nao.の極上の鮨「すし 㐂邑 #10」
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- 2018/10/24(Wed) -
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![]() 今年中に今流行りのネット予約システム「OMAKASE」に半分の席を提供する二子玉川の「すし 㐂邑」へ再訪。店主の木村 康司さんの作り出す鮨は、熟成。〆たり、漬け込んだりする江戸前鮨を現代の技術で超進化させたもので、魚によっては約2カ月という長期の熟成をかけるものもあります。 本日の献立 ![]() 蛤スープ 「すし 㐂邑」の白いスープ。蛤のみで作られるスープは、ほっとさせると同時にここへやってきたという気分になります。 ![]() 鹿児島県阿久根産 赤海胆蕎麦 ♡ 赤海胆の濃厚な旨味と甘味を蕎麦に絡めて食べるという贅沢な品。どこの蕎麦店でも、こんな蕎麦はまずないと思います。 ![]() 真鱈の白子リゾット ♡ 上からはカンボジア産の胡椒をかけられたリゾット。白子の無垢な味わいと仄かな甘味が素晴らしい。やはりここのつまみは、どストライクなものが多い。 ![]() メヒカリ 箸を入れた瞬間に分かる、このフワフワ感。味わいもメヒカリの味を活かすような感じで、実に美味しい。 ![]() 渡蟹の塩辛 ♡ ブランデー香る木村さん流のケジャン。店内が一気に静かになる名物と言える料理です。 ![]() 握りへ ガリを切り分けて、まず最初に供されるのはシャリのみの海苔巻き。これがすごく美味しい。少し芯のある固めの個性的なシャリと香りや口溶けの良い海苔のマリアージュが素晴らしい。 ![]() 墨烏賊 凄い肉厚なれど、サクサクとした食感はこの烏賊の醍醐味です。 ![]() 鰆 ♡ 口に入れた途端にとろける鰆。煮切りは極少量なので、鰆の持つふんわりとした甘味を確りと感じられます。 ![]() 縞鯵 ♡ 全体にまわった妖艶な脂と香りが、知ってる縞鯵と次元の違う味わい。見た目もエロいw ![]() 北寄貝 甘味が凄い。そして、食べ終えた後の香りが華やぎます。 ![]() 皮剥 ♡ クリームチーズのようなねっとり感のある肝を味わう1貫。身はレースのドレスのような美しさがあります。 ![]() 鰤 ♡ シャリとの間にエシャロットを入れることで、その香りと味わいで他店とは一線を画します。 ![]() 秋刀魚 ♡ 滴り落ちるような脂はなく、もっと純度の高い脂がある秋刀魚。鮨種としては、ベストな感じだと思います。 ![]() 鰹 薫香だけでなく、鰹節のような風味もあり、モチモチ感を超えた先にあるしっとりした鰹。 ![]() 筋子 ♡ 芯のあるシャリとトロトロな筋子のコントラストが口の中で絶妙にマッチする一貫。今の時期、いくらを供するお店が多いですが、この筋子を超えるものは出逢えてないです。 ![]() 鰯 ♡ 赤酢で〆ることで、金色に輝く鰯に。また皮も残しているので、美しい鰯の模様から赤い身が映えることでエロさ全開の1貫となっています。 ![]() 真梶木 ♡ 脅威の55日熟成。コーヒーのような独特の風味がする種で、口の中を支配するようなねっとり感は素晴らしい。かつては鮨種の花形と言われた魚ですが、この「すし 㐂邑」では今でも花形です。 ![]() 玉 しれっと高級な魚を使っている玉。半熟カステラのような感じです。 今回もつまみ・握り共に素晴らしいの一言。熟成した魚は、本来持つ旨味や香りが格段に跳ね上がって、他店では味わえないような妖艶さを醸し出して、まるで魔法をかけられたように別物となります。この熟成という魔法は食べた人の心をも掴む魔法のようで、その場にいる全ての人を魅了してやみません。そして、つまみは完全に鮨店ではなく、日によってはバケットやパスタなども供されることもあり、全てにおいてオリジナリティを感じさせる大好きな鮨店です。 ![]() 木村親方、お母様ありがとうございます。また宜しくお願いします。26000
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