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nao.のたまに行くならこんな店「銀座ひらやま #2」
- 2018/10/16(Tue) -
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先日のランチがかなり衝撃的な美味しさだったので、ディナーはどんな感じなんだろう?と思って、ランチ訪問時に予約を入れた「銀座ひらやま」へ再訪。

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オープンキッチンをぐるりと囲むカウンターは満席で、炉釜も熱を帯びて出番を待っているかのようです。ディナーメニューにはシェフおまかせコース1種とアラカルトもあり、ランチメニューとは違ってがらりと高級感のある雰囲気になります。とりあえずは『シェフおまかせコース』かな?と思って、オーダーです。

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シェフおまかせコース

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ムール貝のトマトソース
温かいアミューズ。ムール貝はプリプリ、トマトの酸味が効いたムール貝の出汁も美味しい。


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人参のムース 海胆とコンソメジュレがけ
甘味のある人参ムースの上からたっぷりとその甘味の上をいく生海胆を乗せて、コンソメジュレをかけたもの。濃厚でありながらも、後味は清々しい。


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黒鮑のマリネ
なんでしょう?このけしからんキャビア量は!キャビアで一杯どうぞ的に小さいスプーンもつけてきます。
黒く艶めいている鮑は柔らかくも香り高く、美味しい。


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タルタルステーキ
あまり余計な味付けをせずに、肉本来の味で勝負の一皿。タルタルとはいえ、肉は角切りされているので存在感が凄く、肉そのものが甘くて、口の中に入れた途端に溶けていきます。トーストもついており、乗せて食べたり、そのまま食べたりと色々と楽しめる一皿。


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コンソメスープ
期待していたコンソメスープ。

甘い!飲み終えた後には、その甘さと香りが長く残ります。どこまでも透明で清らか、深いというよりは果てしなく続く水平線を眺めているかのよう。


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メンチカツ(追加) ♡
目の前で切られているのは、フィレとサーロイン。それらを細かく刻んで作られるメンチカツ。メニューには記載されていませんが、リクエストをすれば作ってくれます。他にもハンバーグやフィレカツもあるそうで、どれも気になるところ。
薄衣に包まれたメンチカツは、雲のようにフワフワ。粗めに刻んだ玉葱と肉たちは口の中でも存在感が素晴らしく、余計な味付けをしていないので、肉の甘みが格段に感じられます。今、究極のメンチカツに出逢いました。


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フィレステーキ 150g ♡♡♡
デフォルトコースでは100gのところを150gにしていただきました。焼く直前に切るので、グラム数はどうとでもなるようです。
特製の炉釜で何度も位置を変えながら焼き上げ、味付けは何もなし。付け合わせの野菜すらも味付けされていません。別皿で供される山葵・岩塩・醤油で自分好みにいただきます。
見た目から、もう言葉はいらないような絶対的な美味しさ。フォークやナイフで触れると分かる、肉とは思えないプルプル感。実際にナイフの重みだけで切れていくような柔らかさがあり、口に入れたらすぐになくなるような食感で、溢れる肉汁だけが肉があったことの証明のような感じ。まさに口福の一言。ステーキの最高峰の一つに間違えない!


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ビーフカレー
食事として、白飯かガーリックライスがある中で、(常時あるのかは分かりませんが)今夜はビーフカレーも用意しているとのことで、勿論このビーフカレーを選択です。
ルウには肉塊はないですが、このルウ全てが肉と気づいたのはスプーンで掬った時。煮込まれて溶けた肉の量がすごい。味わいはやや甘めで、最後にふわりとスパイスが香る程度。美味しい♡


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デザート
数種類ある中から、『自家製プリン』を。クラシックなプリンですが、素晴らしく甘い。私好みのプリンです。

ランチ時には食べられなかったオードブルはどれもレベルが高く、アラカルトで注文しても同じ量が供されるみたいなので、コースの方が間違えなくお得。そして、メニューには書かれていない『メンチカツ』『ハンバーグ』『フィレカツ』などが注文出来るので、ディナーは魅力的。ランチとディナーに共通していることは、肉の量は自分で決められること。フィレステーキだけが目当てならば、ランチが断然にオススメです。

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予約は希望する日のかなり前から電話しておけば問題ないかと思います。とりあえず、『フィレカツ』に興味があるので、次回はお願いして作っていただこうと密かに考えています。51202

銀座ひらやま
東京都中央区銀座7-17-1 武蔵野ビル1F
03-6264-0688
ステーキ / 築地市場駅東銀座駅築地駅

夜総合点★★★★ 4.9



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nao.のたまに行くならこんな店「Osteria Austro #29」
- 2018/10/10(Wed) -
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一年中、何かしらのジビエがあり、肉で旬を感じることができるイタリアン「Osteria Austro」に再訪。今の時期だとジビエは鹿や熊が主流でしょうか。でも今回は特に目的の食材もなく、取り置きしている食材もなく、予約せずにふらりとやってきました。
扉を開けると、テーブル席は満席で、カウンターも1席だけ空いてるだけだったので、いいタイミングでした。竹内シェフが「xxxxの帰り?」と、私の行動パターンは読まれているみたいw


実食

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信州産黄金桃とブッファラのカプレーゼ
強いて言うならば、この黄金桃が食べたかった。黄金桃という甘味の強い桃とモッツァレラチーズ、自家製のブレザオラしたハムとボイルハムで作ったカプレーゼ。
黄金桃の甘さが異なる塩気の2種類のハムでより際立ち、モッツァレラチーズとの相性も抜群。この黄金桃の季節だけのスペシャリテ。


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根室秋刀魚のスパゲッティ キモバター風味
メニュー名から美味しいと思っていた料理。全体的に秋刀魚の身とほろ苦い肝とバターが絡み合って、濃厚なスパゲッティになっています。更に上に盛られた秋刀魚のコンフィを崩して、混ぜ込むとより秋刀魚感が出て、美味しい。


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北海道酪農大の研究牛のモモ肉のタリアータ セルバチコ添え
北海道の酪農大の学生がアンガス牛と食肉用ホルスタインを掛け合わせて造った牛で、北海道の酪農大のある街?のコープでしか買うことが出来ないという珍しい牛。
肉質はサシなどは全くない真っ赤な赤身。でも柔らかく、噛みしめる度に旨味が溢れて出し、食べ終えた後に甘みが口の中に広がります。とろけるようなサシありの肉も魅力的ですが、旨味を味わうとしたらこのような赤身肉が1番かと思います。メインの肉料理といえばジビエに定評のあるお店ですが、ポピュラーな牛や豚などがオンメニューされていた場合は、要チェック。普通に手に入るような肉はあまりないので、珍しいものが多いです。


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黄金桃のベリーニ
ドルチェもかなりの種類を揃えていますが、今夜の〆はベリーニで。

イタリアンやフレンチは特にオシャレなお店が多くなって、大きな皿にちょこんと盛られるような多種多皿のコースが主流。でもこのお店のように(コースもあるみたいだけど)好きなものをがっつりと食べる方が好みかな。もう少ししたら、ジビエシーズン到来!このお店が1番賑わう時期です。今年もまたお世話になります。10300

Osteria Austro
横浜市中区北仲通3-34-2 1F
045-212-1465
イタリアン / 馬車道駅日本大通り駅関内駅

夜総合点★★★★ 4.6



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nao.のたまに行くならこんな店「南粤美食」
- 2018/10/08(Mon) -
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たまに行く中華街は、相変わらず食べ放題の看板とお店の前で立って食べている人達とよく分からないチャンピオンのお店で溢れていたので、新しく出来たお店にはさほど期待もしていなかった。しかしながら、最近よくネットで見かける「南粤美食」というお店が気になる。どうやらテレビで紹介されたみたいですが、そのテレビを観ていないので全く分からない。けれど、何か気になる。そんなモヤついた気持ちを抱えたまま、数日が過ぎて、ちょうど山下町に用事があった日に立ち寄ってみました。

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ローズホテルの前という立地で、中華街のお店としては外れという感じ。それでも昼でもない夜はでもない中途半端な時間なれど、満席。どうしようか迷っていると、ガラス張りのお店の厨房から店主が手招きして上が空いているとジェスチャーをくれました。なので、入店です。
1階はカウンターと小さなテーブル席が2つ、2階は宴会もできるような円卓とテーブルが3つあります。家族経営なのか、愛想のいい片言の女性と日本語が流暢なクール系の女性が接客をしていました。基本的に中華街では食べたい料理が出されればいいと思っているので、接客サービスには期待は全くないので問題なし。名物と呼ばれている料理は、『煲仔飯』という釜飯と『丸鶏の塩蒸し』みたいなので、『干しぶたバラ肉とスペアリブの釜飯』、本日のオススメ食材から『特大車海老のチリソース』、『丸鶏の塩蒸し』を食べようとしましたが、完売とのことで諦めようとした瞬間にクール女子から『アヒルの醤油煮』を勧められたので注文。

実食

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『アヒルの醤油煮 1/4』
口当たりは甘く、角が立つようなしょっぱさはなく、最後は中華独特の香りと甘さを楽しめるような醤油で煮られたアヒル。少し骨っぽいけど、鶏とは違う身の旨味が美味しい。


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『特大車海老のチリソース』
1匹800円ということで、2匹で注文。特大といっても、そこまでじゃないだろうと思っていましたが、かなりの特大ぶりで驚く。身は極上のプリプリ感で、チリソースの味わいも美味しい。定番の人気料理が美味しいと嬉しい。


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『干しぶたバラ肉とスペアリブの釜飯』
1人用の土鍋で供されて、目の前で混ぜ合わせてくれます。注文毎に1つ1つ炊き上げるので、20分くらいかかりますので、ご注意を。おこげもご馳走なくらいにかなりパリパリに仕上げられていて、日本の釜飯よりももっとパラパラしています。唐辛子の辛味と豚肉の旨味がご飯に全て移っているかのようで、美味しい。スペアリブはあまり食べるところが少ないけど、それを差し引いてもまた食べたいと思える料理でした。

決してよい立地でもないし、広い綺麗な店内というわけではない街場の普通の中華料理店。けれど、このお店には何か光るものがありそう。とりあえずは、『香港海老雲呑麺』を食べにまた行きたい。

南粤美食
神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル
045-681-6228
広東料理 / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7



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nao.のたまに行くならこんな店「久丹」
- 2018/09/27(Thu) -
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2018年の鮨店を代表する「はっこく」の佐藤 博之さんから「もう行った?」と、さらりとご紹介していただいたのが、今回やってきた和食店「久丹」です。

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2018年4月に新富町にひっそりとオープンして以来、徐々にグルメ雑誌に取り上げられており、食通な方々の間では話題になっているお店です。料理長は、中島 功太郎さん。24歳で渡米し、帰国後に佐藤 博之さんと出逢う「鮨 秋月」を経て、元麻布の三ツ星日本料理店「かんだ」で10年間研鑽を積み、満を持しての独立を果たしました。金沢の石を使ったという茶色の外壁に小さくある「久丹」の2文字。永久に続くという「久」と真心の意味を持つ「丹」を店名として、また「丹」には「赤」という意味もあることから店内にも「赤」を用いて雰囲気を引き締めています。

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戸を開けると、まず広がるのは木々の温もりの中でグラスが輝くウェイティングルーム。外でお客を待たせないようにとの中島さんの心遣いが感じられます。準備が整うまでここで待たせていただき、朱の扉を開けて今夜の舞台へ。店内は広々とした真新しい檜のカウンターが輝き、全体的に白い店内なので椿の絵画やナプキン、ドリンクメニューの「赤」がいいアクセントとして使われています。料理は23000円コースのみお任せで、秋からは食材に国産の松茸が入るので、多少高くなるようです。

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今夜の献立

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京都産 無花果の白和え
まず供されたのは、確りと熟した無花果。白和えが無花果のねっとりとした食感と濃厚な甘さを包んでいるかのようで、美味しい。


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福岡県産 長茄子 彼岸河豚の唐揚げ
もち粉でからりと揚げられており、特に長茄子がジューシーで甘く美味しい。


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北海道余市産 蝦夷馬糞海胆とオランダ産オシュトラキャビア 出汁のジュレかけ
美しいグラスで供されたのは、涼しげなジュレ状の出汁。この出汁にはトマトの味をつけており、爽やかでありながらも海胆の濃厚さが映えます。


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中国雲南省産 松茸と鱧のお椀
まだ松茸は国産は良くないとのことで中国産ですが、身が確りと詰まっていて香りもいい。出汁は鱧の骨から取ったもので、じんわりと染み入る味わい。和食、いいな。


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京都舞鶴産 蒸し鮑
店主拘りの京都舞鶴産の大きな鮑。これを肝を外して、少量の酒のみで6時間ほど蒸しあげるそうです。香り・食感・味も実に素晴らしい味わい。歯を跳ね返す程の弾力を味わった後に、旨味が溢れ出します。


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虎魚のお造り
心地よい食感の中から生まれる虎魚の甘み。付け合わせで胃袋や肝などを焚いたものが供されますが、実にいい味わい。


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虎魚のカマの唐揚げ ♡
魚のカマの部位は大好き。旨味や脂が乗っていて美味しい。こういう部位をさらりと供してくるとは、ニクい。


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海老とトウモロコシのしんじょう 天然木耳添え
初めはトウモロコシの甘さ、そして海老の甘さが爆発し、酢橘の香りが名残り惜しそうにふわりと香ります。しんじょうを崩しても吸い地は濁ることなく、清い味わいのままで最後までいただくことができます。しんじょうを食べると和食店に来たという気分が上がるので、大好き。


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青森県龍飛産 突先の鉄火巻き
佐藤さんの『突先』のオマージュなのかな?鮨店に引けを取らない素晴らしい鮪と海苔。鮪は香りと甘みがあり、海苔は鮪と同時にとろけます。巻いている鮪の量も凄く、シャリはクッション的な感じでしかありません。また食べやすいように海苔に包丁を入れて供するところは、さすがです。


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鮎の塩焼き 食べ比べ
まずは箱根の早川。そして、長野県の天竜川
。天竜川の方が脂があって、美味しい。活きたまま焼いているので、苦味はさほどなくカリカリのクリスピーに焼かれているので軽やか。


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胡麻素麺
上には甘海老と貝割れ大根、酢橘の香りを乗せています。素麺も美味しいですが、この胡麻出汁が胡麻のコクを活かしながらも、実に爽やかで美味しい。何杯でも食べれそう。


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信州牛のしゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶにしては厚めの3ミリカットなので、確りと肉の食感と味を楽しめます。噛んでいると、後味に信州牛のコクが溢れてきて美味しい。


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蛤ともずくのお粥
食事はお粥。蛤の出汁が効いていますが、米の味もちゃんとする胃を優しく包み込むような味わい。事前に言えば、お粥ではなく炊き込みご飯や銀シャリにおかずと言ったような食事にもしていただけるとのこと。炊き込みご飯とかいいよねー。


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手羽先の唐揚げ(追加) ♡
「まだ食べられますか?」と中島さん。「ということは、まだあるのですか?」と聞くと、「実はですね…」と言って出してくれたのが、コレ。中島さんが仕事終わりの楽しみで食べているという『手羽先の唐揚げ』。裏メニュー的な料理だそうで、これだけを食べに来られる方もいらっしゃるとか。

絶妙なスパイス加減で、薄衣ですが肉汁が溢れてきます。こんな美味しい手羽先の唐揚げ食べれば、仕事の疲れも吹っ飛びますね。


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オトナのクリームソーダ
デザートはアイスクリームに確りと熟れたメロンとその果汁を入れて、シャンパンを注いだクリームソーダ。遊び心もバッチリです。

約2時間半。絶妙なテンポで料理が供されるので、飽きることなく楽しめます。あえて一斉スタートという形はとっておらず、「うちは飯屋なので、気軽に一品だけでも食べに来て欲しい」という心遣いも嬉しい。個人的にこのような和食店に求めているのは、松茸や鮑などの高級食材だけではなく、『手羽先の唐揚げ』などの普通の食材で作られる美味しい料理なので、ふらりと立ち寄って食べられるのならば素晴らしい。あっという間に人気になるのだろうから、無理っぽいですけど。

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早くも年末もうっすらと見えてきて、まだ予定が不透明なので次の予約はしませんでしたが、早くて年内に遅くとも1月には再訪したいお店です。30294

久丹
東京都中央区新富2-5-5 新富MSビル 1F
03-5543-0335
懐石・会席料理 / 新富町駅築地駅八丁堀駅

夜総合点★★★★ 4.7



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nao.のたまに行くならこんな店「SALONE 2007 #24」
- 2018/09/24(Mon) -
いつの間にか、まだ明るかった18時に秋の気配がしはじめた夕暮れ。山下町のバーニーズニューヨークの地下にある「SALONE 2007」にも、秋の食材がやってきたようです。いつものグラスの煌めきが綺麗な席で、優雅な一人ディナー。こういう雰囲気の中で、一人という客はあまりいませんが、私は意外と好きだったりします。

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CENA Corso di 9 piatti

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Inizio/ 序章 A5サーロイン・メークイン・トリュフ
久しぶりですが、いつもよりもジャガイモはトロトロで、肉の塩分はしっかりとしていました。うっとりというよりは、目が醒める味わい。


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Combinazione/組み合わせ スルメイカ・人参・オレンジ
スルメイカと人参の出逢い。スルメイカの下足のテリーヌと揚げ焼きされた人参、その下にはフェンネルで香り付けされたキャロットラペ、上に乗る緑は人参の葉というストイックな皿。仕上げにオレンジと人参のグラニテを目の前でかけられます。ソースもスルメイカということで、主に2種だけの素材でありながらも、洗練された味わいはシェフのセンスがうかがえます。


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Memoria/追憶 ローザビアンカ・トマト・ボロニェーゼ
絶品!山形のイタリア野菜研究所から仕入れているイタリアの茄子である『ローザビアンカ』はトロトロで、中に入っている牛テールと豚の異なる濃厚な食感とモッツァレラチーズのコクは素晴らしい。バジルとオレガノの香りが鼻を刺激し、外にあるパルメジャーノチーズのコクが食欲を加速させます。素晴らしい味わいです。


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Filosofia/ 哲学 鮮魚・タコ・ハマグリ
定番のスペシャリテ。今回の鮮魚は、鱸。定番なれど、この魚が1番この料理には合っている気がします。香りまでも美味しい、五感で味わうスープです。


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Concerto/協奏 鴨・無花果・ゴルゴンゾーラ
パスタ料理の位置付けながらも、がっつりとした肉料理という印象。下には鴨ラグー、上には無花果を閉じ込めた花のようなラビオリ、ソースはゴルゴンゾーラ、食感はナッツ。無花果とカシスの甘さが鴨とよく合い、混ぜ合わせることで、ラビオリのモチモチ感とナッツの食感も活きて、実に美味しい。秋らしく濃厚な料理が続きます。


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Ristretto/味覚の濃縮 ホタテ・ポルチーニ・ミント
塩漬けした帆立・雉の出汁を吸わせたポルチーニ・ミント・マルサラ酒・キノコのデュクセル・アーモンドという構成。
帆立の塩気から甘さに変わり、ポルチーニの旨味とミントの爽やかが後から追いかけてきます。いつもながらにワンスプーンの小宇宙は、素晴らしい。


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Stagione/訪れ 仔豚・栗・ローズマリー
イタリアの秋の定番という仔豚・栗・ローズマリーの組み合わせを楽しむ料理。スペイン産の仔豚はオーブンで皮をパリパリに焼き、中はしっとりとジューシーとなっています。揚げ焼きした栗は右側にラルドをかけたもの、左側にはローズマリーで香り付けされた栗のペーストが並び、栗のペーストと豚の出汁と白ワインビネガーとマスタードのソースでいただきます。仔豚の皮はムチムチとした食感があり、ふわりと香るローズマリーの中で、栗の甘さがとてもよく合います。


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Espressione/表現 リゾット・赤海老・スダチ
珍しくというか、私は初めてですが肉料理の後に〆としてリゾット。肉料理の後ということで、バターは使わずに、比較的にさっぱりと仕上げています。出汁も煮干しを使ったり、酢橘を合わせてみたりと従来の「SALONE 2007」ではあまり見ることがなかった料理です。
供されると、ぶわりと香る海老の香り。赤海老を合わせていて、手前から奥に食べ進めることで、まるで2種類のリゾットを食べているかのような感じになります。なかなかリゾットに出逢うことは少ないですが、やはりパスタ同様に濃厚で美味しい。


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Destino/巡り合わせ パイナップル・アマゾンカカオ・カッサータ
パイナップルの甘さや酸味の中で、一際異質な独特な苦味のような刺激。ただ甘いだけでなく、相反する味を加えることでより重厚な感じになっています。カカオ=チョコレートという概念を覆し、カカオという食材を一から考え直すことのできるドルチェでした。あと私事ですが、なんとサプライズで誕生日をお祝いしていただきました!ありがとうございます!


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Binario/ プラットホーム 小菓子
いつもの森の中にあるトリュフをイメージしたカンノーリ。一口で食べる幸せです。


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Caffè o Tè カフェまたはティー
去年の9月に作っていただいたラテアートを覚えてくれていた日高さんが、その第2弾として描いたウサギ。いつもいつもありがとうございます。


月替わりのメニューですが、今月は全体的にボリューミーで、がっつりとした男っぽい料理構成になっていたと思います。パスタでありながらも、たっぷりのラグーを合わせることで肉料理にも匹敵するボリュームであったり、メインの後に〆料理があったりと今までの「SALONE 2007」とは一味違うコース構成となっていて、ワクワク感が止まりません。

次回は12月。定休日がなくなったので、予約はとてもしやすくなりました。ずっとディナーばかりでしたが、ランチの『ポモドーロ』も食べたいので、たまにはランチもいいかな。

ご馳走さまでした。また宜しくお願いします。

SALONE 2007
横浜市中区山下町36-1 B1
045-651-0113
イタリアン / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅

夜総合点★★★★ 4.8



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nao.のたまに行くならこんな店「鮎正」
- 2018/09/06(Thu) -
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そこは島根への愛で溢れていた。

ここは新橋「鮎正」。島根県津和野町にある「割烹 美加登家」の支店とも呼べるお店で、店名が示すように拘りを持っているのが『天然鮎』。島根県に流れる清流「高津川」の『天然鮎』を東京に届けたいという初代 山根正明さんの強い思いは今もなお受け継がれており、時期になると「高津川」からこの新橋に届けられます。勿論、『鮎』だけではなく、春は筍と鱧、秋は松茸や天然すっぽん、冬は鮟鱇や松葉蟹などがある中で、やはり一番忙しいのがこの夏の『天然鮎』だそう。

『天然鮎』のコースは3種あり、全てがはいっている『花コース』でお願いしました。


実食

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前菜
河豚の煮こごり、チーズ玉子豆腐、鰹の生姜煮、枝豆、きぬかつぎ。


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鮎清水椀
蓋を開けると、ふわりとする鮎の香り。素材を殺さない吸い地の中で、独特の苦味もあり、まるで鮎が生きているかのよう。


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鮎背越し
珍しい生の鮎。もっと淡白な魚かと思っていましたが、なかなか脂がのっていて美味しい。


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鮎塩焼
産地が違うと食べている苔も違うので、味も違うはずということで、産地の違いによる食べ比べ。
上が島根県 高津川産で苦味が確りとあり、全体的に味が濃い。下にあるのは広島県 水内川産。苦味は軽やか、その代わりに香りが強い。


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苦うるか
しょっぱい→苦い→お酒→しょっぱい→苦い→お酒。このループが無限に続きます。


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うるか味噌の包み
鮎と味噌の甘さが口の中で爆ぜる。これは美味しい。


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うるか茄子 ♡♡
甘さの奥の奥にある苦味が素晴らしいアクセント。実に美味しい。しかも茄子を食べ終えたら、少量のご飯が供され、ご飯をこの中に入れて食べてくれと言う。こんなのは、美味しいに決まっているじゃないか!


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鮎煮浸し風
これも供されると、酔いが覚めるほどのいい香り。優しく全身に染み渡っていくような出汁が実に美味しい。


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鮎の酢のもの
鮎が昆布と出逢う時。小さいながらも確りと〆られており、昆布の味が強め。土佐酢がかけられているので、口の中をリセットされるような感じ。


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鮎ごはん
炊きたての鮎ご飯。この中には鮎を数十匹使っているという。確かにどこを食べても確りと鮎に当たります。これだけで2膳くらいは食べれちゃう。


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水菓子
青梅のシロップ煮にかき氷をかけて。爽やかです。

まさに鮎尽くし!満足度の高いコースでした。特に「食べているもので、味は変わるのだろうなぁ」と思っていた産地による味の違いを楽しめた『鮎塩焼き』とお店の方が名物と称している『うるか茄子』は、本当に美味しかったです。あとお酒は日本酒を飲んでいたのですが、このお店でしか飲めないという『華泉のしずく』という大吟醸が実に素晴らしい美味しさ。口当たりは甘くて、味わいは濃厚。「これは飲みすぎて、ヤバくなるヤツ」と思いながらも飲んでしまいました。
一人客は私だけでしたが、意外にも多いそうで場合によってはコース料理も対応して下さるらしいので、まずは電話してみて下さいとのこと。とりあえずは、10月の『落ち鮎』の時期に再訪予定です。19504

鮎正
東京都港区新橋4-21-14
03-3431-7448
魚介・海鮮料理 / 汐留駅新橋駅御成門駅

夜総合点★★★★ 4.2



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nao.のたまに行くならこんな店「美かさ」
- 2018/08/28(Tue) -
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ずっと鮨ばかりで、手を出してこなかったジャンルの天麩羅を食べにやって来たのは、宮崎台にある名店「美かさ」。二子玉川の「すし 㐂邑」の木村親方が以前に修行されていたと知って、ずっと興味が湧いていたお店です。

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なかなか予約が出来なかったのですが、友人に予約を譲ってもらっての初訪問です。最寄り駅は、宮崎台。こんな住宅街に全国的に有名なお店があるのか思いながら、歩いていると香る天麩羅の油のいい匂い。こんな所に?という立地で、驚く。

戸を開けて名前を告げると、掘りごたつの座敷に通されて準備が整うまでそこで待ちます。そして、朱色のカウンターへと案内されます。コースはお任せのみなので、メニューには飲み物しか書いていません。店主の土肥さんが粉と卵液を混ぜているのを見ながら、軽く日本酒をいただいて料理を待ちましょう。


本日の献立

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お造り
夏らしく、鰈。身だけでなく縁側もあって、モチモチコリコリ食感を楽しめ、なかなか美味しい。


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空豆・石川芋・海老の足・新生姜
空豆と石川芋と海老の足は塩で、新生姜は天つゆを勧めてくれます。中でも石川芋がホクホクとしていて、美味しい。


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海老
天麩羅と言えば、海老ですね。サクッと軽やかに衣が歯切れ、海老の甘さが広がり、後味には車海老の香ばしい香りが鼻から抜けていきます。


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海老(味噌入り)
海老味噌をつけてある海老。先程の海老よりも味噌がある分、口当たりは濃厚で美味しい。でもちょっと生臭さが一瞬だけ残ったかな。


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アスパラガス
塩と天つゆのどちらでもと勧められたので、柔らかな先の部位は塩で、確りとした茎の部位は天つゆでいただきました。


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♡♡
‼︎
なんなんだろう?このふわふわ感は。鱚って水分が多い魚にもかかわらず、ホクホクとして実に甘い。鮨の鱚もいいけど、やはり天麩羅が一番かも。


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椎茸
酢橘と塩で。衣に封じられた椎茸の汁が、一気にほとばしります。酢橘が爽やかでいい。


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海胆
大葉で海胆を包んで揚げたもの。誰なんだろう?こんな素晴らしい天麩羅を考えたのは!素晴らしい天麩羅です。


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♡♡
夏の食材である鱧。目の前で骨切りしてから、揚げられます。ふわりと柔らかく、淡白と思っていた身はかなりジューシーで美味しい。


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トマト
鳳月杏に見立てたプチトマト。見た目も綺麗な塩をかけて供されます。弾けるトマトの酸味と甘味が美味しい。


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稚鮎
天然のものだそうで、ふわりと柔らかく内臓がほろ苦くて、実に美味しい。後味の余韻の長い天麩羅。


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蓮根
サクッサクッとした歯応えを楽しんだ後に、強烈な甘味が広がります。蓮根でも感動するとは。


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烏賊
「烏賊なんか使いたくないんだよ」と土肥さんは仰る。でも私は天麩羅の種の中では、かなり好き。歯切れはねっとりとして、食感はモチモチ。噛むたびに甘さが溢れてきて、定番の種とは思いますが、美味しい。


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茗荷
目の覚めるような鮮烈な香りの中に、広がる甘さ。


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穴子 ♡♡
最後の穴子は、とてもドラマチック。目の前で活きた穴子を捌き、供する時に親方が箸で半分に割ってくれます。たっぷりの天つゆに付けることで穴子がとろけて、最高に美味しい。


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天丼 ♡♡
海老と小柱の入ったかき揚げ天丼。つゆをかけているにもかかわらず、サクッとした天麩羅は生きていて、具がなくともこの衣だけでも食べれます。


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杏の天麩羅
デザートも天麩羅。杏の天麩羅の上には、更に杏のシャーベットが乗せられています。口の中が爽やかになります。


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約2時間の舞台は、あっという間に終わってしまいました。食べ終えて、驚くことが1つ。ずっと初めから変えなかった敷紙がさほど油を吸っていません。非常に軽やかな天麩羅で、どの食材も素材の旨さを感じるものばかり。これが名人の技というものなのでしょうか。墨烏賊の季節になったら、その墨を使って揚げてみたいと仰ってましたが、それは冗談なのか本気なのか?真意はまだ分かりませんが、是非ともまた来たいと思う味わいでした。15930

美かさ
川崎市宮前区宮崎2-9-15
044-853-1819
天ぷら / 宮崎台駅宮前平駅

夜総合点★★★★ 4.7



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nao.のたまに行くならこんな店「GINZA JOTAKI」
- 2018/08/11(Sat) -
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最近、地方で力をつけたお店が東京に進出してくるというケースが非常に多くなっています。岐阜から「フルタ」「CHIUnE」、滋賀から「しのはら」、兵庫から「盡」など。そのどれもが既に予約困難店と化して、東京での第2のスタートは輝かしいものとなっています。そして、また今年の2月に佐賀から銀座「JOTAKI」という中華料理店がやってきました。

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「中華料理はもっと美味しいということを伝えたい」と笑顔で仰るのは、上瀧 剛オーナーシェフ
昼と夜共におまかせコースのみで、30000円・50000円・80000円という銀座の中華料理店の中でもなかなかの価格設定。しかしながら、コース料理の内容を見てみると「これで、30000円ならば…」という気持ちが湧いてきて、早速予約。

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店内はカウンター10席のみで、目の前には調理器具などは一切なく、背には炎を彷彿させる絵画があり、正面の鏡に映り込んでいます。ご丁寧にも上瀧シェフからご挨拶とお名刺も頂き、料理が始まります。


寿宴

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カスピ海産オシェトラキャビアの冷製チャイナパスタ~クリーム仕立て~
佐賀県の福泉窯で作られた有田焼の変わった器で供されたのは、なんとパスタのカッペリーニ。中華でパスタ?と疑念を抱きますが、一口食べて、驚く!初めはクリームの味わいですが、後から確りと中華の味わい。しかも素晴らしく美味しい。それも、そのはず。生クリームで割っているスープが松坂牛のスネ肉・金華豚ロース肉・名古屋コーチン胸肉をミンチにして、赤鶏と葱の出汁に加えて40時間湯煎した後、漉した一番出汁だと言う。さらりと説明されましたが、とんでもないスープです。


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気仙沼産勝鮫の頂湯蒸しスープ~もやし・金華ハム添え~
上瀧シェフが「コレです」と勝鮫のフカヒレを見せて下さいました。おー!と思いすぎて、肝心の料理を撮り忘れw
冷製の後は、熱々のスープ。スープの中には10日かけて戻して、不純物を綺麗に掃除をした『金絲』と呼ばれるフカヒレがたっぷりと入っており、一本一本の繊維も太くて音がするほどの歯ごたえがあります。そして、このスープも実に素晴らしい。余計な調味料を加えておらず、素材の味そのものの直球勝負での味わいは、澄み切るほどに美しくて底が見えないくらい奥深い。


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気仙沼産毛鹿鮫の最上級フカヒレ姿煮み~干し鮑と共に~ ♡♡
2品続くフカヒレ料理ですが、先程のフカヒレとは違う種類のもので、こちらはよりゼラチン質がある毛鹿鮫のフカヒレ。これも戻した後、不純物を一つ一つ取り除くという上瀧シェフの丁寧な仕事を施されています。
ねっとりと舌に絡みつくようなシルキーな食感で、何よりもこのスープが絶品です。しかも、さりげなく干し鮑もついているし。この料理あたりから、「このコースはあり得ないくらいにリーズナブル?」と思い始めました。


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78°Cで4時間真空調理した天然黒鮑~風味豊かな肝バター~ ♡♡
研究された温度の78°Cで4時間、真空状態で調理したという黒鮑を肝バターソースで。
まず驚くのが、この黒鮑の厚さ。蒸しても2センチくらいあるので、生の状態だと相当な大きさなはずです。それを半分使っており、口の中でむっちりとした歯切れを楽しんだ後、ふわりと鮑の香りが鼻から抜けていきます。一口で幸せになる料理。


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天然伊勢海老の四川スパイス揚げ~朝天辣椒のアクセント~ ♡♡
先程見せていただいた活け伊勢海老を自家製辣油と山椒油で殻ごと炒めたもの。
まず最初に感じるのは、伊勢海老の甘さ。そして、徐々に四川唐辛子である「天に向かって育つ」という名前の『朝天辣椒』の華やかな刺激が心地よく感じます。死んだ伊勢海老ではこうはならないそうで、食材の鮮度に拘ってらっしゃる上瀧シェフの矜持の料理。


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天然アコウアラの中国式お造りと蒸し物香港スタイル~ JOTAKIスペシャリテ~
目の前でアコウアラを捌き、厨房で調理します。その間に中国式お造りとして、アコウアラを昆布〆して中国醤油で味付けしたものが供されます。和食のお造りと違って、上にかけられたカシューナッツの食感と独特な風味の中国醤油がいいアクセント。
食べ終わると、「魚がお好きみたいなので、背の良い部分をちょっと多めに」と言って、香港スタイルの蒸しものが供されました。その量は、他店の3倍くらい?嬉しい誤算です。これも鮮度の良いアコウアラだからでしょうか、身には歯を跳ね返すような弾力があり、噛みしめると魚の甘さが溢れて、最後に葱の香りがふわりと。うーん、美味しいなぁ。


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中国料理の技法を使って再構築した松坂牛のロッシーニ~オーストラリア産フレッシュトリュフ~
北京ダックを作るように油をかける脆皮という中華の技法で、火入れした松坂牛をフォワグラとオーストラリア産黒トリュフを使い、ロッシーニに。ソースには豆板醤を隠し味として入れているそうです。
ソースは別として、フレンチのロッシーニとの差はカリッとした表面の食感と軽やかな仕上がりでしょうか。油をかけることで、素材の余分な脂を落として旨味を閉じ込める中華の技法でしかできない中華とフレンチが融合したロッシーニですね。


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北海道産干し貝柱の中国伝統おこげ~コハク酸の旨味餡~
目の前で、干し貝柱・浅蜊・蜆の出汁に塩漬けした唐辛子と腐乳を入れたの熱々の出汁を佐賀県産『さがびより』のおこげにかけることで、あの食欲をたきたてるジュワーっとした音が店内に響きます。
実は食べていてもフニャフニャとして、歯にくっつくようなおこげ料理に興味はないのですが…。何?コレ?出汁をかけても尚、カリカリとした食感が残るおこげは!上瀧シェフは伝統的なおこげ料理は美味しいと伝えたいと仰ってましたが、この料理を食べれば概念がガラリと変わると思います。


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本場四川式 陳麻婆豆腐~佐賀県産さがびより~
いよいよ四川らしい代表料理の『麻婆豆腐』です。炊きたての『さがびより』という佐賀県のご飯が添えられています。
初めは鮮烈な香りが支配し、後からくるピリピリとした「麻」と「辣」の刺激を味わった後、ご飯をかきこむ。この繰り返しが実に素晴らしい。


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紅白燕の巣のシロップ煮・杏仁豆腐・ジャスミン茶のクリームブリュレ
高級食材の燕の巣ですが、中でも赤い燕の巣『血燕(シェイエン)』は特に重宝されているらしいです。杏仁豆腐にもメロンがたっぷり。


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プティフール & 中国茶
目の前で上瀧シェフ自らが普洱茶を入れてくれます。1杯目、2杯目と味わいが変わり、気分もリラックスできます。


上瀧シェフがやりたいことを全て詰めたというお店は、お客との距離感がとてもいい。魚を捌いたり、盛り付けたりする際にはお客の目の前で、火を使う調理は炎を映していた鏡がパッと変わって厨房が見えるようになり、ライブ感のあるオープンキッチンへと早変わりします。最上の食材と確かな中華の技法、そして労を惜しまない丁寧な仕事をする上瀧シェフの熱意が伝わる料理の全ては、実に美味しい。30000円という高額なコースですが、銀座のど真ん中という立地・食材の質や味わい・丁寧な仕事ぶりを考えると、かなりリーズナブルな価格設定だと思います。ホールスタッフの妹さんも「料理が好きなので、色々食べてもらいたいからってどんどん作っちゃって、困ります」と笑ってましたが、儲けがあるのか心配なくらいです。

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出汁は作り置きせず、魚介類は活きた状態のものを使うという拘りで作られる料理を味わえるのは、1日8名のみだと言う。あっという間に予約困難店になるのは、確実です。メニューは季節毎や月変わりではなく、来店履歴によって変わるそうなので、これも楽しみの一つ。初めての方には、私が今回いただいたスペシャリテのオンパレードのような料理を提供しているそうなので、感動を共有できるかと思います。34620。

GINZA JOTAKI
東京都中央区銀座6-5-13 銀座美術館ビル 3F
03-3569-0780
中華料理 / 銀座駅日比谷駅有楽町駅

夜総合点★★★★ 4.7



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nao.のたまに行くならこんな店「イチリンハナレ #3」
- 2018/08/08(Wed) -
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夏の陽差しが容赦なく照り続ける人が賑わう鎌倉を後にして、お店に近づくにつれて人は居なくなり、ただ蝉の鳴き声が響き渡ります。少し陽が少し柔らかくなってきた頃、揺れる暖簾をくぐって風情のある一軒家のお店の戸を開きます。私がやってきたのは、「イチリンハナレ」。東京・築地の「東京チャイニーズ 一凛」の料理長である斉藤 宏文さん望月 康弘さんが新しい土地でゼロから始めたお店。2017年にオープンして以来、瞬く間に人気となって、味・雰囲気と共に神奈川県を代表するヌーベルシノワと言って過言ではありません。


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本日の献立


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鯵を使った冷菜。2枚あるので、まずは1枚はシンプルに鯵刺しのように味わい、最後は焼き茄子のピューレ・パプリカのマリネ・竹炭のおこげと一緒にいただきます。旬の食材は、美味しい。


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ごま鯖を烏龍茶で燻製して、葱と山椒のソースを添えたもの。ふわりと烏龍茶の香りがついたこの鯖は濃厚で美味しい。中国茶にこんな使い方があるとは。


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渡り蟹
香り・コク・甘味のある3種の紹興酒を使った紹興酒漬け。今回は旬の渡り蟹でした。身入りも確りとしており、ねっとりと舌に絡みます。鉄板の美味しさ♡


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丹波高坂地鶏
斉藤シェフのスペシャリテの1つである『よだれ鷄』。上には白レバーが乗せられており、旨辛なタレに負けない旨味の強い鷄が素晴らしい。


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に つける餃子
そして、この『よだれ鷄』のタレを余すところなく楽しむ為に、焼き立ての餃子が供されます。見た目は真っ赤ですが、想像よりも辛くないのでたっぷりとつけても大丈夫です。
更に餃子の後には、茹で立ての山椒麺が入れられて、このタレを最後の最後まで味わうことができます。久しぶりに来たら、パワーアップしていました。


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焼きフカヒレ
煮込んだフカヒレを更に表面をパリッと焼いたもので、旨味が凝縮している濃厚な鶏の出汁だけでなく、フカヒレの食感も楽しめるようになっています。これもブラッシュアップされており、進化が止まりませんね。
食べ終えると、鍋で作っていたフカヒレの出汁にご飯を加えたおじやが盛られ、目の前でサマートリュフを削って供されます。トリュフの香りがヤバい〜。このおじやが不味いわけがない!


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車エビ
自家製XO醬の上に鎮座する特大の車エビ。車エビはミディアムくらいの火入れで、独特の香ばしい味わいと甘さもあります。しかしながら、注目すべきはこの自家製XO醬。これが実に美味しい!余計な調味料を加えずに素材本来の旨味で作っているそうで、これだけでご飯が食べられます。


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山形牛 ♡♡
最近、SNSでも話題になっている「イチリンハナレ」のシャトーブリアンカツサンド、通称『サイトーブリアンカツサンド』とついにご対面です。
今回は山形牛のA5ランクのものだそうで、持つだけで伝わる、何?このふわふわ感〜。マスタードシードをエゴマ油で和えたものを添えてあり、ソースには黒酢を使っているそうで、後味もあっさりとしています。噂通りに、美味しい♡


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トウモロコシ
ドロリとした冷製コーンスープで、衝撃的に甘い。コーンスープは温かいものよりも、冷たいものの方が美味しい気がします。


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五島列島
五島列島で獲れた喉黒の蒸し物。とろけるような濃厚な脂にふわりと香る生姜と葱が印象的。喉黒は焼いても蒸しても、美味しい魚ですね。


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冷やし中華始めました
文字通り、冷やし中華。でもちょっと変わっていて、タレは豆乳ベースという初めての味わい。口当たりは甘く、最後にピリピリと舌を刺激します。〆としては、意外と確りとした量がある冷やし中華で食べ応えがあります。


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デザートの桃の下には、トマトのシャーベット・ヨーグルト・バジルが隠れています。それぞれ異なる桃とトマトの甘さがヨーグルトの酸味とよく合います。バジルの香りがいいアクセントとなっていて、爽やか。


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小菓子
東方美人のクッキー・生姜キャラメル・山椒のショコラ ピーカンナッツ添え・スペイン産イチジク・スペイン産ブドウ。

今夜も実に素晴らしい料理の数々と雰囲気は、最高でした。特にこの時期は、食べているうちにゆっくりと夜の帳が落とされる瞬間を感じることができるので、ロマンチック。
旬を大事にした料理あり、定番の料理は更なる美味しさへとブラッシュアップ。そして新しい名物となるであろう肉料理と、既に完成していたと思っていたお店は、まだまだ進化の途中であると確信した夜でした。

斉藤シェフ・望月シェフ、今夜もありがとうございました。また宜しくお願い致します。17328。

イチリンハナレ
鎌倉市扇ガ谷2-17-6
0467-84-7530
四川料理 / 鎌倉駅

夜総合点★★★★ 4.8



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nao.のたまに行くならこんな店「東京和食五十嵐 #2」
- 2018/07/18(Wed) -
時代は変わった。明らかにお客がお店を選ぶ時代から、お店がお客を選ぶ時代になっていると感じます。一見不可というお店もある中で、新規客にも枠は空けているけど限りなく少ないという有名店が最近使い始めたOMAKASEというネット予約サイト。実はこれもお店側でお客を選べるというシステムをとっています。
そんな時代の中で、また新たに予約は電話不可・オーナーのFacebook経由のみ・お1人様優先(初回は必ず1人)という今まで例を見なかったシステムで話題を呼んでいる「東京和食五十嵐」に再訪。食に興味のある方や飲食店関係者ならば、耳にすることが多いお店だと思います。元・「銀座 流石」の五十嵐 大輔さんが料理長を務め、オーナーはOgawara Osamuさん(通称・ダンボネさん)のお店。「どんな感じなの?」とよく聞かれることがありますが、決まって私はこう答えています。「司会者のいる和食店」と。

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東京某所にある「東京和食五十嵐」の扉の結界を破ると、五十嵐シェフとダンボネさんに笑顔で出迎えていただきました。画期的なFacebookを使った予約システムについて前回分かったことですが、予約者の趣味や個性を考慮して当日カウンターに座る方を決めているようなので、決して合わない方はいません。安心して、身を任せることができます。
7月のメニューは『開業メニュー・ザ・ダイジェスト』と称して、開業してから特に人気のあった料理だけを厳選したメニュー構成だそうなので、ずっと楽しみにしていました。

『開業メニュー・ザ・ダイジェスト』

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熟成利尻昆布の一番出汁
8年熟成の利尻昆布を鹿児島の温泉水で水出しして、鹿児島枕崎産の削りたての鰹節を使った五十嵐シェフの命の出汁。
まずは五十嵐シェフの根底と言える出汁を味わいます。口に近づけるとふわりと香り、かなりガツンとした旨味の口当たり、そして後味はスーッと消えていく感じ。


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鮨3種
「出し惜しみは、なしです」といきなり『北紫海胆・天然鰻のムーサルト握り・黒鮑の飯蒸し』という3種の鮨を供するという攻めの構成。
北紫海胆は濃厚かつ雑味なく、食べ終えた後に広がる香りも美味しい。天然鰻はパリッとしており上に乗せられた胡瓜が爽やかで、まるで鰻ざくのよう。キャビアに肝ソースをかけたプリプリの黒鮑はジューシーな旨味がたまりません。
マリアージュするお酒は、『磯自慢 特別純米 雄町55%』。


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海胆・キャビア・トウモロコシの冷製茶碗蒸し
トウモロコシ・毛蟹・海胆それぞれの甘さが主張することなく、お互いを高め合っているような甘味の相乗効果。キャビアの塩気が更に甘味を引き立てています。
マリアージュするお酒は、フランス・アルザスの『Rieffel Grand Cru Zotzenberg Sylvaner』。


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クリスピー鮎
一番この料理が食べたかった!天竜川の天然鮎を活きたまま焼くことで鮎の苦味が抑えられるそうで、頭から食べても確かに苦くない。クリスピーに焼かれているので、パリパリと何匹でも食べることができます。お酒が飲める方には、淡麗と濃厚な2種の黒ビール(御殿場ブラックラガービール・箕面スタウトビール)がマリアージュされており、ダンボネさん拘りの飲み方でいただきます。鮎を半分まで食べてまずは淡麗の方を、次に苦味のある濃厚なものを飲みます。実に美味しい!マリアージュも考え尽くされており、素晴らしい味わい。


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海老しんじょのお椀
前回もいただいた五十嵐シェフのスペシャリテ。蓋を開けると、ぶわりと茗荷の香りに襲われます。吸い地には冬瓜がすり流され、粗めに仕上げいる海老しんじょの甘さが素晴らしい。


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ダンボネプレート
特製オトナのマカロニサラダ・アボカドとウドの芥子酢味噌和え・叩き胡瓜の3つからなるオーナーの名前を冠した箸休め的なもの。なんと、お代わりもできる画期的な料理です。


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お造りのメリーゴーランド
今までこんなお造りがあったでしょうか。内容はそうめんカボチャの塩昆布和えを中心に、9時の方向から鱧(キャビア)・赤魚(塩酢橘)・障泥烏賊(海鼠腸)・鱧(梅昆布)・赤魚(ちり酢)・障泥烏賊(カラスミ)。この中で特筆すべきは、鱧と障泥烏賊。障泥烏賊は一緒に合わせるものに対して切り方を変えて、食感やとろけ方の変化を与えています。そして生で食べるこの鱧が、驚愕の美味しさ。鱧って淡白なものだと思っていましたが、こんなにも脂があってとろけるような魚だったとは!何故に皆、焼き霜にするのだろう?と疑問に思うほどです。
マリアージュするお酒は、『美丈夫 夢許』。


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紅花一番搾りの天麩羅
贅沢な紅花一番搾りの油を使った軽やかな天麩羅。内容は、赤茄子・虎魚・トマト。口にすると、とろける茄子。火傷してでもかぶりつきたい味わい。


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胡瓜のスムージー
天麩羅の口直しに出される胡瓜・パイナップル・ミント・ライム・バナナのスムージー。和食店の概念を覆します。


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喉黒の塩焼き 炒り米と干し椎茸の出汁で
これも前回いただいた料理。お皿に張られている出汁には味付けをしておらず、喉黒を食べることでその脂が出汁に移り、完成する料理。何度食べても、やはり美味しい。
マリアージュするお酒は、長野県の『Villa d'Est Sauvignon Blanc』。


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冷やしもずく蕎麦
十割蕎麦にじゅん菜・海ぶどう・岩もずく・叩きオクラ・山葵を入れたさっぱりとした蕎麦。とても爽やか!他店ならば、一品目でこれが供されてもおかしくない。


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稚鮎の黒ビール揚げ
これは先程の鮎と違い、鮎の苦味を味わう料理。鮎の頭にかけられた鮎塩は、それだけでも鮎一尾分を使っていると言う。確かに苦味がありますが、軽やかで美味しい。この鮎塩というものが流通しているならば、間違えなく買う!これだけで、日本酒をちびちびと飲みたい。
マリアージュするお酒は、『サッポロ黒ラベル』。


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牛すね煮込みの胡麻汁カレー
訪問時の一日前に完成したというオリジナルカレー。〆で供される人気の十割蕎麦の胡麻汁と鰹節をたっぷりと使った和風カレー。カレーのスパイシーさを残しながら、確りと和を感じる味わい。これは美味しい!でも欲を言えば、量が少ない…。もっとたっぷりと欲しいと思うくらいの完成度です。


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鯵の手巻き鮨
鯵のたたき・梅肉・胡麻・九条葱・針生姜・シブレットの花・花穂紫蘇。一口目は爽やかな薬味の味わい、その後に濃厚な鯵の旨味に襲われます。この鯵、素晴らしい!


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仙台牛のヒレ肉のTKG(卵かけご飯) & 熊本あか牛のサーロインの冷しゃぶちり酢
特筆すべきは、ヒレ肉のTKG。口の中で完成する料理で、肉寿司を提供しているお店は是非とも真似してほしいw 肉もかなり厚めに切ってあり、口の中での存在感は凄い。
マリアージュするお酒は、フランス・ポムロールの『Fleur de Clinet』。


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フカヒレの小丼
帆立と鮑の出汁で焚いたフカヒレに、玉葱餡をかけた一口の幸せ。フカヒレは一口サイズながらも、厚みがあります。しいて言うならば、もっともっと濃厚な方が好み。


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蜆汁
濃厚でありながらも、確りと味噌汁。日本人のDNAを刺激する味わい。


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十割蕎麦
鹿児島産の新蕎麦を使った「銀座 流石」ご出身の五十嵐シェフ渾身の十割蕎麦。前回と変わったことは、初めから量を選べるようになったこと。つけ汁は2種類ですが、ここは胡麻汁一択でしょう。実に美味しいです。しかも、この蕎麦は二八蕎麦として胡麻汁付きで、お土産にいただけると嬉しい心遣い。


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西瓜のジュース
西瓜・ライチ・デラウェア・バニラアイスを入れたグラスに西瓜ジュースを満たして供されます。和食店ということを貫いて、美味しいものを提供するという思いはこんなところにも。


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お抹茶 & ニッキ餅
好きな抹茶碗を選び、五十嵐シェフ自らお抹茶を点ててくれます。

今夜はどうもおかしい…。ダンボネさんは勿論いらっしゃるが、静か過ぎるのだ。どうやら、メンバーに合わせて静かな雰囲気を作って下さったらしい。コレはコレでいいけど、やはり物足りない…。「東京和食 五十嵐」に求めるのは、従来の和食の概念をぶち壊すような超攻撃型和食。そして、ダンボネさんが作り出すエンターテイメントの雰囲気。この2つがあってこそ、このお店は輝くと思っています。

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次回は、今冬。全てに期待をして楽しみにしております。43200。

東京和食五十嵐
非公開

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