nao.のたまに行くならこんな店「SALONE 2007 #20」
- 2017/09/15(Fri) -
夏のフィナーレが感じられるようになって、食材もそろそろ秋めいてきたかな?そんな時期に「SALONE 2007」へ再訪。


CENA Corso di 9 piatti


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Inizio/ 序章 A5サーロイン・メークイン
最初のインパクトは、いつも通り。毎回もうちょっと食べたいと思います。でも食べ終わると、この量がベストであるといつも感じる料理です。


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Stagione/ 訪れ 鰹・ナス・ビーツ
旬を迎えた脂のある戻り鰹と秋を代表する野菜の茄子、ビーツと共にサッパリといただく料理。ピューレ状の茄子とマリネした茄子のスライスが鰹とよく合います。甘みのあるビーツのソースが全体を包み込むよう、そしてピスタチオの食感のアクセントが心地よく響きます。


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Filosofia/ 哲学 鮮魚・タコ・ハマグリ
「SALONE 2007」のスペシャリテ。今回は真鯛。このお店は、どの料理も五感を刺激します。この料理で言えば、供される時のオレンジの香りは1番に鮮烈。そして、絶妙な温度の中で、暴れる蛸の食感が楽しくも美味しい。


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Armonia/ 協奏 リゾット・ペペローニ・ホタテ・ミント
甘めに仕上げた赤ピーマンのリゾットをバーニャカウダソースでギュッ引き締めた「SALONE 2007」では珍しいリゾット。北イタリアの料理がベースだそうで、合わせてあるチーズも燻製したリコッタチーズで、少量ながらも極濃厚なリゾット。この量がベストな料理。


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Regionale/ 郷土 太刀魚・クルミ・ジェノベーゼ
絶妙な火入れでフワフワに仕上げた太刀魚の身に濃厚なクルミソースを挟んで、ジェノベーゼソースでいただく爽やかな一皿。バジルとレモンの香りが爽やかさを加速させ、口の中で混ざり合う2種のソースが素晴らしい。


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Ristretto/ 味覚の濃縮 ムール貝・羊サルシッチャ・サフラン
噛み始めると、羊サルシッチャのスパイシーさとパイナップルの酸味が際立ち、徐々に濃厚なモンサンミッシェル産ムール貝のコクが顔を出します。目で楽しみ、口の中で完成する料理。「SALONE 2007」を代表する料理の1つです。


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Combinazione/ 組み合わせ リガテッリ・牡蠣・豚
「山と海の食材の出逢い」がこの料理のテーマ。山の食材は、豚肉。海の食材は、牡蠣。牡蠣はソース状になっていますが、確りと存在感があり、シャキシャキとしたケールとサクサク食感のパン粉が食べていても楽しい。ソースが極旨なので、パンで拭って食べることをオススメします。


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Materico/ 対峙 蝦夷鹿・炭・ブラックベリー
これは美味しい。ナイフで切ると、鹿肉が目覚めるように肉汁が溢れ出します。素晴らしく柔らかで、肉本来の香りもいい。ソースは酸味のあるブラックベリーで、肉の甘みを引き立てています。


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Proposta/ 提案 栗・ローズマリー・赤スグリ
栗はイタリアの名産だそうで、この季節ならではの栗を使ったドルチェ。ドルチェ自体は甘くなく、赤すぐりの酸味がキュッと引き締めており、大人のドルチェです。


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Binario/ プラットホーム 小菓子
なんとずっと変わらなかった小菓子の盛り合わせであるプラットホームが、これを最後になくなるらしいです。次回からは1種になって、量が増えるそうです。


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Caffè o Tè カフェまたはティー
恒例となっている「SALONE 2007」のラテアート。日高さん、ありがとうございます。今回は中秋の名月ということで、うさちゃん。下に「salone」と描かれており、ラテアートの技術も上がってます。

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もう1つ寂しいお知らせが。いつも最後にいただける料理の詳細がイラストではなくなり、写真に変わってしまいました。少し寂しい気がしますが、全店舗共通らしいので、時代の流れというやつでしょうか。

次回は、スペシャルなディナーにお誘いいただきました。懐かしい方々もいらっしゃるとのことで、料理と共に楽しみです。

SALONE 2007
横浜市中区山下町36-1 B1
045-651-0113
イタリアン / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅

夜総合点★★★★ 4.8



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nao.のたまに行くならこんな店「とんかつ大門 檍 」
- 2017/08/31(Thu) -
最近、何だかとんかつが食べたくなる。とんかつは大きく分けて、「ロース」と「ヒレ」に派閥分けできると思いますが、私は「ロース」派。なので、極上のロースかつが食べたい!未訪問で行ってみたいお店は、蒲田にある「とんかつ 檍」。以前、訪問した浅草橋にある「丸山吉平」の店主の修行店だそうで、都内でも屈指の名店の一つです。最近、蒲田店の他にも大門に支店を出されたそうで、今回はその大門店である「とんかつ大門 檍 」に訪問。

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第一京浜線から一本路地に入った閑静な場所にあり、時折吹く心地よい風が白い暖簾を揺らしています。先日行った蒲田の某店のように開店前から行列を成すのかと思って、開店40分前に来ましたが誰もおらず。…結局、開店前に来られた方は私を入れて5人。土曜日は狙い目なのか?あのお店が異常なのか?その真意は不明ですが、ともあれ1回転目で入店できたので良かったです。

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「丸山吉平」と同じく、使っている豚は 「林SPF」 という特定の菌を持たないブランド豚で、揚げ上がりはややレアで提供するというのが特徴らしい。メニューを見ると、ロースかつは『上ロースかつ』『特上ロースかつ』『カタロースかつ』『リブロースかつ』があり、今回は『リブロースかつ』をがっつりといただきますっ!開店の5分くらいになると、店員さんが注文を取りに来てくれて、たいてい「リブロース!」「リブロース!」で人気の高さがうかがえます。

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入店すると、あっという間にカウンター席は埋まったので、やはり早めの行動は正解だったみたい。
これから揚げるリブロースをちらっと見ると、ちょっとした辞書くらいの厚さがあって驚くと同時に笑える。

実食

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中心部は本当にほぼレアなので、好みは分かれるかもしれない。卓上にはパキスタンのヒマラヤ岩塩をはじめとする岩塩が4種あり、オススメはソースよりも塩らしい。なので、キャベツだけにソースをかけて、とんかつはオススメの塩で食べてみるとより肉の甘さが際立ち、美味しい。肉質は柔らかく、脂身は口に入れた途端にジュースとなる、飲み物みたいなとんかつです。「丸山吉平」の『丸山吉平』に比べると、肉の甘みはやや劣るような気もしますが、常時オンメニューしているこちらの方が使い勝手がいい。
そして、定食でついてくる豚汁。これが具だくさんで、野菜の甘みも引き出されていて、実に美味しい。定食としての完成度も秀逸です。

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蒲田にはこのとんかつを使ったカツカレー専門店もあるそうで、是非とも行ってみたい。

とんかつ大門 檍
東京都港区浜松町1-11-12
03-5473-6403
とんかつ / 大門駅浜松町駅御成門駅

夜総合点★★★★ 4.0



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nao.のたまに行くならこんな店「丸一」
- 2017/07/28(Fri) -
雨の日。

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先々週くらいから、『とんかつ』が食べたくて、新橋での所用を終えて「行くならいいしかない!」と、蒲田で途中下車。蒲田にはとんかつの名店が多くありますが、今回やってきたのは「丸一」です。開店にはあと1時間くらいあるのだけど、早めの方がいいかな?と思ってやってきたのですが、正解でした。既に先客5名と、さすがに強者が多いようです。開店30分前には20人以上並んでましたので、天気が良かったらもっと早めに来ないと1回転目はムリなのかもしれません。

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16:50くらいに開店。注文は外で並んでいるうちに取るシステムなので、店内に入ると、既に高温に熱しられたラードの海へとダイブしているとんかつ達がいました。私が注文したのは、数に限りがあるという『極上ロースカツ』。何方かと言えばとんかつは、ヒレよりもロース派なので、このメニューを見ると『極上ロースカツ』一択となりました。揚がる前の『極上ロースカツ』らしき肉を見ると、厚さは3センチくらいはありそうで期待も膨らみます。サクッサクッと心地よい音を立てて、揚げたてのとんかつが切られている様を見ると、食べなくても美味しいと本能が訴えかけます。

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目の前にすると凄まじく厚い、分厚い肉塊のよう。それでも柔らかく、まるでジュワッと音を立てるように肉に歯が入っていき、口の中に肉汁が溢れます。ただ柔らかいだけではなく、確りと肉としての歯応えもあり、実に美味しい。
私のとんかつの食べ方はちょっと変わっていて、ソースはとんかつにかけずに、キャベツのみにかけます。とんかつは何もかけずにそのまま食べたり、卓上にある特製ソース・醤油・塩などをかけて、一切れ毎に違う味わいを楽しむのです。せっかくのとんかつなので、ソースだけじゃ勿体無いじゃないですか。塩で肉の甘さを際立たせて食べるのもいいですが、今回は醤油がいい仕事をしてくれて、実に美味しかったです。噂に違わずさすがは名店、並ぶ価値のあるお店だと思いました。

丸一
東京都大田区蒲田5-28-12
03-3739-0156
とんかつ / 京急蒲田駅蒲田駅梅屋敷駅

夜総合点★★★★ 4.2



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nao.のたまに行くならこんな店「うなぎ亭 友栄」
- 2017/07/25(Tue) -
真夏になる前に、アレを食べておこうと思い、とあるお店に電話。

「…ええ。1人なので、1匹で。あと肝もお願いします。なるべく早く行きますので」

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当日。
まだ日差しが優しい中、西湘バイパスを走らせてやってきました「うなぎ亭 友栄」です。このお店で使用している鰻は、貴重な「アオ」と呼ばれる「青うなぎ」だそうで、某口コミサイトやミシュランでも高評価を得ていて、気になっていたお店の一つです。また数ヶ月前からの予約は不要で、席の予約はできないにしても鰻の取り置きができるので、思い立ったら行けるところも重要なポイントです。
開店は11時なのですが、10:30くらいから案内を始めるそうで、早めに到着してみると…あっという間に店前の駐車場は埋まってしまいました。あとお店に到着したら、「I'm here !」とお店の方に伝えておくことを忘れずに。

実食

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『青うなぎ 割きたてのきも』
タレとわさび醤油の2種があるのですが、今回はタレで。まずは、そのまま食べてみる。濃厚な甘辛タレの中で、確りとした肝の食感。こ、これは美味しい!更にタレには卵黄が添えられており、これを絡めて食べると、悶絶クラスの美味しさです。


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『上うな重』
うな重には、3つの喜びがある。それは「待つ喜び」「開ける喜び」、そして「食べる喜び」。
朱の蓋を開けることが、こんなにも嬉しいことがあったでしょうか?開けると、ご飯が見えないくらいに鰻が重なって敷き詰められており、その鰻の厚いこと厚いこと。さて、食べてみる。

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!!!

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関東風なので、確かに柔らかい。ですが、ちゃんと魚の食感があり、「ああ、鰻を食べているぅ」という実感が湧いてきます。そして、タレの味。『肝焼き』が濃厚だったので、濃い味なのかな?と思っていましたが、タレは鰻本来の脂や旨みを逃がさないコーティングのような感じ。実に素晴らしく美味しい。この鰻なら、是非『白焼き』も食べてみたい。

お店は綺麗だし、接客も心地いい。そして、何と言ってもCPが素晴らしい。都内では「青うなぎ」をこの味で、この値段で食べることはまずできないしょう。絶対にまた行きたい!食べたい!心からそう思えるお店でした。

うなぎ亭 友栄
神奈川県小田原市風祭122
0465-23-1011
うなぎ / 風祭駅入生田駅

昼総合点★★★★ 4.8



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nao.のたまに行くならこんな店「北島亭」
- 2017/07/19(Wed) -
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さほど食べ歩いていませんが、フレンチに興味を持ってから、行きたいと思っていた四谷にある老舗フレンチ「北島亭」へやっと訪問です。日本においてのフレンチの先駆者の1人である北島 素幸さんが1990年に開き、近年の少量多皿のオシャレなフレンチとは一線を画す骨太フレンチを提供しており、味は勿論ですがその量からも話題になるお店です。

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メニューは主にプリフィクススタイルなので、1番皿数の多い『5皿好きなものフルコース』にしようかと思ったのですが、友人の「4皿にした方がいい」というアドバイスを受け、今回は『4皿好きなものフルコース』でオーダーです。ワインは、料理に合わせてのデギュスタシオンスタイルです。

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実食


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ツブ貝のマリネ
このアミューズは、定番なのかな?よく目にしていたので嬉しい。


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メロンのスープ
メロン果汁たっぷりのホントにメロン。後味でミントがフワリと香り、爽やかなスープです。


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北海道産 生うにのコンソメゼリー寄せ カリフラワーのクリーム添え
やはりスペシャリティは食べておかないってことで、オーダー。見た目もとてもボリューミーで、他店では見ないほどにたっぷりと生うにが中央に盛られています。口に入れるとスッと溶けるコンソメゼリーは生うにを殺さないような味わいで、一緒に食べて口の中で完成する感じ。


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仏ボルドー産 ホワイトアスパラ オレンジ風味 鳥貝 木の芽酢マリネ
極太のホワイトアスパラガスが、なんと2本。1本が女性の指3本分くらいはあろうかという太さ。なるほど、これが「北島亭」かと思った料理。
柔らかい先端部分はアスパラそのものを味わえる味付けで、根元の部分は木の芽酢の味付けで食べられる一つで二度美味しい料理。アスパラはこの時期でもかなり良質だそうで、みずみずしくジューシー。今年は食べ逃していたので、思わぬ収穫。ワインは、アルザスの『ピノ ブラン 2015/ピエール フリック』


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千葉産 鮑のムニエル 肝ソース
私のリクエストの鮑料理。火を入れてこの大きさなので、元は相当な大きさだったと想像できます。それを1人半分(笑)厚みもあり、むっちりとした食感で柔らかい。肝ソースはかなりのインパクトがある味わいで、ニンニクを使っているのかな?さすがは「北島亭」、魚料理も期待を裏切らない。ワインは、フランス ブルゴーニュの『ブルゴーニュ ブラン レ ラヴリー 2011/ピエール ダモワ』


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三重産 A5リブロースステーキ
大石シェフが取り置きしておいてくれたリブロース。調理前と後を持ってきて下さり、その芯の部分をシェア。ガルニさえも別皿で供され、これだけでも相当な量ですが、名物と化している「おまけね」とその周りの部分も持ってきてくれました(笑)友人は「食べ切れることを前提に出してないよね?」と言うと、「従業員にそれを聞きますか?」と苦笑い。
見た目は生だけど、生じゃない絶妙な火入れで、脂の甘さも感じるシンプルな味付けの中、フワフワとした食感が楽しい。さすがはA5ランクの肉といったところでしょうか。人によっては重いと思うかもしれませんが、私は意外とすんなり(笑)ワインは、アメリカの『ソノマ ジンファンデル オールドヴァイン 2013/レーヴェンスウッド』

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イチゴのタルト
選べるデザートは数種類あり、その中から『イチゴのタルト』を。これもこれでもか、盛られたベリー系の果実がたまらない。そして、激甘っ(笑)お店であったら、ビジュアルから絶対に注文するようなタルトです。


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ミニャルディーズ
トドメか?トドメなのか?と思わせるほどの量。たいていの方はお持ち帰りなんだそうです。

フランス料理というと「オシャレ」「敷居が高い」などというイメージが湧いてくるかもしれませんが、このお店に関してはいい意味でそういうのがありません。高級な調度品に囲まれ、手を挙げればすぐに対応してくれる洗練されたサービスのお店も素敵ですが、美味しいものを120%お腹いっぱい食べられるフレンチとしては、味的にもCP的にもこのお店は最良。

唯一、不幸なことがあるとすれば、これからフレンチでよほど美味しい料理に出逢わないと、「これだったら、北島亭に行けば良かったなぁ」と、きっと思うことかな。

食べたい料理もまだまだあるので、また伺います。ご馳走様でした。

北島亭
東京都新宿区三栄町7 JHCビル
03-3355-6667
フレンチ / 四ツ谷駅四谷三丁目駅曙橋駅

夜総合点★★★★ 4.8



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nao.のたまに行くならこんな店「イチリンハナレ」
- 2017/07/16(Sun) -
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紫陽花が映える季節に予約をしたのは、鎌倉でゼロからのスタートを切った齋藤 宏文シェフのお店「イチリンハナレ」です。東京 築地にある「東京チャイニーズ 一凛」の姉妹店という位置付けだそうですが、私の感想は…。

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当日。
賑やかな小町通りを抜け、鎌倉市川喜多映画記念館を横目にして、浄光明寺の方角へ。人気はどんどんなくなって、当然の如く観光客など皆無で、この辺に住んでいる方しか通らないような道の先にこの「イチリンハナレ」はあります。風に揺れる藍色の暖簾を潜ると、古き良き時代の古民家が現れます。引き戸を開け、名前を告げるとメインダイニングまで時計回りに中庭を見ながら案内されます。まだ他のお客さんがいらしてなかったので、個室やその縁側にある月見台、レトロなタイル張りのトイレなどを見せていただき、いよいよメインダイニングへ。メインダイニングはかなり広々としたロングカウンターで、料理によってはシェフズテーブルにもなるのだそう。

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テーブルには本日のメニューがヒントのように書かれていて、ワクワク感がたまりません。齋藤シェフともう1人シェフがこの「イチリンハナレ」にはいらして、四川飯店時代の同僚であり、スパニッシュやフレンチなどの他のジャンルを経験された望月 康弘シェフです。このお二人で作り出される料理が、東京の「一凛」とは違う「イチリンハナレ」ならではの料理を生み出しています。
齋藤シェフがいらしたので、挨拶をさせていただき、料理スタート。

本日の献立


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桃 中国セロリ
熊本産桃と中国セロリの冷製スープで、緑のドットはミントオイル。想像以上の桃感で、ミントの爽やかなアクセントが心地いい。


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ぼたん海老
ぼたん海老と書かれた料理は、ぼたん海老の紹興酒漬け。紹興酒は生姜をつけたものだそうで、ぼたん海老の甘みがより一段と伝わります。美味しい。


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よだれ鶏 ♡♡
四川料理の定番料理にして、東京の「一凛」でも人気の料理。兵庫県の高坂鶏を使用し、上にはこの鶏の白レバーパテを。柔らかく、凄くジューシー。皮目の部分のゼラチン質が甘く、辛めのタレでも鶏の味が分かる味わい。


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に つける餃子 ♡♡
まずはそのままでと言われて供されたこの餃子、めちゃくちゃ美味しい。厚みのある皮はモチモチとして、タレをつけなくても、濃厚な味わい。でもよだれ鶏のタレをつけると、更に美味しい。ふわりとパクチーの香りが濃厚な脂を追いかけるよう。


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大海原 上澄み
その正体はジャスミンライスのお粥の上澄みで、蛤を煮たもの。極力、調味料の類を使わないようにしているそうで、自然の旨さが美味しい。


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佐島といえば… ♡♡♡
佐島といえば、蛸。その蛸を柔らかく煮あげて、更に唐辛子で炒めたもの。そして蛸を煮あげたその出汁で白米・赤米・黒米を炊いたリゾットを添えてあります。この料理こそが齋藤シェフと望月シェフのフュージョンを表現したものだと思います。供された時点で、香りがすごい。蛸も柔らかく、ジューシー。蛸よりも添えられたリゾットが実に美味しい。丼で食べたいくらい。


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四川山椒 低温豚 ♡♡
かなり大きく切りつけられた豚肉とその上には青山椒、下には赤山椒が散りばめられています。青山椒は鮮烈な香りと刺激、赤山椒はじわりじわりと後からくる刺激。添えてあるのは、焼き茄子ピューレと搾菜や中国セロリなどの炒めもの。
この豚は柔らかく、脂も甘い。それにこの2種の山椒が素晴らしいアクセントとなっていて、ソースの類などは全くいらない。


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オマール海老 フカヒレ ♡♡
鶏だけと取った出汁でオマール海老とフカヒレを仕上げたもの。この出汁が実に濃厚で美味しい。フカヒレはこういう出汁が命ですねー。


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金目鯛 ナンプラー
蒸すことで、金目鯛の濃厚すぎる脂を確りと抑えて、プリプリの身が素晴らしい。味わいもベースとなるのが、本日使った魚の出汁とナンプラーを少量のみというじんわりとする味わい。


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パッションフルーツ 海老 金華ハム
最初は?と思っていましたが、供されて思い出した!このお店の海老マヨには、パッションフルーツを使っていることを。この爽やかな甘味と酸味が素晴らしく、まさにスペシャリテと言える逸品です。金華ハムを使ったクリームコロッケもスペインのアリオリソースを添えてあり、中華としては面白い。このコロッケ、口に入れるとすぐに溶ける!驚きの逸品。

〆の料理はめんと麻婆豆腐があり、私は麻婆豆腐を選ぶつもりだったのだけど、齋藤シェフがどっちも食べちゃいなよって仰ったので(笑)


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めん
極上の上湯で食べる麺。この料理の主役は麺ではなく、スープ。麺は見たことないほどに細く、九州ラーメンのバリカタみたいな歯応えが面白い。個人的には、もう少しスープの塩分を押さえた方が好み。


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陳麻婆豆腐
どんだけ辛いのかと思っていましたが、これが意外とそうでもない。旨辛とはこういうことを言うのかと思うくらいに美味しい。


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杏仁豆腐
デザートはカウンターの目の前で調理されます。まず、皿にはパイナップルとそのシャーベット、アロエ、ヨーグルトソースを乗せ、その上からエスプーマ状の杏仁豆腐を盛りつけます。


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焼き菓子
山椒を練り込んだショコラと杏仁クッキー。

「イチリンハナレ」には、東京のお店のスタッフは誰もいないそうで、齋藤シェフの新しい土地でゼロからという意気込みが感じられます。これから本格的に使うであろう個室やシェフズテーブル、手付かずの茶室もあり、空間的にもまだまだ楽しみな要素も多い。『よだれ鶏』や『海老マヨ』などの「一凛」名物料理も、齋藤シェフは「一凛よりも美味しくしたい。ライバルだから」と仰っていたので、より洗練していかれると思います。また望月シェフとのフュージョン料理もどのように活かしていくのかが、楽しみでもあります。要するに、まだまだこれからということでしょうか。
兎に角、この古民家が外観から内観まで素晴らしい。昼と夜とでは全く違う雰囲気を醸し出しているので、今の季節ならばその両方が楽しめる17:30からがオススメ。料理だけでなく、是非この雰囲気も味わって欲しいと思うお店です。

イチリンハナレ
鎌倉市扇ガ谷2-17-6
0467-84-7530
四川料理 / 鎌倉駅

夜総合点★★★★ 4.7



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nao.のたまに行くならこんな店「とんき 目黒店」
- 2017/07/10(Mon) -
目黒駅を通る度に、いつも行列を成していて気になるお店が一つ。創業70年以上にもなる老舗のとんかつ店「とんき 目黒店」です。勿論、存在はずっと前から知っていましたが、お店の外にまで成す行列に怖気ついていました。
普段、来ないような夜遅く。目黒駅も人気が少ない。そして「とんき 目黒店」も人が少ない!入るならば、今だ!ということで入店です。

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店内は大きな調理場をぐるりと囲うような白木のカウンターで、食べている方の後ろにも椅子があって待ってる人がいた。(中待ちもいたのか…)中待ちの列に並ぶと、調理場の中から「お客さん、ヒレ?ロース?串カツ?」という声がして、どうやら先に注文を取るみたい。

ロースをお願いします」
「はい、ロースね」

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そして、中待ちすること30分。やっとカウンターに。待ってる間、調理場を見ていると、完全に役割分担が出来ていているようで、それぞれがその役割のエキスパートです。まさにその一挙手一投足が、職人技。そんなことを思っていると、「お待たせしました」と供されたのがコレ。

実食

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普通、とんかつは縦切りが多いと思いますが、このお店では十文字に切られていて、更にその十文字は真ん中を外して切られているというちょっと変わった外見。
食べてみる。…肉はパサついていることはないですが、肉汁は少なめ。なんと言っても驚いたのが、衣。体験したことのない食感で、まるでよく知る衣を煎餅と例えるならば、このお店のはぬれ煎餅のよう。衣は肉から離れ、食べづらく、終始「?」が頭から離れない感じでした。とんかつ以外は全て美味しく、サービスもいいのに…。

とんき 目黒店
東京都目黒区下目黒1-1-2
03-3491-9928
とんかつ / 目黒駅不動前駅

夜総合点★★★☆☆ 3.2



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nao.のたまに行くならこんな店「うどん 丸香 #5」
- 2017/07/07(Fri) -
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久しぶりに三田線を利用したついでに、神保町で途中下車。神保町というと、真っ先に浮かぶのはカレーですが、今回はあの『うどん』狙いです。そう、やってきたのは東の讃岐うどんの雄「うどん 丸香」です。幸いにも、外待ち5人くらいで、白地に大きく「う」「ど」「ん」と書かれた暖簾に手が届く距離で待つことが出来ました。

さて、何を食べようか?

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「肉うどんで、肉を堪能か?いやいや、天ぷらは必須でしょう。かしわ天はどうする?」
といったような会議が頭の中で始まり、最終的に注文したのは『ぶっかけ』『ちくわ天』『海老天』です。

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実食

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見て下さい。出汁の中で輝くようなこのしなやかで、美しいうどんを。そこに彩る葱の緑は、まるで絵画のようです。そして、天ぷら。さくりと心地よい食感の衣に包まれているのは、日毎に変わるちくわ。今回は奇しくも海老ちくわで、天ぷらは海老尽くしとなりました。シンプルでありながら、至高。実に美味しい。
本当ならば、ビールと天ぷらを味わってから、〆にうどんというのをやってみたいところですが、長居するのも如何なものかと思い、まだ経験していません。

夏にもう一度くらいは訪問して、『肉うどん』か『天ぷら』を制覇!とかやってみたいと密かに考えています。

うどん 丸香
東京都千代田区神田小川町3-16-1ニュー駿河台ビル1階
非公開
うどん / 神保町駅新御茶ノ水駅御茶ノ水駅

昼総合点★★★★ 4.1



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nao.のたまに行くならこんな店「Osteria Austro #25」
- 2017/06/30(Fri) -
「Osteria Austro」から仔シリーズの最後となる『仔山羊』が入荷したと連絡を受けたので、早速食べに行ってきました。ずっとバイト募集をしていましたが、ついに新しく可愛い女の子が入ったみたいで、お店の雰囲気も華やかです。さて、そんな中で本日のメニューから今夜は…。


実食


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天津小湊 熟成金目鯛のカルパッチョ
7~9月まで禁漁となる天津小湊産の金目鯛をじっくりと熟成させたカルパッチョ。上にはクレソンとその花、揚げた鱗を乗せ、スモークした肝と卵巣、皮目を炙ったハラミの部位も盛り付けてあります。
凄い脂が身に行き渡った金目鯛。鱗のパリパリとした食感も楽しめて、美味しい。


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トリッパの炙り焼き
ついつい注文してしまうトリッパ。焼いても煮ても美味しいトリッパは、大好きです。


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仔山羊の色々盛り合わせ
今夜のメインの仔山羊です。色々盛り合わせというだけあり内容はバラ軟骨、ゲタカルビ、食道、レバー、タン、腎臓、モモ、ロース、バラ、スネ煮込みです。
なんというジューシーさ。そして、臭みやクセなどは皆無で、例えどんなラムを食べたとしてもこの仔山羊に比べたら、クセを感じてしまうだろうと思うほどに無垢な味わいです。牛豚鶏以外の肉では、この仔山羊が1番美味しいと思います。初となる貴重な内臓でオススメは、食べ応えのあるレバー。プリッとしながらも、とろりととろける食感は素晴らしい。

貴重な仔シリーズは、この仔山羊で終わりです。これからのジビエですと、この日もオンメニューしていた『夏鹿』『羆』や害獣駆除で獲るのがメインとなるかな。確かにジビエに力を入れているお店ですが、千倉などから直送されている魚介類も侮れません。旬をちゃんと感じられるイタリアンです。

Osteria Austro
横浜市中区北仲通3-34-2 1F
045-212-1465
イタリアン / 馬車道駅日本大通り駅関内駅

夜総合点★★★★ 4.6



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nao.のたまに行くならこんな店「SALONE 2007 #19」
- 2017/06/15(Thu) -
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時折、強く吹く風がこれから訪れる夏の予感を感じさせるそんな夜に「SALONE 2007」に再訪。先日、放映されたタウン情報番組でもかなり高い評価を得て、ますます今後が期待されています。お店のスタッフも転籍や退職などで、今は男性スタッフのみというレアな状況も面白いところ。


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Inizio/ 序章 A5サーロイン・メークイン
一口で食べられるこの量だからこその美味しさです。


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Proposta/ 提案 マグロ・ブリオッシュ・トマト
トスカーナ地方のパンツァネッラを再構築。ザクザクとしたブリオッシュ、シャキシャキの玉葱、酸味のあるフルーツトマトグラニテが印象的な料理。鮪やモッツァレラが味のアクセント。


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Armonia/ 調和 穴子・フォアグラ・シナモン
穴子のフリットがサックサク。ジェラート状のフォワグラとの温度差が面白い。味わいも下に敷かれた苦味のあるトレビスがあるので、一緒に食べると締まります。


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Filosofia/ 哲学 鮮魚・タコ・ハマグリ
「SALONE 2007」のスペシャリテの鮮魚のヴァポーレ。供されると、吹くオレンジの一陣の風がとても印象的な料理。鮮魚は日によるそうで、今夜は鱸。


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Ristretto/ 味覚の濃縮 豚ホホ肉・ビスク・マジョラム
咀嚼することが楽しいと思わせてくれる料理。今回は豚の頬肉と海老のビスク。噛む度に食材たちが溶け合うのが、非常によく分かります。頬肉の脂が溶け出し、ビスクと混ざり合い、最後は甘さが残る。素晴らしい料理です。


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Inventiva/ 発想 カルボナーラ・イカ・カラスミ
定番のカルボナーラも「SALONE 2007」が手がけると、ここまで変わるものなのかと思うパスタ。卵黄ソースにはカラスミを入れ、具にもアオリイカという海の旨さを加えることで、新しい美味しさを発見できました。また黒胡椒のチップやミントのアクセントも絶妙。


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Rigionale/ 郷土 カヴァテッリ・羊・チャンボッタ
「SALONE 2007」で大好きなラグー系パスタ。かなり肉々しいラグーで、羊を食べている感が存分に味わえます。カヴァテッリは焦がし小麦を使っているそうで、独特の香ばしい味わいが全体にあります。


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Rinascita/ 再構築 仔牛・ラグザーノ・レモン
かなり大きい仔牛は、シンプルにロースト。シチリアのカツレツをイメージしたそうで、上にはインパクトのあるパン粉。ソースもチーズ系のラグザーノで、しっとりとしている仔牛を包み込むような濃厚な味わい。添えてあるレモンジャムをつけると、ガラリと味わいが変わります。


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Destino/ 巡り合わせ チョコレート・薔薇・ローズマリー
見た目からエロチックなドルチェ(笑)チョコレートのテリーヌは、バラの繊細な味わいを殺さないような濃さで、一緒に食べると調和します。食べ終えた後に、ふわりと香るバラの匂いがセクシーです。


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Caffè o Tè カフェまたはティー
「よく似てるって言われてます」とおっしゃる日高さんが描いてくれたラテアート。


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全体的に爽やかな味わいの料理が多く、夏の訪れを舌でも感じることができました。今回の一番は、何と言っても『Inventiva/ 発想 カルボナーラ・イカ・カラスミ』。皆が知っている料理だからこそ、その違いを明らかにしないといけないし、アレンジしすぎると元の料理からかけ離れてしまう。定番料理の再構築には、そんな苦労があるそうです。食べる側としては、誰もが知っている定番料理があると、お店のレベルを感じやすいので嬉しいですね。

次回は初秋。秋の食材を楽しみにしております。今夜もご馳走様でした。

SALONE 2007
横浜市中区山下町36-1 B1
045-651-0113
イタリアン / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅

夜総合点★★★★ 4.8



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