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nao.のたまに行くならこんな店 「EN FACE」
- 2024/02/21(Wed) -
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シェフと料理に向き合って/EN FACE

人形町をフラフラして偶然見つけた予約困難フレンチビストロ「EN FACE」。勿論、存在は知りつつもなかなかご縁がないと思っていたお店ですが…なんと予約が出来たので初訪問です。

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甘酒横丁から一本路地に入った所にお店はあり、大きなガラス張りの扉と銅鍋が目印。オーナーシェフの亀山 和彦さんが作り出す料理は、ご自身が修行時代に感じたパリのビストロそのものだそう。味わいもボリュームも日本にはあえて合わさないことが、亀山さんの世界観を感じさせてくれます。店内には「EN FACE = 向き合って」という店名のように亀山さんと向き合える松の一枚板カウンターが鎮座し、鍛え抜かれた調理器具が煌めき、片隅に置かれたアンティークが心地よい雰囲気。メニューは基本的にアラカルトで、コースもお願いすれば可能だそうですが、今回は食べたいものを注文しました。


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切りたて生ハム
フランス産18ヶ月ジャンボン・ド・バイヨンヌと季節のフルーツを合わせたもので、今夜は愛媛県産の「甘平」と共に。
イタリア「ベルケル社」の手動スライサーで切ることで生ハムに余計な熱を与えないようにしてらっしゃるそうで、口の中の熱でジュワッと溶けて溢れ出る旨味と塩味が「甘平」の甘味と合わさって、至福の美味しさ。


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ズワイガニと根セロリのムース 甲殻類のジュレ
根セロリのムースの上から「そんなに盛るの?」と驚くほどにたっぷりの量のズワイガニと青リンゴのマリネを盛り、甲殻類のジュレをかけて柚子の香りを纏わせたもの。
根セロリの甘味とズワイガニの甘味の2種類の甘味が口の中で合わさり、そこに甲殻類の旨味がガツンときて、シャリシャリとした青リンゴの酸味がきます。兎に角、この確りと味わえるこのボリュームが嬉しい。何度も「美味しい」がリフレインします。


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パン
「エクラデジュール」のカンパーニュと「アン ヴデット」のバゲット。オーブンで温めてから供されるので、皮パリパリの中はモッチリで美味しい。後々を考えると、きっと今食べてはいけないものですが、美味しくて食べちゃう。


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シャルキュトリー盛り合わせ
キャロットラペ、パテ・ド・グランメール、豚のブーダンノワール・鶏の白レバームース、豚のリエットの盛り合わせ。
白眉なのは、豚のブーダンノワールでしょうか。中に豚の耳や舌などを入れており、まるでフロマージュ・ド・コションとの融合のよう。アクセントでバスク地方の唐辛子「ピマン・エスプレット」を入れており、他店とはひと味違う味わいで美味しい。


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タラ白子とサツマイモのグラタン
金時芋を焼き芋のようにしてからタラの白子と共にチーズをかけてオーブンで焼き上げたもの。
チーズのコクの中で、白子と金時芋の異なる2種の甘味が口いっぱいに広がります。甘味×甘味の重厚感を感じられる冬のご馳走です。


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本日の鮮魚(サワラ)のムニエル 海老のクリームソース
皮目はカリッと焼かれ、身はフワフワな鰆を極濃厚な海老クリームソースでいただくひと品。兎に角、このソースが悪魔的に美味しい。比較的に淡白な鰆にこの暴力的な海老の旨味が素晴らしくよく合います。添えてあるタリアテッレにもソースがよく合い、これだけでも食べに来たい美味しさ。


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仔牛ロースのロティ
フライパンで表面を焼き上げてから、ニンニク・エシャロット・パセリ・焦がしバターをかけてオーブンで火を入れた仔牛ロース。
シルクのような緻密な繊維の仔牛ロースはするすると口に入っていくような軽さがありつつも、肉自体にパンチが効いているのでハッキリとした美味しさがあります。添えてあるトロトロなマッシュポテトはバターや生クリームをたっぷりと使っているので、飲めるような滑らかさで、この時間(既に22時くらい)には背徳の味わいです。


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タルトタタン♡♡
林檎が入っている銅製ココットと円型のパイを焼き上げ、合体させる出来立てタルトタタン。焼き立てパイ生地は極薄で、ほぼ林檎というボリューム。漆黒の見た目からふわりと香るシナモンに林檎の甘味が美味しい。添えてあるフロマージュブランと共にいただくと、濃厚なコクがプラスされてより美味しい。


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いちごのグラタン♡♡
輪切りにした苺をベリーソースでマリネして、グランマニエを加えたカスタードクリームを苺が見えないくらいに盛り、粉砂糖をかけてバーナーで炙りキャラメリゼし、仕上げにキャラメリゼしたアーモンドを砕いてかけられます。
「量、間違えた?」と疑いたくなるほどの苺の量。ベリーソースの濃厚な甘味とフレッシュ苺の軽やかな酸味、そこに爽やかなカスタードクリームで、不味いわけがない。デザートもレベル高くて、いつか制覇したい美味しさ。

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食べ終えて、今回いただいた料理の味わいを反芻しつつ、まだ食べていない未知なる料理の味わいも期待してしまう美味しさ。予約困難という壁の厚さとは違い、亀山さんの優しい人柄やお店の雰囲気はとても居心地が良くて、まるで亀山さんの家に招待されているかのよう。既に2024年度は満席だそうで、次回は2025年…。それでも絶対にまた来たいと思います。

今夜出逢ったお酒

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Les Tuffières Vouvray Brut


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Sancerre Blanc Skeveldra


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La Soeur Cadette


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Les Grèzes Pinot Noir

EN FACE
東京都中央区日本橋人形町2-11-9
フレンチ / 人形町駅水天宮前駅浜町駅

夜総合点★★★★ 4.7



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