
最近はラノベのアニメ化が非常に多くなっていて、ラノベには全く詳しくないので、新しい存在を知るのと同時に気軽に内容も楽しめて便利なのですが、面白いとなるとやはり原作も気になるもの。といっても、これ以上部屋に新しい本を増やしたくないので、どーしたものかと思っていたら、電子書籍という手があった!で、選んだのがTOKYO MXなどで放映している「氷菓」。正確にいえば、米澤穂信さん原作の古典部シリーズの第1シリーズの
「氷菓」です。
これはどこにでもある高校を舞台として、「何事も省エネ主義」の折木奉太郎が、「わたし、気になります!」が口癖の好奇心いっぱいのお嬢様 千反田えるに巻き込まれながら、学園にまつわる日常的な謎を解決していくミステリー作品。日常的な謎というのは、学園の七不思議とか怪談とかではなく、「内側から鍵なしで施錠できない部屋で、何故鍵を持っていない人が施錠できたのか?」というような感じです。タイトルの「氷菓」は、奉太郎らが所属する古典部の文集名であり、えるの幼少期の思い出をきっかけに、33年前に起こったある事件に深く関わっていることが分かり、それを推理で解き明かしていくのが、この作品です。
「こういう謎ならあるかもね」というミステリーなので、現実離れしていなくて、非常に読みやすい。現在、書店で売られているのを見ると、アニメカバーなので買いづらいかもしれませんが、実はラノベではなく角川文庫から発行されている文芸書なのです。アニメも「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん!」などを手がけた京都アニメーションで、なかなかよく出来ていると思いますので、そちらも是非♡
現在、最新刊であるシリーズ第5作である「ふたりの距離の概算」も発売しているので、2〜4を飛ばして(アニメで見たし)読んでみたいと思っています。
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