ![]() 銀杏 ホクホクした食感で、甘みと苦みも感じられます。 ![]() かしわ ♡ 跳ね返すような素晴らしい弾力という食感。噛み締める度に溢れる肉汁。今夜は特に素晴らしい。 ![]() 血肝 ♡ 先端をはつで止めた桃色の特大レバー。口に入れれば、トロリととろけます。 ![]() 腺胃 ♡ 「鳥しき」の中でも、超々レアな部位。ゆっくりと歯が入っていき、その度に肉汁が滴り落ちます。食べ終えても、いつまでも口の中にあるような存在感は随一。 ![]() アキレス腱 アキレス腱だけでなく、その周りの肉も一緒にすることで肉々しさも生まれています。 ![]() はらみ ♡ 最近はあまり出逢えなかった部位。サクッとした食感もあり、クニュっとした食感もあり、想像よりも脂っこくありません。 ![]() はつもと ♡ 内臓は甘さ。このことを教えてくれる部位。レバーとはつのいいとこ取りのような美味しさがあります。 ![]() せせり 何故、ここのはとろけるような仕上がりなのだろう?肉系の部位はそれぞれ違った味わいが顕著に出るので、鶏の奥深さを感じられます。 ![]() 厚揚げ ♡ 表面には焦げもなく、中は激熱。池川大将の火入れは、今夜も神ががっています。 ![]() 合鴨 ♡ ここまで分厚い合鴨は、なかなか出逢えない。山葵も効かないほどに、濃厚な脂が味わえます。 ![]() 波 ♡ 表面と中心部の食感のコントラストが素晴らしい。 ![]() 恥骨 肉質は一番きめ細かで、しっとり感の中にもプリンっとした食感もあります。軟骨も柔らか。 ![]() 手羽先 焼鳥の花形であり、大抵はこの部位が出されるとコースが終了というイメージですが、私の場合はここからボーナスステージに入るみたいな。豪快に手掴みで食べるのが、正解です。 ![]() じゃがバター ♡ 小さなじゃがいもは、串にピッタリ。もっと大きくても、個人的には嬉しい。 ![]() ぼん 表面をカリカリに、中心部はコッテリと。良いところばかりをフューチャーしたような仕上がり。 ![]() 椎茸 椎茸のジューシーさを閉じ込めた焼き上げ。ありふれた椎茸すらもご馳走です。 ![]() 茄子 火傷必須のトロトロ加減。 ![]() 背肝 ♡ そっと出してくれる池川大将の優しさに感謝。見る人が見れば分かる超レアな部位。内臓の甘さを感じるには、この部位が秀逸でしょう。香りすらも甘い。 ![]() 膝 肉質は腿肉よりもしっとりとしており、味わいが濃い。肉系では唯一、菱型の皿で供される部位です。大抵は最後の方に出されるので、食べてみたい方はリクエストを。 ![]() そり 腿の付け根の部位で、「愚か者はそれを残す」という意味のフランス語に由来する部位です。筋肉の塊なので、弾力と食べ応えがあり、皮・脂・肉の三拍子が揃った旨味があります。 ![]() そぼろ丼 ♡ 白醤油?で炒って作られた鶏そぼろをたっぷりの海苔と一緒に。最近は『親子丼』よりもこちらの方が好き。 ![]() 鶏スープ 濃度は低めで、味わいも濃くはないので、旨味のみを味わえるスープ。 今夜はいつもより手早く提供して下さり、ありがとうございました。忙しい中で供された『肩』『食道』『丸はつ』『かしわ』は、特に素晴らしい火入れで感動しました。23時に近づく頃からは、炭の息遣いも聞こえるほどに静かになり、滅多に見れないような雰囲気に。唯一心残りがあるとすれば、もし『ちょうちん』があったら、私が知っている限り全ての串(野菜串以外)を食べていたのに…ということかな。それでもかなりレアな部位の数々をそっと出してくれた池川大将の思いやりに大感謝です。 ![]() 今夜も遅くまでありがとうございました。次回は年末、また宜しくお願いします。12500
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