nao. の幸福のシチュー『テールシチュー』-レストラン 香味屋-
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- 2017/10/27(Fri) -
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上野駅から一駅で、街の風景は一変します。
「入谷」 . ![]() まさに古き良き時代の下町という感じで、住むとしたらこういう場所の方が落ち着くのかもしれません。私がこの街に来る理由は、(今のところ)ただ一つ。美味しい洋食があるからです。 柳がそよそよと風に揺れる。そんな通りにある「レストラン 香味屋」が、今回の目的地。 創業大正14年。紛れもなく、東京を代表する老舗の一つで、いつ来ても通常メニューが食べられ、どれも間違えなく美味しいという私にとっては使い勝手のいいお店。有名なのは、なんといっても3度挽いて仕上げる『メンチカツ』ですが、今回の目的はそれではありません。 ![]() 真っ白なテーブルクロスが印象的な店内では、下町といえどもきちんとした接客があり、食べる側もピッと背筋を伸ばす雰囲気があります。メニューを見ると、食べたい料理が載っておらず、スタッフに聞いてみると「ございます」とのこと。 実食 ![]() 私が食べたかった料理は、『テールシチュー』。お店の命でもある漆黒のデミグラスソースは、軽やかな酸味と抑えられた苦味があり、あとは深海の如く奥深い。このソースがあれば、たとえコンビニで買ったコロッケでさえも、魔法をかけられたシンデレラ如く、素敵な逸品になるのではないでしょうか。そのくらいに美味しい。 そして、お皿の中央に鎮座している主役のテール。ナイフなどは必要がないくらいに、肉とゼラチン質がホロホロ。口に入れれば、まったりと舌に絡みつきます。たっぷりと添えられたソースと共に味わうならば、是非スプーンで食べるのがオススメです。
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