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nao.のたまに行くならこんな店 「EN FACE」
- 2024/02/21(Wed) -
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シェフと料理に向き合って/EN FACE

人形町をフラフラして偶然見つけた予約困難フレンチビストロ「EN FACE」。勿論、存在は知りつつもなかなかご縁がないと思っていたお店ですが…なんと予約が出来たので初訪問です。

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甘酒横丁から一本路地に入った所にお店はあり、大きなガラス張りの扉と銅鍋が目印。オーナーシェフの亀山 和彦さんが作り出す料理は、ご自身が修行時代に感じたパリのビストロそのものだそう。味わいもボリュームも日本にはあえて合わさないことが、亀山さんの世界観を感じさせてくれます。店内には「EN FACE = 向き合って」という店名のように亀山さんと向き合える松の一枚板カウンターが鎮座し、鍛え抜かれた調理器具が煌めき、片隅に置かれたアンティークが心地よい雰囲気。メニューは基本的にアラカルトで、コースもお願いすれば可能だそうですが、今回は食べたいものを注文しました。


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切りたて生ハム
フランス産18ヶ月ジャンボン・ド・バイヨンヌと季節のフルーツを合わせたもので、今夜は愛媛県産の「甘平」と共に。
イタリア「ベルケル社」の手動スライサーで切ることで生ハムに余計な熱を与えないようにしてらっしゃるそうで、口の中の熱でジュワッと溶けて溢れ出る旨味と塩味が「甘平」の甘味と合わさって、至福の美味しさ。


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ズワイガニと根セロリのムース 甲殻類のジュレ
根セロリのムースの上から「そんなに盛るの?」と驚くほどにたっぷりの量のズワイガニと青リンゴのマリネを盛り、甲殻類のジュレをかけて柚子の香りを纏わせたもの。
根セロリの甘味とズワイガニの甘味の2種類の甘味が口の中で合わさり、そこに甲殻類の旨味がガツンときて、シャリシャリとした青リンゴの酸味がきます。兎に角、この確りと味わえるこのボリュームが嬉しい。何度も「美味しい」がリフレインします。


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パン
「エクラデジュール」のカンパーニュと「アン ヴデット」のバゲット。オーブンで温めてから供されるので、皮パリパリの中はモッチリで美味しい。後々を考えると、きっと今食べてはいけないものですが、美味しくて食べちゃう。


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シャルキュトリー盛り合わせ
キャロットラペ、パテ・ド・グランメール、豚のブーダンノワール・鶏の白レバームース、豚のリエットの盛り合わせ。
白眉なのは、豚のブーダンノワールでしょうか。中に豚の耳や舌などを入れており、まるでフロマージュ・ド・コションとの融合のよう。アクセントでバスク地方の唐辛子「ピマン・エスプレット」を入れており、他店とはひと味違う味わいで美味しい。


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タラ白子とサツマイモのグラタン
金時芋を焼き芋のようにしてからタラの白子と共にチーズをかけてオーブンで焼き上げたもの。
チーズのコクの中で、白子と金時芋の異なる2種の甘味が口いっぱいに広がります。甘味×甘味の重厚感を感じられる冬のご馳走です。


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本日の鮮魚(サワラ)のムニエル 海老のクリームソース
皮目はカリッと焼かれ、身はフワフワな鰆を極濃厚な海老クリームソースでいただくひと品。兎に角、このソースが悪魔的に美味しい。比較的に淡白な鰆にこの暴力的な海老の旨味が素晴らしくよく合います。添えてあるタリアテッレにもソースがよく合い、これだけでも食べに来たい美味しさ。


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仔牛ロースのロティ
フライパンで表面を焼き上げてから、ニンニク・エシャロット・パセリ・焦がしバターをかけてオーブンで火を入れた仔牛ロース。
シルクのような緻密な繊維の仔牛ロースはするすると口に入っていくような軽さがありつつも、肉自体にパンチが効いているのでハッキリとした美味しさがあります。添えてあるトロトロなマッシュポテトはバターや生クリームをたっぷりと使っているので、飲めるような滑らかさで、この時間(既に22時くらい)には背徳の味わいです。


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タルトタタン♡♡
林檎が入っている銅製ココットと円型のパイを焼き上げ、合体させる出来立てタルトタタン。焼き立てパイ生地は極薄で、ほぼ林檎というボリューム。漆黒の見た目からふわりと香るシナモンに林檎の甘味が美味しい。添えてあるフロマージュブランと共にいただくと、濃厚なコクがプラスされてより美味しい。


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いちごのグラタン♡♡
輪切りにした苺をベリーソースでマリネして、グランマニエを加えたカスタードクリームを苺が見えないくらいに盛り、粉砂糖をかけてバーナーで炙りキャラメリゼし、仕上げにキャラメリゼしたアーモンドを砕いてかけられます。
「量、間違えた?」と疑いたくなるほどの苺の量。ベリーソースの濃厚な甘味とフレッシュ苺の軽やかな酸味、そこに爽やかなカスタードクリームで、不味いわけがない。デザートもレベル高くて、いつか制覇したい美味しさ。

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食べ終えて、今回いただいた料理の味わいを反芻しつつ、まだ食べていない未知なる料理の味わいも期待してしまう美味しさ。予約困難という壁の厚さとは違い、亀山さんの優しい人柄やお店の雰囲気はとても居心地が良くて、まるで亀山さんの家に招待されているかのよう。既に2024年度は満席だそうで、次回は2025年…。それでも絶対にまた来たいと思います。

今夜出逢ったお酒

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Les Tuffières Vouvray Brut


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Sancerre Blanc Skeveldra


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La Soeur Cadette


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Les Grèzes Pinot Noir

EN FACE
東京都中央区日本橋人形町2-11-9
フレンチ / 人形町駅水天宮前駅浜町駅

夜総合点★★★★ 4.7



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nao.のたまに行くならこんな店 「AOYAMA GOURMET MART #2」
- 2024/02/19(Mon) -
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才能の片鱗/AOYAMA GOURMET MART

前回の『せこ蟹のパスタ』も美味しかったし、インスタで気になるパスタも多いので再訪したのは、青山にある「AOYAMA GOURMET MART」。ここはレストランも併設している食料品やお酒の販売もしているショップで、隠れ家的なお店です。レストランはレジ裏に7席のカウンターがあり、久保 雄之介さんが腕を振るっています。


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サカエヤさんの牛粗挽き肉パスタ♡♡
滋賀県にある新保 吉伸さんが営む精肉店「サカエヤ」の手入れした北海道産の「ジビーフ」の脛肉を粗挽きにしたオイルベースのパスタ。
供された瞬間から香る肉のいい匂いが美味しい!を確信でき、実際にいただくと…めちゃくちゃ美味しい。見た目も口の中での存在感を示す超粗挽き肉がどっさりと入れられており、モチモチとした太いパスタにもよく合います。オイルベースなので、脂っこいかな?と思っていましたが、全くそんなことはなくて旨味のソースのよう。

いつも期間限定パスタが美味しそうで食べてしまいますが、レギュラーパスタも非常に気になっており、次回こそは食べてみたいです。

AOYAMA GOURMET MART
東京都港区南青山2-10-11 A青山ビル 1F
03-6388-1400
パスタ / 外苑前駅青山一丁目駅乃木坂駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7



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nao.のたまに行くならこんな店 「銀座 大石 #14」
- 2024/02/07(Wed) -
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おいし、たのし、大好き♡/銀座 大石


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食材紹介

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バター茶
ブータンやチベットで飲まれている薄めのミルクティーに塩を入れたもの。胃を温めると共に、「これから大石さんの料理だぞっ!」と知らせる飲み物です。


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蛍烏賊と帆立のタルタル キャビアのグジュール
「お手をどうぞ!」と手渡される定番のひと口料理。今回は、蛍烏賊と帆立。燻製をかけた蛍烏賊の香りと旨味の後を帆立の甘味が追いかけてきます。完成度の高さを感じられる心掴むフィンガーフード。


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北紫海胆のコンソメゼリー寄せ カリフラワ一のムース
大石さんの起源である四谷の老舗フレンチ「北島亭」のオマージュ料理。
初めは穂紫蘇と淡いコンソメジュレで和食のような味わいですが、底にあるカリフラワーのムースを混ぜ合わせることで一気にフレンチになります。定番でありつつ、顔のある料理であり、いつもながらに美味しい。


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青森県産 鰈 温州みかんソース
青森県産の鰈に温州みかんジュースとペルノをじっくりと煮詰めて蛤の出汁を加えたソースをかけて、味のアクセントで水晶文旦・大葉・荏胡麻を入れてあります。
モチモチとした鰈の食感が映え、蛤の旨味の中で温州みかんの甘味とペルノの苦味が心地よく、水晶文旦の酸味の爽やかさがあり、ひと皿で五味を味わえるかのよう。


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鼈のロワイヤル 根菜添え
13時間以上炊いた鼈のコンソメと鼈の出汁で作ったフランを合わせたものに甘味を引き出した金時人参と蕪を加えたスープ。
ひと口啜れば、唇がぺっとりするほどの濃度があって旨味がグッときます。底のフランは淡い味わいで、スープは濃厚なので一緒に食べるとまさに至福の美味しさ。スープにはない食感も金時人参と蕪が与えており、目でも舌でも歯でも食べわえる至極のスープです。


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銀座大石の八寸
所謂、オードブルバリエ。今回の内容は…鴨のパテアンクルート、帆立と8種の野菜のテリーヌ、寒鰤と蕪と菜の花の柚子香るテリーヌ、フォワグラとMONAKA 苺。
中でも白眉なのは、久しぶりに供された『フォワグラとMONAKA』でしょうか。苺とサクランボのお酒キルシュの甘味とザクッとした砂糖がけアーモンドの食感がフォワグラの濃厚な旨味の中で映えます。やはり、酸味と甘味のあるフルーツとフォワグラの相性は格別。


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ブイヤベースのパスタ
仏・マルセイユの郷土料理である『ブイヤベース』をソースとして極太パスタをいただく料理。
このブイヤベースソースが絶品で、まさに旨味の塊のような味わい。具で入れられている海老はプリプリと跳ね、烏賊はとろりとした柔らかさ。


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黒トリュフとフォワグラのパイ包み焼き ペリグーソース♡♡
フォワグラ100gと黒トリュフ50gをパイで包んで焼き上げた世界でも4店舗でしか食べることができないこの時期のスペシャリテ。
目の前で焼き上がったパイを切られると、黒トリュフの蠱惑的な香りが鼻を刺激します。バター香るパイの甘味、とろりととろけるフォワグラの旨味、ガリッザグッとした黒トリュフの食感、赤ワインの旨味をこれでもかと凝縮させたペリグーソース、その四重の味わいが口の中で爆ぜます。なかなか高価な料理ですが、今年からは1/4カットも可能だそうで、コレは嬉しい。


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山口県萩産 甘鯛のボンファム風グラタン
底にマッシュルームのデュクセルと法蓮草を敷き、山口県萩産の甘鯛を乗せて、クラシック料理のボンファムで。ソースは小麦粉を使わずに泡立てた生クリームや卵黄を使うことで、シャバシャバとしていて異様な軽さがあります。しかしながら、味わいはどクラシック。


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岩中豚のスペアリブ 炭火焼き
炭火で表面が真っ黒になるまで焼き上げた岩中豚のスペアリブを豚骨ソースと泡立てたキノコソースで。添えてあるのは、タラの芽と筍と行者ニンニク。
数日間脱水をかけて、旨味を凝縮させているそうで、肉も脂も美味しい。ローストしてから炭の香りをつけているのでとても心地よく、赤身はサクサクとした食感でとても軽い。脂身はジュワリと甘味が溢れ出し、実に美味しい。


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スイカのジュース ライムのグラニテ
高知県産ブランドスイカ「ルナピエナ」を使ったジュース。とても甘いスイカなので、中にミントとライムのグラニテを入れており、より爽やか。


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和牛のタンのビーフシチュー
牛タンを丸々一本赤ワインで煮て、ビーフシチューソースをかけたもの。
タンシチューを再構築したような料理で、赤ワインの旨味を吸ったタン本来の味わいをも感じられます。個人的にはどっぷりとこのソースに漬かって、トロトロなタンが食べたかったかな。


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バーミキュラで炊いた虎河豚のリゾット
虎河豚の骨などで取った出汁で炊いたご飯に白子のソテーを混ぜ込み、身はフリットとてっさにして盛り付けて、仕上げに出汁をかけて供されます。
個人的には後に供される『カレーライス』よりも重きを置いていて、旬の魚の旨味を食べられるので嬉しい。どこを食べてもパンチのある虎河豚の旨味が楽しめ、その旨味をたっぷりと吸った米という野菜が素晴らしく美味しい。


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13皿目のカレーライス
小麦粉を使わずに野菜のポタージュでとろみを出したカレーライス。どちらかと言えば、昔ながらの日本のカレーライスといった味わいで、この量を食べてきた後でも食べられるほどの軽さがあります。


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クレームダンジュ シャンパンジュレ
3種のクリームを使ったクレームダンジュに爽やかな青林檎の角切りと柚子とシャンパンジュレをかけて。
サクサクとした林檎の爽やかさと柚子の香りが華やぎ、クレームダンジュも軽やか。


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タルトタタン
どこよりも軽いタルトタタンと謳っており、確かに口に入れた瞬間になくなってしまうほど。

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銀座にあるフレンチレストラン「銀座 大石」に再訪。店主・大石 義壱さんが作り出す「北島亭」で培われた骨太なフレンチを腹パンになるほどいただくことができるカウンターフレンチです。今回の狙いは何と言っても『黒トリュフとフォワグラのパイ包み焼き』です。万人が必食というわけではないですが、この時期ならではのお祭り的な料理で、「トリュフってキノコだ」と実感が湧く料理でもあります。
ワインを片手にゆっくりと食べたい方や少食な方は全く向かないお店だと思いますが…胃袋に自信があり、料理のペースに合わせられる方にはお勧め。東京を代表するトップシェフが目の前で調理する工程を見られ、グッと胃を掴むボリュームと美味しさがあり、そしてリーズナブル。私にとって、ここはパラダイスでしかありません。

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大石さん、今回も腹パンをありがとうございました!また次回も楽しみにしています。

銀座 大石
東京都中央区銀座2-10-11 マロニエ通り銀座館 2F
03-6278-8183
フレンチ / 銀座一丁目駅東銀座駅銀座駅

夜総合点★★★★★ 5.0



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nao.のたまに行くならこんな店「とんかつ檍 馬車道店 #8」
- 2024/02/03(Sat) -
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今や色々な街に「とんかつ檍」はありますが、お気に入りはこの「とんかつ檍 馬車道店」。このお店は行きやすい距離にあり、またオリジナル料理もあったりと、なかなか使い勝手が良いのです。

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冬の名物であるピラミッドのような『カキフライ定食』はまた後で食べるとして、今回は『リブロース定食』を。たぬき色に揚げられた剣先立つ衣と、中心部がうっすらとロゼ色に艶めく「林SPF豚」。卓上の3種の塩やソース・醤油なども実に美味しい。別注文した『カレールウ』をかければ、即席のカツカレーとなって、ご飯が進みます。

次回はピラミッドカキフライを食べよう。

とんかつ檍 横浜馬車道店
横浜市中区相生町5-80 相生ビル 1F
045-228-8382
とんかつ / 馬車道駅関内駅桜木町駅

昼総合点★★★★ 4.1



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nao.のたまに行くならこんな店「日本橋人形町 川田 #15」
- 2024/01/31(Wed) -
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美しき一輪花/日本橋人形町 川田


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白味噌のお雑煮
「一富士、二鷹、三茄子」を表現したお椀に入れられたお雑煮。あまり白味噌仕立ては食べる機会がありませんが、甘めの口当たりに芯のあるコクが素晴らしい美味しさ。


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海鼠腸の飯蒸し
モチモチとした餅米にちょっと塩気が強く、強烈な旨味の海鼠腸がとても良く合います。一緒に冷酒も供されるのが、酒飲みの気持ちをグッと掴んできます。


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芋茎の吉野煮
今夜はここで供された通年料理の『芋茎の吉野煮』。シャクシャクと小気味良い食感の芋茎に、鮮烈な生姜の辛味がとろりとした出汁と合わさって美味しい。


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松葉蟹
脚の太い部位と爪の部位、そして胴の部位と蟹味噌を合わせたもの。
たまらない美味しさ。松葉蟹の甘味が口いっぱいに広がり、その余韻も長く続いて楽しめます。


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焼き河豚♡♡
個人的に河豚は焼いたものが好きなので、供されて嬉しい。持つだけで滴る旨味のジュースを啜るように口に運びます。部位的にはカマなので、味わいも濃くて美味しい。文字通り、しゃぶるように食べちゃいます。


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海老芋 蕗の薹
まず海老芋はねっとりと舌に絡みつくようで、甘味の中に出汁の味わいもあり、絶品。そして、蕗の薹はまさに香りの爆弾。口の中で爆ぜる香りがまだ遠い春の息吹きを感じさせます。


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河豚の白子の茶碗蒸し
ドン!と河豚の白子が鎮座している茶碗蒸し。玉子の優しいコクとクリーミーな焼き白子の旨味が口の中で合わさって、絶品。甘い食材たちをカンボジア産の黒胡椒が引き締めています。


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河豚のお造り
極薄ではなく、やや厚みがあるので存在感が凄い。身は歯を跳ね返すような食感があり、河豚の皮「てっぴ」はとろりとして美味しい。


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蛤真薯の薄氷椀
蛤の存在感もある真薯に鰹出汁を張り、聖護院大根を薄く切って薄氷に見立てた1月のお椀。
蛤の旨味×鰹の旨味はまさに累乗的に広がり、余韻も深くて美味しい。


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ホンモロコ
滋賀県琵琶湖産のホンモロコを炭火で照り焼きにしたもの。
照り焼きといっても薄味のタレにしているので、ホンモロコのほろ苦さを感じられて美味しい。


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穴子と蕪の炊き合わせ
出汁を吸った焼き穴子と蕪の旨味が素晴らしく、特に厚みのある穴子は実山椒の香りもあってとろける美味しさ。


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〆ご飯は以前のように一杯ずつではなく、ご飯のお供として供されます。


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〆ご飯① ちりめんじゃこ
実山椒の爽やかさが駆け抜け、ご飯の美味しさが加速します。


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〆ご飯② 鯛の胡麻和え
ブリンブリンの鯛は背と腹の部位を盛り付けてあり、濃厚な胡麻の旨味がより鯛の旨味を押し上げているかのよう。


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〆ご飯③ 桜海老の天ばら
コレは香りを味わう〆ご飯。サクッサクの桜海老はモチモチとしたご飯とよく合い、美味しい。


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〆ご飯④ 卵黄の醤油漬け
濃密な卵黄が醤油の旨味と香りを纏っており、コレがTKGの最高峰。


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〆ご飯⑤ 松葉蟹の雑炊♡♡
甲羅の中でグツグツと炊かれた雑炊は、蟹の身など見えないながらも確りとした蟹の存在感を感じられます。一滴の醤油のみという味付けは、蟹の旨味を存分に引き出しています。


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〆ご飯⑥ 牛肉の時雨煮
時雨煮は温かいご飯の熱で牛肉の脂が蘇るようで、甘辛い味わいは日本人で良かったと心から思います。


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蕨餅
甘味は作りたての蕨餅。

定期的に訪問させていただいている人形町にある日本料理店「日本橋人形町 川田」に再訪。店主・川田 治司さんがお一人で調理しているにも関わらず、高級食材を見せたり、包丁すらも魅せるようなことはなく、テンポよく供される料理はどの季節も外れなく美味しい。〆ご飯の種類の多さにも定評があり、ご飯が好きな方ならばパラダイスとも言える日本料理店。今夜は4種のご飯のお供と2種の〆ご飯があり、炊き込みご飯がなかったのはちょっと残念ですが、それを考慮しても大満足な内容でした。

今年も残りの夏・秋・冬の季節に出逢える料理が楽しみです。

日本橋人形町 川田
東京都中央区日本橋人形町1-5-5 芳町ビルB1
03-6667-0329
日本料理 / 人形町駅水天宮前駅茅場町駅

夜総合点★★★★★ 5.0



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nao.のたまに行くならこんな店 「かつれつ 四谷たけだ #4」
- 2024/01/27(Sat) -
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冬の醍醐味の1つ、四谷にある洋食店「かつれつ 四谷たけだ」の『カキバター焼』がついに解禁されたと知り、再訪。

きっと並んでいるに違いない…

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と思って、土日を外して平日の昼過ぎくらい。それでもR405沿いの蕎麦チェーン店までの行列。並んでいる間に注文を取ってくれるので、店内に入れば比較的にすぐ料理にありつけます。今回は30分くらいでしょうか。無事に『カキバター焼定食』と再会です。


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カキバター焼定食
小麦粉の薄衣を纏い、バターのコクと醤油の香りを存分に吸った牡蠣はプックリとしていてジューシー。「バター+醤油」という和と洋の鉄板の組み合わせは、日本人のDNAを擽ります。勿論、ご飯に合わないことはなく、モリモリとご飯が進みます。添えてあるレモンを搾って酸味を、ベーコンと一緒に食べることで塩味をそれぞれプラスでき、更なる美味しさを味わえるので、お勧め。『カキバター焼』は4月まで提供しているそうなので、シーズン中にはもう何回は食べたいひと皿。


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ミニサーモンフライ♡
メニューにはないですが、+500円で出来るそうなので注文。サクサク衣にジューシーなサーモンの旨味とたっぷりタルタルソースで、コレもまたご飯が進む味わい。

全料理を制覇しているわけではないですが、どの料理を選んだとしても幸せになれるに違いないものばかり。
「次は何食べよっかなあ」
退店してすぐにそんなことを考えてしまうお店です。

かつれつ 四谷たけだ
東京都新宿区四谷1-4-2 峯村ビル 1F
03-3357-6004
食堂 / 四ツ谷駅麹町駅四谷三丁目駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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nao.のたまに行くならこんな店「sou+」
- 2024/01/23(Tue) -
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素材・調理・想い、重ねて/sou+


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個人的に「青春と母との思い出」が詰まった街である逗子。そんな逗子に横浜を代表するイタリアン「SALONE2007」の元シェフである細田 健太郎さんが独立されたと知り、早速やってきました。お店の名前は「sou+」。カウンター6席と2卓のテーブル席があるこじんまりとしたお店で、JR逗子駅から1分という駅チカの立地にも関わらず、どこか隠れ家的。料理はコースのみの「SALONE2007」とはガラリと変わって、アラカルトオンリーで、好きな料理を選んで食べられるのがとても嬉しい。


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フライドポテト ローズマリー風味
揚げたてのフライドポテトにたっぷりと羊乳のペコリーノチーズをかけて。供されるとローズマリーの香りがふわりと立ち上ります。ホクホクとした食感の中、パンチのあるニンニクとじゃがいもの甘味が感じられて美味しい。


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泥障烏賊のグリル
メニューにはありませんでしたが、本日のお勧めということで注文。グリルパンで表面を押し付けてサッと炙るように焼かれた泥障烏賊。厚みのある身からは甘味が溢れ、舌にねっとりと吸い付くような感じがあり、美味しい。上からかけられたイタリア版魚醤の「コラトゥーラ」が味の決め手。


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あさりのボンゴレビアンコ♡♡
浅蜊・蜆・ホンビノス貝・昆布から抽出した出汁を吸ったパスタがオレンジオイルを纏い、絶妙。具が豪華なパスタは映えますが、「パスタはやはりソース」という細田さんの思いが全面に出されており、目には見えない貝の確りとした旨味の骨格が素晴らしい美味しさを感じさせます。幾重にも重なり合って旨味の「層」をより厚く形成するこの味わいこそ、「sou+」の真骨頂なのでしょう。


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sou+パン
小ぶりながらも濃密。表面のカリカリ感に中心部のモッチリ感がたまらなく、咀嚼の度に甘味が溢れるのも美味しい。


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焼きたてフォカッチャ
「SALONE2007」でも出していたフォカッチャだそうで、コレも濃密。塩気も強めなので、コレだけでお酒が進みます。


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師匠のタコじゃが♡♡
「SALONEグループ」の統括総料理長・樋口 敬洋さん直伝の料理。たっぷりの魚の出汁で炊いたじゃがいもとサッと炊いたタコを合わせた料理で、コレが最高に美味しい。プリプリとしたタコは咀嚼の度に旨味が溢れ、トロトロのじゃがいもは単体でもメインを張れるくらいの美味しさ。

やはり「SALONE2007」仕込みの細田さんの料理、どれもハズレなく美味しい。更にシェアできるボリュームなので、コレを独り占めできるとなると…更に嬉しい。基本的なメニューは変わらないそうですが、これからドルチェなども増えるそうで、まだまだこれからが楽しみな進化の途中のお店です。ワインはイタリアに拘らず、色々な国のナチュールワインを揃えてらっしゃるそうで、ゴクゴクと飲んでしまいます。またクラフトビールもかなり希少なものを置いてらっしゃるそうで、明るいうちの昼飲みや仕事終わりの一杯などと使い勝手も◯

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細田さん、奥様。色々とありがとうございました!また絶対に伺います。


今夜出逢ったお酒


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yummy 3rd Barrel Brewery


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De Fermo Concrete Bianco


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humus Branco Curtimenta


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Juntos Tinto

sou+
神奈川県逗子市逗子1-5-20
046-854-9854
イタリアン / 逗子駅逗子・葉山駅

夜総合点★★★★ 4.6



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nao.のたまに行くならこんな店 「香港焼味酒家 赤坂璃宮 #4」
- 2024/01/21(Sun) -
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虎ノ門横丁にある「香港焼味酒家 赤坂璃宮」でサク飲み。ここは店名にあるように、故・譚 彦彬さんの中国料理の名店「赤坂璃宮」が手がける焼物に特化したお店で、焼物の他に香港を感じられるような料理を堪能できるお店です。


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璃宮特製焼物三種
璃宮特製ゆで鶏・広東式ダックの釜焼き・皮付き豚バラのクリスピー焼き。
ここに来たら、絶対に食べるべき焼物。今回のセレクトのコンセプトは、皮。ゆで鶏は皮のプルプル感と身のしっとり感のコントラスト、ダックの釜焼きは身と皮の間の旨味、豚バラ肉はカリッジュワッとした甘味、どれも皮が印象的な味わいで美味しい。


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岩手県産 生カキのニンニク蒸し
限定5つという言葉に惹かれて注文。剥きたての牡蠣をニンニク醤油と共に蒸して、仕上げに熱々のピーナッツ油かけたもの。
サイコー!まさかこれほど大きな牡蠣が出てくるとは。ギリギリ火が通ったくらいの絶妙な蒸し加減で、牡蠣の風味を活かしつつも生っぽさもありません。そして、下に敷かれた春雨が旨味を全て吸い込んでいるかのようで、実に美味しい。さらっと壁に貼ってある海鮮メニューですが、「赤坂璃宮」の名に恥じないレベルの高さを感じられるひと品。

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このレベルの料理をサク飲みで堪能できるなんて素晴らしいの一言。特に海鮮系が侮れないので、食べるべきひと品です。

香港焼味酒家 赤坂璃宮
東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 3F 虎ノ門横丁
03-6812-7154
中華料理 / 虎ノ門ヒルズ駅虎ノ門駅内幸町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7



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nao.のたまに行くならこんな店 「こんが」
- 2024/01/19(Fri) -
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空前のおにぎりブームの中、やってきたのは京急蒲田駅そばにある「こんが」。このお店はおにぎりブームのパイオニアの一軒でもある「大塚ぼんご」監修のおにぎり専門店です。テイクアウト主体のようですが、イートイン席も6席ほどあり、今回はそちらでいただきます。

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「大塚ぼんご」と同様におにぎりの具は豊富で、組み合わすこともできるので無限とも思える味わいの迷宮に迷い込みます。その中で、私が今回選んだのは…お勧めな『卵黄の醤油漬け+肉そぼろ』と珍しい『明太クリームチーズ』です。

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「大塚ぼんご」と同じように握らないおにぎりで、型の上にご飯を盛り、具材を入れ、ご飯で覆い、そして手に塩をつけて、海苔を巻いて転がすといった握り方。なので、口に入れるとふわっとご飯がほぐれるのがとても印象的です。そして、たっぷりの具材がまた嬉しい。『卵黄の醤油漬け+肉そぼろ』は口に入れると、濃密な卵黄がジュワッと溢れて肉そぼろに絡み、それを白米が全て吸い込むような感じ。『明太クリームチーズ』は、さほど明太子が主張せずにクリームチーズのドン!という濃厚な味わい。色々な具材の味わいと組み合わせで、自分なりの最高を見つけてみたい。

こんが
東京都大田区蒲田4-18-27 エリア蒲田 101
050-5571-1260
日本料理 / 京急蒲田駅蒲田駅梅屋敷駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7



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nao.のたまに行くならこんな店 「鎌倉 北じま #4」
- 2024/01/14(Sun) -
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食材・料理人・客が繋ぐ愛/鎌倉 北じま

2021年5月に京都「和久傳各店」や「丹」で研鑽を積まれた北嶋 靖憲さんが故郷である鎌倉の地にオープンさせた日本料理店「鎌倉 北じま」に再訪。ここでは北嶋さんが信頼を寄せる「さかな人」長谷川 大樹さんから届けられる食材を使い、「相模湾で獲れた魚介と地野菜で、鎌倉でしか出来ない旬味」の料理が楽しめます。


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小寒


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梅昆布水
ウェルカムドリンクは縁起の良い昆布を入れた大福茶のよう。旨味と酸味がじんわりと染み渡ります。


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お雑煮
京都・清水五条にある老舗味噌店「山利商店」の白味噌を使ったお雑煮で、中にはくわい、日の出人参、自家製餅。食べ慣れない白味噌仕立てですが、白味噌の絶妙な甘味と旨味が実に美味しい。


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蛸の天麩羅と神馬草
神奈川県佐島産の蛸は一度炊いてから揚げているそうで、コレが蛸?と疑うほどの知らない食感。聞き慣れない神馬草の磯の香りが強烈に口の中に広がります。


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歯鰹
静岡県伊東産。鰹という名前ですが、その味わいは鰹と鰆のハイブリッドのような感じ。ねっとりと歯に吸い付くような身からゆっくり溢れ出す甘味がとても秀逸。


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赤鯥 & 泥障烏賊
さっきまで泳いでいたという赤鯥と泥障烏賊をお造りで。
赤鯥は皮目だけに炭を押し当てることで、皮と身の間にある脂を溶かし、泥障烏賊は舌に当たる面だけに隠し包丁を入れることでより甘味を感じられます。地元で揚がった魚だからこその鮮度があり、クリアな甘味と旨味が一段と素晴らしい。


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異次元鮟鱇のお椀♡♡
雪輪蓮根を浮かべて。「さかな人」長谷川 大樹さんが海水の中で神経〆した鮟鱇を使ったお椀。
鮟鱇は箸で割れるような身質ではなく、ガブッとかぶりついても尚、ブリブリとした食感が凄い。そしてその旨味が素晴らしく、まさに異次元の鮟鱇と言わしめる美味しさ。


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柚子
柚子の皮でイバラガニモドキと河豚白子を包んで。
柚子の皮を箸で割くと柚子の香りがふわりとし、口に入れると柚子の苦味がイバラガニモドキと白子の甘味の輪郭をよりはっきりとさせます。


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干し数の子の天麩羅♡♡
10日くらいかけて戻した干し数の子を薄衣で揚げたもの。
「どうぞ」と手渡されるものは丸々一本という贅沢さで、パリパリとした食感に干して生まれた濃縮した旨味がたまらない。


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たたき牛蒡と黒人参 & 春菊と蓮根の鮟肝和え
中でも白眉なのは、春菊と蓮根の鮟肝和え。鮟肝もとてもクリアな味わいであっさりとしたコクがあり、その中でシャリシャリとした蓮根や春菊のほろ苦さ、黒豆の甘味とも合わさって美味しい。


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三浦大根とばちこ
京都の聖護院大根と違って甘味が少ない分、ミネラル分豊富な三浦大根をたっぷりの鰹出汁で炊いており、半生のばちこと一緒にいただくと至福の美味しさ。


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〆ご飯①イバラガニモドキの炊き込みご飯♡♡
固めに炊かれた米のひと粒ひと粒に蟹の旨味が乗っているようで、それが素晴らしく美味しい。


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〆ご飯②真鯵の棒鮨♡♡
真鯵の旨味と甘味がシャリの仄かな酸味でより輪郭を成し、口の中で爆ぜる旨味が最高。鯖よりも脂はないですが、上品な脂と旨味があって感動できる美味しさ。


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〆ご飯③ミンク鯨のラーメン♡♡
「このラーメンで店が出せる」と思わせるようなほどに淡麗の極みのようなラーメン。


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〆ご飯④鴨の玉締め丼♡♡
トロトロの玉子綴じは玉子やご飯の味わいも楽しめるような出汁の濃さで、実に美味しい。ロゼ色の鴨と山椒の実と共にかき込めば、至福の味わい。


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〆ご飯⑤異次元鮟鱇雑炊♡♡
先程の異次元鮟鱇を使った雑炊。ここでもまた鮟鱇の身がブリブリとし、抽出した出汁が最高に美味しい。


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くろもじ茶ゼリーとチェリモヤ ヨーグルトがけ
くろもじ茶の爽やかさとチェリモヤのねっとり感が日本料理の枠を外して出逢った美味しさ。


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雲を得るが如く
黒小豆と小松菜を入れた上用菓子。


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お抹茶
最後は北嶋さんが点ててくださるお抹茶でほっこりと。

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約5ヶ月ぶりの再訪でしたが、更にスタッフが増えており、それが料理にいい影響を与えているかのよう。色々なジャンルの料理人達が刺激し合い生まれる化学反応のようなものを北嶋さんが確りと日本料理として昇華させてらっしゃり、来店の度に美味しさが増していると思います。北嶋さんと長谷川さんを通して感じられる神奈川や相模湾の食材の豊富さとその美味しさは、「鎌倉 北じま」をより輝かせるものであり、地元人の誇りです。

今夜もありがとうございました。


今夜出逢ったお酒

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黒龍 干支ボトル 辰年


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NOTO 純米大吟醸


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産土 山田錦


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山川光男 2023 ふゆ

鎌倉 北じま
神奈川県鎌倉市大町4-3-18
0467-73-7320
日本料理 / 鎌倉駅

夜総合点★★★★ 4.9



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