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nao.の最高のランチ「北島亭 #2」
- 2017/09/03(Sun) -
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夏が旬の貝である『鮑』が食べたくて、鮨店に行こうと考えていた時、「いや、待て。あのお店の方ががっつりと食べられる」と思いついて予約したのは、四谷にある「北島亭」です。

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まあ、先月も行ったので2カ月連続の訪問となります。大石シェフも私のことを覚えていらして、本日の食材の紹介と共にご挨拶。今回も『4品好きなものフルコース』でオーダーです。


実食


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つぶ貝のドレッシング和え
定番のアミューズ。元々、貝が好きなので嬉しいアミューズ。


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海老のビスク
ちゃんと海老の味がするビスク。じんわりと美味しい。


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イタリア ヴェネト産 うさぎのパテ・アンクルート
大石シェフのオススメ。しっかりとした肉質の部分やねっとりとしたパテの部分が渾然一体となり、美味しい。時間かけて食べることで、パテの温度が上がり、より一体化されます。存在は肉々しいけど、味わいはさらりとしています。


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千葉 房州産 鮑のムニエル 肝ソース
これが、再訪させた料理です。今回は400グラムくらいのものだそう。変わらずに、美味しい。濃厚な肝ソースに表面はカリッと、中心部はムッチリとした鮑は病みつきになります。


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大分 豊後水道産 マナガツオのポワレ ういきょうとあさり添え
こちらも大石シェフのオススメ。マナガツオにもしっかりとしたスパイシーな味付けがしてあり、単体でも美味しい。あさりの出汁とういきょうの香りが華やぐ一品。


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カナダ ケバック産 鴨胸肉のロースト 青こしょうマスタード ディアヴル風
フレンチでこんな量の鴨は、初めて食べました。写真が下手で見えないですが、この奥にも鴨があって、丸々1本なんです。鴨も焼かれているのが分からないんじゃないかな?と思うほどに綺麗なロゼ色で、どこかエロチック。ソースは鴨のフォンにグリーンペッパー、肉と共に食べれば鴨が蘇るようなみずみずしさがあります。ガル二は別皿で、椎茸を食べた瞬間にそれ以上の大きさの茄子が(笑)


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マンゴープリン
デザートは、季節のマンゴープリン。このマンゴープリンのはパッションフルーツの酸味が加えられていて、甘味とのバランスが絶妙に美味しい。
他のお客さんが食べていた『桃のコンポート』が丸ごと1個だったのを見て、さすが「北島亭」と思ったのと同時に、あっちにすれば良かったと思ったのは、ナイショです。


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ミニャルディーズ
トドメのミニャルディーズの量も変わらずに(笑)

これだけの量を食べて、2万を切る素晴らしいCPは他店ではなかなかありませんね。雰囲気や接客もいい意味でざっくばらんだし、予約も取りやすい。秋から冬にかけてのジビエシーズンが非常に楽しみなお店です。

北島亭
東京都新宿区三栄町7 JHCビル
03-3355-6667
フレンチ / 四ツ谷駅四谷三丁目駅曙橋駅

昼総合点★★★★ 4.8



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nao.の最高のランチ「Chez Inno #2」
- 2017/05/17(Wed) -
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桜舞い散り、初夏の薫りもし始めた頃、「Chez Inno」の扉を開きます。今回も事前にお願いして1人ランチで、ディナーメニューをちょっと変更してオーダーです。

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実食


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黒トリュフのピューレをかけた温度玉子
小さな器から立ち込める圧倒的な存在感のトリュフの香り。濃厚でありながらも、中に忍ばせたポーチドエッグが絶妙に絡み、絶品です。


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手長海老と帆立のすり身を挟んだ筍のガレット仕立て
手長海老・オマール海老・タラバガニの3種より今回は手長海老を選び、供されたのがこの料理です。
溜息しか出ない。それほどに美味しい。手長海老と帆立のすり身を柔らかい筍の穂先でガレット状にしてあり、筍の食感の中でそれぞれのすり身の甘さがはえます。そして、やはりソースが絶品。添えられたホワイトアスパラや春のコゴミ、蕗の薹のフリットなども脇役にしておくには勿体無いくらいの美味しさになります。


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舌平目のブレゼ “アルベール風”
スペシャリテの1つ。目の前にすると、バターの香りがすごい。フワフワの舌平目の表面だけに細かいパン粉の焼き色があり、ベルモットで蒸し焼きにしているそう。この皿もソースが絶品。ソース・アルベールというシャンピニオンとエシャロットにベルモット、フュメドポワソンを加えたもので、マキシムの支配人の名前から由来しているそうです。作り方を拝見したことがありますが、たっぷりのお酒と上質なフュメドポワソンが美味さの秘訣らしい。


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牛フィレとフォワグラのロッシーニ好み
デフォルトのフォワグラ料理をメインのロッシーニに変更!これも溜息しか出ない。柔らかい牛フィレは上質なものと直ぐに分かり、濃厚なフォワグラに負けない奥行きのあるソース・ペリグーが素晴らしい。このソースだけでもパンが何枚でも食べられます。たっぷりのソースで食べる、まさに「ソースが命」の王道フレンチを実感できる一皿です。


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仔羊のパイ包み焼き“マリア カラス風”
この料理に逢いに来たと言っても過言ではありません。間違えなく、このお店のスペシャリテ中のスペシャリテ。さっくりとしたパイに包まれた柔らかな仔羊。その中にはフォワグラと刻んだトリュフという素材からして素晴らしい料理。ソースもポートワイン・マディラワイン・ブランデー・フォンドボー・トリュフ・バターなどから作られるソース・ペリグーは、パイ生地に染み込ませて余すことなく堪能できます。ロッシーニのそれに比べると、こちらの方が多少軽やかかな。


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本日のデザート
せとかをカモミールシロップでコンポートしたものとフロマージュブラン。
鮮烈なせとかの甘さの後を追いかけてくるかのようなカモミールの苦みが口の中をリセットしてくれます。


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ワゴンより
・抹茶ケーキ ♡
・カスタードプリン ♡
・日向夏のタルト 中にはマスカルポーネチーズ
・清見オレンジのムース
・オペラショコラ
・パリブレスト 中にはイチゴとピスタチオのクリーム

2年ぶりの「Chez Inno」の料理はどれも美味しく、やはり王道フレンチは好みということを実感させてくれます。どの料理にも共通することは、美味しいと実感してからの滞空時間が長く、溜息と共に現実に戻ってくる感じがします。フレンチを語れるほど食べ歩いてはいませんが、素材の持ち味を活かす料理が増えている中でも未だに支持され続けるのは、シンプルにただ美味しいからなのだと感じました。何度でも何度でも、また食べたいと思える料理の数々をありがとうございます。

次回はいつ頃に行くか未定ですが、支配人から通年メニュー以外もリクエストしていいと言われたので、是非『あの料理』を食べたいです。

Chez Inno
東京都中央区京橋2-4-16 明治京橋ビル1F
03-3274-2020
フレンチ / 京橋駅宝町駅銀座一丁目駅

昼総合点★★★★★ 5.0



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nao.の最高のランチ「Cote d'or」
- 2017/03/04(Sat) -
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気楽に美味しいクラシックなフレンチが食べたくて、やってきたのは白金高輪にある「Cote d'or」。斉須シェフの飾らないどストレートな料理はかなり好みで、約1年ぶりの再訪です。基本的にはアラカルトオーダーなのですが、メニューには記載のない昼5000円・夜15000円のオススメコースがあるので、今回はそれにプラスαという形でオーダー。

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実食


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桜海老とチーズのトースト
アミューズ。たまたまなのか、友達と一緒に来た時もコレだったなぁと思い出に浸ります。


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鮪のタルタル ミモザ風
鮪自体はさほどの脂はなく、さっぱり。上に盛られた卵黄がいい濃厚さを与えています。添えられた菜の花のマリネが、とても爽やか。


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小鴨のコンフィ
ランチコースのメインの肉料理。カリカリの皮に反するように、身はホロホロ。ちょっとスパイシーなので、あとを引く味わいです。別皿で供されるジャガイモのガレットや下に敷かれたタマネギとニンジンの付け合わせも味がしっかりとしていて、美味しい。かなりのボリュームがありますが、あっという間に食べてしまいました。


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鳥取直送 イナバジロー猪のステーキ ペッパーソース
最近は魚ばかり食べているので、追加したのも肉料理。鳥取はジビエの中でも猪と鹿が特に有名らしく、イナバジローとうのは仕留めた猟師さんのお名前らしい。
ジビエらしいワイルドな歯応えはある中で、噛み締める度に肉の味わいがしっかりとします。ペッパーソースもその肉の味わいを殺すことはなく、美味しい。添えられた根セロリピューレの苦味がいいアクセントになっていて、より肉の旨味を引き立ています。


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イチゴのスープ ワイン風味
コースのデザートを差し替えていただきました。スープとありますが、ほんのりとワインの風味がするくらいで、ほとんどイチゴ。この時期、最高のデザートです。

この時期ならばあると思った『青首鴨』や『白子のガレット』は、今年は一度も提供していないらしい。メニューに載らない『黒トリュフのパイ』や『黒トリュフのかき卵』もこの時期のスペシャリティなのですが、さほど黒トリュフが好きではないので食べませんでした。今となれば食べておけば良かったかなって、ちょっとした後悔。また行く口実にしようと思います。

Cote d'or
東京都港区三田5-2-18 三田ハウス 1F
03-3455-5145
フレンチ / 白金高輪駅三田駅田町駅

昼総合点★★★★ 4.8



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nao.の最高のランチ「APICIUS #4」
- 2016/11/18(Fri) -
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そろそろ訪れるジビエのシーズン。今年に入ってからずっと鮨に入り浸っていたので、久しぶりに美味しいフレンチが食べたくなりました。私はモダンフレンチよりもクラシックフレンチの方が好きなので、やってきたのは「APICIUS」です。

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11月になり冬のコースメニューの中から『SAVEUR』をベースに、メインだけを少し変えていただきました。


SAVEUR Menu de nao.

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オリーブ
まず供されるのは、恒例のアンチョビ入りのオリーブ。絶妙の塩気が、実に美味しい。オリーブってあんまり好きではないのですが、ここのはパクパクと食べてしまいます。


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サーモンと北寄貝 キヌアと共に ライムの香りで
うーむ、アミューズから美味しい。


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鮟鱇の肝をフォワグラ風に仕立て 金目鯛のフュメとひよこ豆のブリニを添えて
鮟鱇の肝はフォワグラよりもあっさりとしていて、美味しい。金目鯛は意外としっかりと燻製されていますが、衝撃的な美味しさ。ジワリとくる脂と薫香が素晴らしい。さりげなくある白子のフリットも、勿論美味しい。


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カナダ産オマール海老のポシェ レンズ豆と鰻のフュメ 赤ワインソース
付け合わせの鰻とレンズ豆は、ほのかに香る程度に燻製してあり、プリプリとしたオマール海老に赤ワインソースが絡むっ絡むっ。甘さのある濃密な赤ワインソースが実に美味しく、長く余韻に浸れます。


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北海道紋別産サルセル小鴨のロースト 秋のスタイルで
HPで案内が流れてから、すぐに予約して、取り置きしていただきました。『サルセル小鴨』が食べる餌の関係で、ジビエシーズンの初頭にしか提供せず、この「APICIUS」でも6年ぶりのオンメニューだそうです。
長いマカロニでソースを囲むようにして、肉で付け合わせを隠すような独特の盛り付けは、前回食べた『ベキャス』と同じ。『サルセル小鴨』はとろけるような柔らかさで、噛む度にしっかりと肉の味がして、実に美味しい。サルミソースは濃厚ではなく、肉と一緒にすれば肉本来の味わいを引き立て、付け合わせのキャベツ・マッシュルーム・ベーコンと共に食べれば主役になるような美味しさ。なるほど、『サルセル小鴨』が動物系を捕食して、肉や血の香りが変わる前だけオンメニューする理由がわかります。


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デセールセレクション
お楽しみのワゴンデセール。今回はゴルゴンゾーラチーズケーキ・黒イチジクのタルト・プリン、そしてこの季節のスペシャリテのタルトタタン。氷菓からは、黒胡椒アイスとロゼワインシャーベットを。私のオススメは、タルトタタンとゴルゴンゾーラチーズケーキ。テイクアウトできたら、間違えなく買って帰る逸品です。


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食後のフィナーレ ミニャルディーズ
コーヒー、紅茶、ハーブティーを選べる中で、面白いのがハーブティー。スペアミントをはじめとする7種類から自分の好きなブレンドを楽しめます。今回はスペアミントとレモングラスで、スッキリと。


やはり王道フレンチは好みによく合います。とても美味しい。何より驚いたのが、そんなに通っているわけではないのですが、支配人をはじめ多くのスタッフが私のことを覚えてらしたこと。名前入りのメニューまで用意して下さり、さすがグランメゾンのサービスは素晴らしいの一言です。
今年度も『ベキャス』を食べたいと話していると、黒トリュフがメニューに出る年明けぐらいがオススメとのこと。またなかなかオンメニューしないという『野ウサギ』も入荷したらご連絡をいただけるそうで、今年のジビエは楽しくなりそうです。

APICIUS
東京都千代田区有楽町1-9-4 蚕糸会館ビル B1
03-3214-1361
フレンチ / 日比谷駅有楽町駅銀座駅

昼総合点★★★★★ 5.0



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nao.の最高のランチ「APICIUS #3」
- 2016/02/05(Fri) -
1月某日。見知らぬ番号通知から着信。
「nao.さま、ご予約の食材が入荷致しました」という声は、銀座にあるグランメゾンの「APICIUS」。予約していた食材というのは、この時期にしか食べられないジビエの王様と称される『ベキャス』です。実は年末に食べる為に予約していたのですが、まさかの体調不良で倒れて、泣く泣くキャンセルしました。その時にもう再入荷しないかもしれないという中で、もし入荷したら、電話を戴けますか?という無茶なお願いを叶えて下さいました。ありがとうございます♡

再訪日が近づくにつれて、悩むことが1つ。デフォルトコースのメインを変更するか、それともアラカルトで?

実食

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アミューズ『サーモンのブランダード』
小さなパンが添えられており、たっぷりとつけていただきます。ちょっとジャガイモっぽい味も残してあり、美味しい。欲を言えば、もう1枚ほどパンが欲しかったかな。


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『黒トリュフの丸ごとパイ包み焼き ぺリグーソース』
色々と悩んだ結果、ちょうど最盛期を迎えている『フレッシュ黒トリュフ』を使ったアピシウスの定番料理を食べてみようと、アラカルトでオーダーすることにしました。

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サクリとした薄めのパイの中に、黒トリュフが丸ごと入っています。黒トリュフなんて、スライスくらいしか食べたことがないけど、供されただけで香りがすごい。半分に切ってみると、ピンポン玉くらいの大きさの黒トリュフがごろりと姿を現します。初めて食べるこんな形での黒トリュフは、ちょっとしたコリコリとした歯応えもあり、香りが弾けた後でほのかな苦みが口いっぱいに広がります。そして、ぺリグーソース。これにも黒トリュフがたっぷりと入っていて、香りも良く、どストライクに好みで、美味しい。


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『スコットランド産 ベキャスのロティ』
丸ごと一羽で、さすがは綺麗な盛り付けです。ソースはかなり濃厚なものを想像していましたが、なんと軽いサルミソースで、肉の味もしっかりわかる仕上がりです。

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肉厚な腿肉、胸肉共に素晴らしい火入れで、柔らかくジューシー。中央にはちりめんキャベツとシメジのソテーが隠されており、黒トリュフがこれでもかと盛られています。皿の上には、濃厚な鳥のレバーペースト。ソースに混ぜても、パンに付けても美味しい。


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『南瓜のプリンとムース 酒粕のアイスクリームを添えて』
いつものようにデセールのワゴンが運ばれてきて、ちょっと食べたいのもあったのですが、デザートもアラカルトで。
目の前にすると、意外とかなりのボリュームで驚く。プリン・ムース・土台の3層構造で、ザクザクとした食感の中、甘さ控えの濃厚な南瓜の味が広がります。添えられている酒粕のアイスクリームは、思っていたよりもずっと酒粕の風味が生きていて、最後に甘さを味わえる感じ。


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『ミニャルディーズ』
食後のお楽しみと共にしたのはハーブティー。数種のフレッシュハーブを選び、ブレンドして供されます。私は爽やかなレモンタイムを選んで、余韻に浸ります。

今年は違うジャンルにハマっていたり、お気に入りのお店の閉店ということもあり、ジビエはあまり食べていなかったので、思い出になるジビエ料理になりました。まだまだ食べてみたい料理もあるし、今年はもう時期的に叶いませんが、羆や狩猟の鴨を是非を食べたいので、再訪したいフレンチです。

APICIUS
東京都千代田区有楽町1-9-4 蚕糸会館ビル B1
03-3214-1361
フレンチ / 日比谷駅有楽町駅銀座駅

昼総合点★★★★ 4.9



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nao.の最高のランチ「APICIUS #2」
- 2015/12/25(Fri) -
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さほどフレンチは食べていないですが、ヌーベルキュイジーヌと呼ばれるものよりも、私はクラシックフレンチの方が好みのようで、久々にグランメゾンでの1人ランチと参りましょう。

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選んだお店は、「APICIUS」。創業1984年の老舗フレンチであり、日本を代表するグランメゾンの一つです。料理もさることながら、ユトリロ、シャガールなどなどの絵画がまるで美術館のようにメインダイニングにあって、常連の方は〜の絵の前がいいと指定される方もいらっしゃるとか。
今回、利用したランチには週変わりコースが2種、月替わりコースが1種あり、またアラカルトメニューからもオーダー可能です。帰り際に知ったことですが、ランチでもディナーメニューを食べられるそうで、ちょっと後悔したのはナイショの話。

私は月替わりコースである「SAISON」をベースにして、オーダーです。

実食

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『スペイン産アンチョビオリーブ』
まず供されるのが、このオリーブ。アンチョビが詰められたもので、これだけでもお酒がすすみます。


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『鱒と帆立のテリーヌ』
アミューズ。オリーブの酸味のあるソースでいただきます。


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『国産猪肉をラビオリ仕立てにジュニエーブルの香り 赤ワインソースとかやの実のオイルと共に』
ラビオリはしっかりとした食感で、ワインで煮込んだ猪肉がたっぷりと詰めてあります。ソースは煮込みに使ったものに豚の血を混ぜてあるとのこと。美味しい♡以前、訪れた時に今後は猪も使った料理を出していくと仰っていたことを思い出しました。食べられて、良かった。


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『小笠原産母島の青海亀のコンソメスープ シェリー酒風味』
このお店のスペシャリテの一つ。SAISONコース内のメニューを差し替えてもらいました。ポーションはコースに合わせてもらったので、おそらくスモールだと思います。スープに沈んでいるのは、甲羅の裏側で、付け合せはチーズのパイです。
味わいはコンソメですが、特別に濃いわけではありません。漢方みたいに地味溢れてる感じでもなく、ただただ透明な深さがあり、飲み終えた後は唇に膜が張ります。そんな味わい。


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『ブイヤベース アピシウス風』
追加でオーダーした今回食べたいと思っていた料理の一つ。具は、オマール海老・平目・北寄貝・黒ムツ・帆立貝・細魚・白子・金目鯛・鮑、野菜は蕪とブロッコリー。さすがに、豪華絢爛といった感じです。
具材が美味しいことは言うまでもなく、スープが素晴らしく、濃厚で美味しい。かなりの魚介類をねじ込んで、仕上げているようなイメージ。多少、塩気が気になりましたが、香りもご馳走な料理です。「スープ、もっと飲まれます?」と足していただきました♡


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『オーストラリア産仔羊の背肉のパイ包み焼きとシヴェ仕立ての盛り合わせ』
SAISONコースのメイン。脂を外し、ほうれん草と香草と共にパイで包み、焼き上げているそうです。奥には仔羊のバラ肉を香草で煮込んだもの。
ロゼ色の仔羊の火入れは、さすが。しっとりとした身質は仔羊特有のクセなどはなく、バターが香るパイがコクを与えている感じ。美味しい♡


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『デセール』
ワゴンから選びます。全種食べられる方もいらっしゃるというこのデセールも、魅力的なラインナップで誰もが迷ってしまいます。この季節の名物でもある『タルトタタン』は必須です。他に選んだのが『黒イチジクのタルト』『クレームキャラメル』『ゴルゴンゾーラチーズケーキ』。ソルベは、『マンゴー』と『ミルク』。
特に温めてから供される『タルトタタン』はその殆どが林檎で、トロトロにとろけていて、絶品。


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『ミニャルディーズ』
今日食べた料理を思い出しながら、余韻に浸れます。

やはりクラッシックフレンチは好みでした。満足度も高く、余韻も深い。ただサービスは上品であるかゆえに、機械的なとこは通うことで慣れていくのかな?と思います。以前、1人利用の際はランチタイムのみだったのですが、外国人客も多くなってきたので、ディナーでも対応するようになったそうです。また食べてみたい料理があるので、今冬中に再訪したいかと。

APICIUS
東京都千代田区有楽町1-9-4 蚕糸会館ビル B1
03-3214-1361
フレンチ / 日比谷駅有楽町駅銀座駅



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nao.の最高のランチ「L'Atlas」
- 2015/05/08(Fri) -
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春を感じて、また冬に戻ったような季節が過ぎ、やっと初夏らしくなった日。Twitterで懇意にさせていただいている方から、「良かったよ」という話を聞いていてBMしていた「L'Atlas」に初訪問です。パリの老舗レストラン「La Tour d’Argent」の東京支店で出逢い、共に研鑽をされたシェフと支配人が織りなす住宅街にある一軒家レストランの「L'Atlas」。「La Tour d’Argent」というと、やはり有名なのは鴨料理で、勿論この「L'Atlas」も鴨料理はあるのですが、5月まで『オマールメニュー』があるとのことで、今回はそれをいただきました。
使うオマールは、漁猟が年に4ヶ月程(春に2ヶ月間、冬に2ヶ月間)と厳しく法律で決められている『カナダ産のオマール海老』で、脱皮時期に合わせてある為に身入りがしかっりとしているそうです。

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黄色の建物に目の覚めるような青色が印象的な扉を開けると、1Fはガラス張りの厨房があり、2Fには木の温もりを感じられるダイニングがあります。予め『オマールメニュー』を予約してあったので、テーブルにはメニューが置いてあり、心躍ります。

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実食

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『豚のテリーヌ ブリ二ー添え』
メニューを決めるまでの間に供されるアミューズ。一口では食べられないほどに大きく、濃厚な味わいはワインのアテとしては十分。


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『山菜、富山海老のベニエ』
山菜は『こごみ』と『たらの芽』で、さくりと揚げられています。カレー塩が盛り付けられているで、目の前に出されるとぶわりと香ります。


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『オマール海老のコンソメジュレとカリフラワーのヴルーテ 利尻産ウニと温泉卵 キャビア添え』
この「L'Atlas」のスペシャリテ。底からまだら模様になった温泉卵・オマール海老と甘海老・ウニ・カリフラワーのヴルーテ・オマールのコンソメジュレ・キャビアとなっています。底からかき混ぜるように食べると、温泉卵のコクと共にオマールと甘海老のプリプリ感、ウニの独特の甘みが感じられます。かなりの量があり、一口一口違った味わいが楽しめて、美味しい。


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『オマール海老トロワスタイル コンソメロワイヤル&タルトグラチネ&ロティ バニュルスソース』
オマールを3つの違った調理法で味わうというのが、このお皿のコンセプト。茶碗蒸しのようなロワイヤルは下が帆立のフランで、上には濃厚なコンソメの中に確かにオマールの存在を感じられます。小さなタルトパイの中には、ホワイトソースに負けないくらいのオマールがたっぷりと詰められていて、濃厚。ロティは独特の食感があるオマールの醍醐味の爪の部位で、ソースは干しブドウ化したブドウから造られる濃厚な天然甘口ワインのバニュルスから作られていて、濃密で美味しい。


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『オマール海老ヴァプール 春の豆類 ムール貝のエキス サフランエマルジョン』
豪快に半身を蒸した料理で、ムール貝のコクがある乳化したソースに春らしい華やかなサフランが彩ります。しっかりと身入りしたオマールはプリプリというかザクザクとした食感で、食べ応えがあり、美味しい。ソースは下に敷かれた豆類との相性もよく、最後まで楽しめます。


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『オマール海老 ウズラのロティ 筍のグリエ プチヴェール オマールコライユバターソース』
とても美味しい。プリプリザクザクとした存在感バッチリのオマールに、骨から解けるようにロティされたウズラがまさに好相性。春らしい筍とアスパラも秀逸。特にオマール海老の殻から三日間かけてとったというコライユバターソースは濃厚で、実に美味しい。


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『マスカルポーネといちご』
濃厚マスカルポーネと爽やかな酸味のいちごは、よく合います。更にいちごも飴でコーティングされているという演出も見事。


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『清見オレンジのコンポート アマレットのエスプーマ オレンジピールのカトルカール アールグレーアイスクリーム』
フランス語で4/4、つまり4つの材料をそれぞれ1/4ずつ同じ分量にして作るカトルカールを土台としたデザート。全体的にはかなり甘いですが、苦味のある清見オレンジのコンポートがあるので、一緒に食べることで味が締まります。

料理はクラシカルで、コースとしてのボリュームもあり、どれもハズレなく美味しい。サービスに関しては、やはり一流店と比べると劣ってしまうけど、いい感じでほっておいてくれるので、居心地はいい。フレンチというと、どうしても敷居が高いイメージですが、住宅街に溶け込んでいるだけあって普段使いのできるお店で、CPも良心的です。
通常メニューに加えて、今回いただいた『オマール海老』などの季節の素材を使った限定メニューもあるのも魅力的なところ。ちなみに5〜6月はサマートリュフコースをいただけるそうです。ジビエの季節になると、シェフや支配人が自ら獲った鴨などをオンメニューしているそうで、ジビエシーズンに楽しみなお店が増えました。再訪時には、鴨料理をいただきたいと思っています。

L'Atlas
東京都新宿区神楽坂6-8-95 ボルゴ大〆2°
03-5228-5933
フレンチ / 神楽坂駅牛込神楽坂駅飯田橋駅

昼総合点★★★★ 4.2



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nao.の最高のランチ「L'Effervescence」
- 2015/03/14(Sat) -
表参道駅から、根津美術館方面に歩くこと10分くらい。街の雑踏から逃れるようにあるフレンチレストラン「L'Effervescence」が、今日の舞台です。店名の意味は「活気」や「泡」を意味するそうで、シェフは慶大卒業後に料理の世界の扉を開けたという異例の経歴の持ち主で、「ミシェル・ブラス」「ザ・ファット・ダック」を経て、このお店を開いた新進気鋭の天才と称される生江 史伸さん

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陽の光りや緑の煌めきなどが感じられる白を基調とした店内は、とても明るい。そして、スタッフがグランメゾンクラス並みに多いことに驚く。
ランチは基本的に2種コースがあって、事前予約をすることでディナーコースもいただけるとのことなので、『願いと光』というディナーコースをお願いしました。

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実食
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『遊び』
まず「ちょっとしたゲームをしましょう」と供されたのは、オリーブ。一つはグリーンオリーブ、もう一つはブラッドオレンジに漬け込んだオリーブとのこと。見た目で、ちょっと判ってしまいましたf(^^);


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『南瓜、アオリイカ、ハッサクを2口で~』
2つのグラススタイルで供される定番のメニューだそうで、店名である「L'Effervescence」=「泡」が印象的です。左のグラスには、南瓜とシェリービネガーで層を作り、泡状にした生姜の中にモチモチ食感のこれから旬を迎えるアオリイカが潜んでいます。シェリービネガーの酸味とショウガの辛味の中で、南瓜の甘さとアオリイカが映えます。右には液体窒素で、グラニテになったハッサク。口直しにピッタリです。


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『アップルパイの様に#19~タラバ蟹、安納芋、柚子を3口で』
某ファストフードのアップルパイを彷彿させる外観。開けると、小さなアップルパイが姿を見せます。中身はシーズン毎?に変わるようで、#19とあるように19番目らしい。
タラバ蟹の存在は少し判らなかったけど、安納芋の甘さと柚子の香りと爽やかさが後味を引きます。


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『とっても寒い日~鱈の白子のポワレと桜肉のクリュ、長葱のピュレ、芽キャベツ、銀杏、ピモンデスプレット、紫バジルの葉』
表面はカリッと、中はトロトロに火入れされた白子の甘さが、桜肉の塩気としっかりと焼いた芽キャベツの苦味、バスク地方の唐辛子であるピモンデスプレットの柔らかな辛味で、より印象付けられています。美味しい❤︎


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『定点~丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、 バスク黒豚のジャンボンセック&ブリオッシュ』
『定点』と名付けられているように、どのコースにも含まれているこのお店のスペシャリテ。4時間かけて火入れした蕪を半分に切った後、バターで香ばしさを与え、ジャンボンセックの塩気のアクセントの中で、イタリアンパセリの濃厚なピュレでいただきます。
4時間かけたとは思えないほどに、なんとも瑞々しく、食感もちゃんとあります。今の季節の蕪は甘く、夏になるにつれて辛くなるそうです。この料理で季節が分かるという定点観測的な料理だそうです。


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『ふきよせ~鮟鱇のロティ&大根、ムール貝、白味噌、辛子水菜、むかご、柚子』
全て「和」の食材で作り上げた一皿。ロティした鮟鱇とその鮟鱇の旨みを十分に吸った大根には薪の香りをつけており、白味噌の甘いソースに辛味の水菜がいいアクセントになっています。
鮟鱇のポーションは大きく、むっちりとしており、美味しい。「旬の素材を集めたら、こうなりました」というようなメッセージが込められてそうです。


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『フォワグラのナチュレルと金柑のコンポート、生姜、フロマージュブラン、菊芋のピュレとクリュ、春菊の葉』
フォワグラというと、冷製や温製のどちらでも見ることのできる素材ですが、このお店では旨みや脂などが逃げてしまうからということで、冷製での提供をしているそうです。そのために血抜きは徹底した後に、真空調理を施し、季節の食材とともにいただくのがこの料理。
今回、合わせているのは旬の金柑。金柑の甘さと生姜の辛味、菊芋の爽やかさが「本当に臓器だったの?」と感じさせる濃厚なフォワグラを際立たせています。


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『右と左で~金宣烏龍茶』
口直しの一品。まさか、烏龍茶とは。
台湾で開発された新品種の台茶12号から作られるお茶で、まるでミルクや花のような甘い香りが特徴の烏龍茶です。そして、驚くのは口にしてから!料理名に『右と左で』とあるように、なんと左右で温度が違うんです。比重を変えているそうで、短時間ですが分離するのだそう。とてもユニークですね。


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『寒さの下の春~石黒牧場のホロホロ鶏を炭火で、 ソテーした白菜のエキスとあん肝のパテ、新筍、マッシュルームの砂』
これは素晴らしく、美味しい。真空調理したホロホロ鶏の身はしっとりと、炭火で焼かれた皮目はパリッとしており、ソースは白菜をベースにしてあん肝でコクを与えています。濃厚なソースで食べるのもフレンチの魅力の一つでしょうが、素材の持ち味を十二分に活かした調理法も、やはり素晴らしいですね。


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『熟成和栗のクリームと竹炭プララン、ブールノワゼットのアイスクリーム、 黒オリーブ、タカラ牧場の「小さなトム」のムース』

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『玄米甘酒のソルベと白玉糖のムース、ボンカン、サツマイモ』

デザートも独創的です。2つともほんのりとした甘さなので、しつこくなくて、静かに終焉の幕が降りてくる。そんなイメージがします。


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『カフェ』『ミニャルディーズ』
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コーヒー、紅茶、オリジナルのハーブティーから選べますが、ここは是非ハーブティーを。ブルーマローというハーブを使っているそうで、最初は綺麗な水色ですが…2杯目からは金色に変わるという面白い趣向です。そんな趣向は、ミニャルディーズにも!絵の具のようなチューブにはレモンクリームが詰められており、自分でレモンパイを作ったり、ロリポップのようなチョコにはパチパチと弾けるキャンディが仕込まれていたりと、遊び心も満点です。


出迎えから完全に見えなくなるまでの見送り、1人客でも飽きさせないトーク、料理を供するスピードなど、サービスは素晴らしいの一言。最後に挨拶に来て下さった生江シェフも、とても穏やかな感じで、好感の持てる方でした。

自然との調和を重んじる料理の「ミッシェル・ブラス」と分子ガストロノミーという最先端科学のような料理の「ザ・ファット・ダック」。その両店で腕をふるってらした生江シェフの料理は、多かれ少なかれ「驚き」があり、それが美味しさを演出しています。でもその「驚き」の全てが、どうしても「感動」には繋がらないのです。決して不味くはないですが、フレンチに関してはクラシカルなものが好みなので、心震えるような出逢いにはなりませんでした。ただ定点観測というスペシャリテの『丸ごと火入れしたカブ』の味の変化は気になるし、心地よいサービスは素晴らしいので、再訪したいところ。ただその際はメニューの構成を見て、通常のランチコースで十分かな?と思っています。

L'Effervescence
東京都港区西麻布2-26-4
03-5766-9500
フレンチ / 表参道駅乃木坂駅広尾駅

昼総合点★★★★ 4.8



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nao.の最高のランチ「Chez Inno」
- 2015/01/21(Wed) -
「逢いたい人は、数えるほど。逢いたい料理は、数えられぬほど」

ずっと逢いたいと思い焦がれていた料理があります。

『マリアカラス』

ご存知の方も多いでしょう、この料理。フランスのオペラ歌手の名前を冠するこの料理は、「Chez Inno」のオーナーである井上 旭シェフのスペシャリテであり、このお店を代表する料理。そして、この料理を考案した当時はよい食材がなかったそうで、それでも本場フランスに負けないほどの料理を!という井上シェフのプライドとロマンが凝縮された一皿だそうです。

そんな料理を食べたい!と思いながらも、「一人で食べ歩く」という拘りが邪魔をして、なかなか行くことができずorz しかし今回は、特別にという御厚意で初訪問することができました。

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「Chez Inno」。
1984年創業の「ソースのスペシャリスト」と言われる井上 旭シェフがオーナーの老舗フレンチ。
入口を彩るステンドガラス、陽光の射し込むメインダイニングはグランメゾンの風格を感じさながらも、どこかアットホームな温かさに溢れています。

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オーダーは味見も兼ねて、10800円のランチコースで、メインを『マリアカラス』に変えて頂きました。

実食
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『カリフラワーのピューレ コンソメジュレかけ』
アミューズは、カリフラワーのピューレにコンソメジュレをかけたもの。
カリフラワーのピューレは濃厚で、コンソメジュレと共に口に入れれば、中でカリフラワーの冷製スープが出来上がるかのようです。

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『オマール海老のガトー仕立て コート・ドール風』
2種ある前菜の中から、選びました。
手前から生雲丹と白ワインのソース・トマトソース・キノコソースで彩られ、上部にはタラバガニのカクテルとアボカドピューレが添えられいます。
オマール海老が惜しげもなくたっぷりと詰められており、その名の通りケーキのように野菜と海老の旨味が凝縮されています。それぞれのソースで食べてもまた混ぜても、素晴らしく美味しい。特に雲丹ソースは意外にもあっさりとしており、たっぷりとつけても楽しめました。

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『鴨のフォワグラと胸肉の燻製の取合せ』
赤い煌めきはポートワインゼリー、黒い斑点はバルサミコ。
フォワグラは極濃厚、胸肉には凝縮したような甘みがあります。個別に、一緒に食べても余韻を残すような旨さが広がります。

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『舌平目のブレゼ ロワイヤルソース』
蒸し煮にした舌平目を、ベルモットを煮詰めた中にトマトとバジルを入れた軽い酸味のあるソースでいただきます。
少しパン粉を付けた焦げ目が、気にならないほどに繊細な口当たり。舌平目のポーションはかなり大きいけど、「魚を食べる」というよりも「ソースを食べる」という感じで美味しい。

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『仔羊のパイ包み焼き マリアカラス風』
提供された時に心の中で、「やっと逢えたね…」と呟いたほどの料理。フォアグラとトリュフと共にパイで包んだ仔羊は綺麗なロゼ色、ビロードのようなソースはジャン・トロワグロから習得したペリグー。お皿が纏う香りさえも、美味しい。

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ナイフを入れるだけで、肉汁が溢れ出す仔羊は、素晴しく柔らかい。パイはパリッとした感じではなく、しっとりとして肉の旨さを吸い込んでいるよう。ソースは濃厚で言葉が出ないに美味しく、今までの中で一番かも。肉・パイ・ソースが織りなす三重奏は、絶品という言葉が相応しい。ポーションもかなり大きく、ソースもたっぷりと添えられているので、満足度も高いです。期待を上回る美味しさでした。

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『デセール』
ワゴンから数種ある中から、選びます。「お好きなだけ〜」と言われるので、「じゃ、全部!」と言いたいところですが、さすがに食べられず。く、悔しい。
『シュークリーム』『ガトーショコラ』『フルーツタルト』をセレクト。この中では『フルーツタルト』が、お気に入り。タルト生地が厚くて、まるでスポンジをぎゅっとした感じかな。
飲み物は紅茶にしたのですが、そのカップが可愛かったなぁ。レイノー社のALBAシリーズだそうですが、桃色の花びらが舞っているような絵柄で。

グランメゾンというと、敷居が高くて緊張しますが、このお店のスタッフの方は皆フレンドリーで、純粋に楽しむことができました。井上シェフも、何度もダイニングにいらして、お客さんと談笑されてましたし。客とお店の距離が近い感じがします。

「レストランには、感動があること」

井上シェフの信念の1つだそう。店造りや料理は間違えなく、感動はあります。そして、人が作り出す雰囲気も、決してマニュアル的ではないサービスが素晴しかったです。期待と不安でレストランの扉を開け、帰る際には感動を持ち帰れる。そんな美味しさと感動に溢れたレストランでした。

Chez Inno
東京都中央区京橋2-4-16 明治京橋ビル1F
03-3274-2020
フレンチ / 京橋駅宝町駅銀座一丁目駅

昼総合点★★★★★ 5.0



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nao.の最高のランチ「LE BERKELEY #4」
- 2014/11/24(Mon) -
ついにこの日が来てしまいました。

「LE BERKELEY」の閉店

食べ歩きをし始めて、あまり経験のないお気に入りのお店の閉店。なんとも心苦しい気持ちでいっぱいです。
閉店する前にもう一度!と思っていたので、早々と最終日に予約を入れ、同時にジビエの予約もしました。渡邊シェフが「ベキャスの次に美味しいのでは?」と推している『サルセル』がどうしても食べたいっ!去年は『ベキャス』を食べたのですが、『サルセル』は食べられずに、今年食べようと決めていたジビエなのです。予約する際、マダムに『サルセル』が食べたいことを伝えると、入荷するか微妙なとこだそう。それでも僅かな希望をかけて予約しました。

閉店の4日前。
Twitterで情報交換させて頂いている方から、「サルセルが入荷したようです」とのメッセージを受け、早速お店に電話。すると、既にキープしてくれているらしい。
やったー♡
私の食い意地が伝わったのか?(笑)ともかく、嬉しいかぎりです。

閉店日。
ディナーは満席とのことで、初のランチタイムでの予約。昼と夜を食べるつもりで、悔いのないように渡邊シェフの料理を堪能したいと思って、マダムも「マジですか?」と驚くかなりのボリュームでのオーダーです(笑)
最後の「LE BERKELEY」。偶然にも、最初の訪問と同じ席での食事です。

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アミューズ『ムール貝のムクラード』
まだあった!小振りな貝ながらもぎっしりと身が詰まっており、ミルキーな味わいが美味しい。白ワインと一緒に黙々と食べたい。

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前菜『仔ウサギとフォワグラ 仔鴨のクラシックなパテアンクルート サラダ添え』
フランス料理のシンボリックな前菜の一つで、テリーヌを生地で包んだものですね。濃厚なそれぞれの食感も異なっており、楽しい。口の中がしつこくなってきたら、添えられている味がしっかりとついているサラダを食べることで、リセットされます。計算されていますね。

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魚料理『北海道産カスベのムニエル 焦がしバターとパプリカ ポルト酒のソース トリュフ風味』
以前、渡邊シェフのブログで紹介されていたメニュー。食べたいなと思っていましたが、なかなか出逢えずにいました。まさか、この日に出逢えるとは。
供されると、ブワリと香草が香ります。軟骨まで食べれるカスベはツゥルツゥルな食感で、その中で軟骨のコリコリ感が心地よいです。焦がしバターのコクがたまりません。

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ジビエ『サルセルのロースト 赤ワイン風味のジュ』
出逢えたのは、奇跡。念願のサルセルです。サルセルとは鴨の子供のことではなく、野鴨の最小型の品種で、成鳥でもウズラほどの大きさの鴨です。
まるでハート型のように盛られている可愛いシルエット。皮目はパリッとしており、身は肉厚ながらもサクリと歯切れがよく、とろけるような食感。軽めというソースも実に美味しい。

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ジビエ『青首鴨のロースト ルーアン風赤ワインソース』
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激レアに焼き上げた青首鴨は、とろけるような感じ。内臓と血とワイン、そしてフォワグラを加えたソースルアネーズは、極濃厚でパンをつけるだけで立派な料理になります。
「付け合わせです」と出された別皿は初めて。内容は青首鴨のモモ肉グリル、内臓のパテ、栗とトリュフのラビオリ。中でもモモ肉なグリルは、非常に美味しかった。ブリッとした歯応えの中に、溢れる肉汁がたまりません。こういう料理を出されると、もっと渡邊シェフの色々な料理が食べたくなりますね。

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メイン『和牛テールの赤ワイン煮』
今までのはメインじゃないの?というツッコミは置いておいて。最後だからこそ、どうしても食べたかったメニュー。トロトロの牛テールは軽い酸味の中で、舌にまとわりつくような食感で、肉の繊維一つ一つが解けていく感じ。肉のインパクトは凄いながらも、後味は軽い素晴しい料理です。

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デザート『タルトタタン』
〆のデザートは、この時期くらいからどのお店でも提供しだしている『タルトタタン』。実は失敗から生まれた料理って、知ってました?この『タルトタタン』、温かかったのならば完ぺきな味わい。

最後の「LE BERKELEY」、実に堪能しました。渡邊シェフの食べてみたかった料理はまだまだあるのですが、夢のための閉店なので仕方ありません。カフェのような気軽な雰囲気、ガルニもあまりつかないインパクト大な料理の数々、大好きでした。また出逢える奇跡を信じて、ごちそうさまでした。

LE BERKELEY
東京都港区白金3-9-8スカーラ白金シティプラザB1F
03-6310-2378
フレンチ / 白金高輪駅白金台駅広尾駅

夜総合点★★★★ 4.8



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