nao.の生命の水「Port Charlotte Islay Barley 2011」-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2018/11/21(Wed) -
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2杯目。久しぶりに飲みたくなったのは、『アイラモルト』。「飲んでいるのを初めて見ました」と天内くんが言うのも無理はない。何せ、私も久しぶりだから。強烈なピート香のするアイラ系は好き嫌いがはっきりと分かれていますが、私は唯一無二のようなこのピート香が大好きなのです。
![]() かなり癖のあるものを選んで出してもらったのは、Port Charlotte Islay Barley 2011。 1881年に設立されたアイラ島にあるブルイックラディ蒸留所で造られるアイラモルトで、この蒸溜所はテロワール(土地風土、特性など)を重視しており、100%スコットランド産の大麦を原料につくられています。 味わいは…想像していた薬品のようなフェノール臭ではなく、炭やタールのようなスモーキーな香り。徐々に潮の香りが感じ始め、オークの甘さが軽やかに抜けていく感じ。個人的にはもっと薬品っぽいものが好きなのだけど、久しぶりに感じるアイラ島はやはり美味しかったです。
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nao.の生命の水『Old Parr Superior』-The Bar CASABLANCA-
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- 2017/01/09(Mon) -
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![]() 最後のグラスは、私なりに考えた2017年を始めるにあたって縁起の良いウイスキーを選びました。それは『Old Parr』です。152歳9ヶ月の英国史上最長寿といわれたトーマス・パーから名付けられたこのスコッチウイスキーは、明治時代から吉田茂や田中角栄などの日本のリーダーたちに愛されてきました。和食に合う味わいということもありますが、一番の要因は斜めに立つことができるユニークなボトルでしょう。このことから「決して倒れない」「右肩上がり」と称されています。 バックバーに目をやると、『Old Parr』の横に似たようなボトルがあって、もしかして…と思って聞いてみると『Old Parr Superior』でした。新年なので、ちょっと豪華に行ってみましょう。 実は、別のバーで実際に斜めに立つのかを試したことがあります。現行品では昔みたいになかなか立たないボトルが多いそうで、確かに簡単には立ってくれなかったです。それは昔のように根性のある者がいなくなったことの表れでしょうか。それでも立つボトルやポイントはあって、私もそうでありたいと願いながら、香りと味わいに酔いしれるのです。
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nao.の生命の水『Ledaig 2008』&『Linkwood 1997』-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2016/07/07(Thu) -
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![]() 片野さんに「何かウイスキー飲みたい」と伝えると、「じゃあ、ネタで」と出されたのがコレ。ついにウイスキーのラベルにもアニメ系のものが出てきたのかと思ったら、コレはコミック・アート・コレクションというシリーズだそうで、ラベルは現在グランドジャンプWEBで連載中の原作・城 アキラさん/作画・花門 初海さんの「カクテル」という作品らしい。2種のボトルがあり、内容は左の『Ledaig 2008 7年』と右の『Linkwood 1997 18年』。折角なので、ハーフショットで飲み比べです。 ![]() ![]() まずは『Ledaig 2008』。綺麗なゴールド色で、ちょっと薬品っぽい。でも甘口なので、さほど気にならないかな。チェイサーを飲むと、塩っぽい後味がします。 『Linkwood 1997』。18年でもかなり薄い色合いで、フルーツのような香り。『Ledaig 2008』に比べると、ピート香はさほどせずに、香ばしい飲み口で飲みやすい。そして、断然こちらの方が美味しい。 ちなみにこのラベルに描かれているのは、同一人物だそうでそれが一番驚いたかな(笑) おそらく1本ずつしかないと思うので、興味のある方はお早めに。
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nao.の生命の水『Johnnie Walker Black Label』-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2016/02/14(Sun) -
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![]() 最後にウイスキーで、リキュールを洗い流していきませんか?と言われたので、選んでいただいたのが、70年代特級『Johnnie Walker Black Label』です。いわゆる、ジョニ黒というやつですね。現行品は2000円くらいですが、このボトルが販売されていた当時は、大学生の初任給2カ月分にあたる10000円というかなり高価なブレンデッドウイスキーだったようです。またこの『Johnnie Walker Black Label』のCMも、名作として有名ですね。 現行品と飲み比べさせていただきましたが、確かに現行品よりも遥かに美味しい。さすがにアルコールの少し抜けている感はありますが、キーモルトの一つであるラガヴーリンが強く感じる味わいでした。 好きなブレンデッドウイスキーができたら、キーモルトの旅も面白いかもしれません。
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nao.の生命の水『ARDBEG "PERPETUUM"』-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2015/12/15(Tue) -
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![]() 次のグラスは、久しぶりにアイラモルト。勧められたのは、片野さんのスコットランド土産である『ARDBEG "PERPETUUM"』。 これはアードベッグ200周年を記念して発売されたもので、「Perpetuum (パーペチューム)」とはラテン語で“永久”を意味するそうです。今回いただいたのは、その一般市場向けのボトルではなく、蒸溜所先行発売ボトル。 度数は一般市場向けのが47.4度に対して、これは49.2度と高いですが、口当たりは柔らかなイメージ。二つを飲み比べをさせていただきましたが、一般市場向けのがクリーミーな感じに対して、こちらの方がよりアードベッグっぽい。加水すると、蜂蜜のような甘さが強くなり、美味しい。200周年というなかなか出逢えない節目なので、何処かのバーで見かけたら、味わうのもいいと思います。
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nao.の生命の水『竹鶴 17年』-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2015/01/03(Sat) -
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![]() 次のグラスは、『竹鶴 17年』。ピュアモルトウイスキーと称するこの『竹鶴』は、力強い余市モルトと華やかな宮城峡モルトを混和させたもので、初代マスターブレンダー・竹鶴政孝から受け継がれてきた技や信念が凝縮されたウイスキーです。 「混ぜているのだから、ブレンデッドじゃないの?」と思われるかもしれませんが、グレーンウイスキーを使わずに、モルトウイスキーのみで造られているのでピュアモルトと言われているそうです。なお、2009年に施行されたスコッチ・ウイスキー法によると、スコッチ・ウイスキーのラベルにピュアモルトと表記することは禁止されているそうなので、日本だけのものなようです。 実食 モルトウイスキーというと、やはり個性的なものが多く好みが分かれるところですが、これは非常に飲みやすく万人受けする味だと思います。そのままでも十分に甘いでしょうが、加水すると更に甘みが増して、美味しいです。世界に誇れるジャパニーズウイスキーの1つだと確信できます。 核となるもう1つのモルトウイスキーの『宮城峡』も飲んでみたいですが、竹鶴政孝さんが最期まで愛した『スーパーニッカ』をまずは飲んでみたいですね。
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nao.の生命の水『余市 20年』-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2015/01/02(Fri) -
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![]() 毎年、年の終わりと始めには、バーに行くのが私の恒例行事。営業日の兼ね合いで、今年の終わりは「CASABLANCA 片野酒類販売」となりました。バーに行く理由は、そのお店の名物カクテルが飲みたいとか名バーテンダーに会いたいなどありますが、私の場合は後者。特に片野さんは、私がバーに行き出した頃からのお付き合いになるので、思い入れも強いのです。 さて、最初のグラスは片野さんのブログでもご紹介していたウイスキー『余市 20年』です。 今、「マッサン」効果で注目を浴びている竹鶴政孝さんが、理想のウイスキーを造るために選んだ北海道 余市。私も4年前、雪虫が舞う頃に訪れており、世界で唯一の石炭焚き蒸溜という余市蒸溜所を見学させて頂きました。それを考えると、もっと早く飲んでなければならなかったウイスキーだったと思います。 実食 グラスからはハチミツみたいな甘い芳醇な香りが立ちこめ、シェリー樽の甘たるさもなく、52度というアルコール度数すら感じさない、さすがは20年の熟成というべき円やかさがあります。高価なウイスキーなので、ゴクゴクと飲むわけにはいきませんが、特別な時に飲みたいウイスキーです。
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nao.の生命の水『The BIG SMOKE』-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2014/08/01(Fri) -
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![]() 最後のグラスは、ウイスキー。それもかなりクセのあるものがいいと片野さんに言って、出されたのが『The BIG SMOKE』。私が生涯付き合えるようなウイスキーを見つけられない一つの理由として、クセのあるウイスキーも好きということが挙げられます。この唯一無二のような存在感は、やはり魅力的なわけです。 出されたウイスキーの『The BIG SMOKE』は、スモーキーをテーマに作られたアイラのブレンデッドウイスキーで、主体となるウイスキーは『アードヘッグ』だそう。個人的にクセのあるウイスキーは度数が高ければ高いほどに飲みやすく、甘みを感じられて好きなのです。今回いただいたのも60度と高めですが、やはり美味しかったですね。ロックで飲みましたが、ソーダで割った方がより美味しいかもしれません。次回は試してみようと思います。
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nao.の生命の水『The MACALLAN 10y Full Proof』-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2014/05/26(Mon) -
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![]() この「CASABLANCA 片野酒類販売」に新しいスタッフが入ったという話は色々な方から聞いていましたが、まだお会いしたことはありません。でも皆さんから言われるのは「関内の要潤」。そんな方に一目会ってから帰ろうと思い、最後にオーダーしたのはゆっくりと飲めるグラスです。 片野さんに出していただいたのは、『The MACALLAN 10y Full Proof』です。イタリアの「ジオベネッティ社」向けにボトリングされた80〜90年代に流通されたオールドボトルだそうで、「絶対に美味しいので、是非」と勧められました。 実食 「モルトのロールスロイス」と言われている『ザ・マッカラン』。その名に相応しいとてもラグジュアリーな香りに、カラメルのような濃厚さが舌にまとわりつきます。確かに、美味しい。チビチビと飲むには、ピッタリなグラスですね。 ちなみに飲み終わる頃に、「関内の要潤」こと冨田さんにもお会いすることができました。これから、宜しくお願いします。
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nao.の生命の水『HEART BROTHERS LAPHROAIG 20年』-CASABLANCA 片野酒類販売-
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- 2014/01/11(Sat) -
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![]() 『グレンタレット 20年』で、最後にするつもりでしたが、色々と話が盛り上がってしまい、もう一杯いただきました。ちょうど座っていた位置のバックバーに、ダンスをしているラベルのウイスキーを発見。気になったので、聞いてみると、『スリーリバーズ ザ・ダンスシリーズ ラフロイグ』だそう。それをオーダーしようと思ったのですが、「きっと、こちらの方がお好みですよ」と勧められた『HEART BROTHERS LAPHROAIG 20年』をオーダーです。 実食。 アイラウイスキーを代表するウイスキー、『ラフロイグ』。大好きか、大嫌いかで分かれますが、私は大好きな部類です。『ラフロイグ』の特徴である強烈なピート香はさほどせず、口に含めば、甘さを感じる味わい。アルコール度数は54.7度ですが、先ほど飲んだ『グレンタレット 20年』より飲みやすかったです。ただ飲みやすいだけに、後あとヤバそうな感じのするウイスキーです(笑)
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