nao.の極みの一杯「蟹醤油らあめん」~蟹らあめん 一本道~
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- 2023/03/21(Tue) -
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![]() 中野で間借り営業をしていた「蟹らあめん 一本道」が中目黒に実店舗を構えたと知り、行ってきました。店舗は中目黒駅から5分とかからない立地に構えており、隣には有名洋食店の「キッチン パンチ」があります。 階下にある店内は7席のL字カウンターがあり、小さな券売機で食感を買うシステムです。ラーメンは濃厚白湯・醤油・塩の3つと和え麺もあり、その中から今回は『蟹醤油らあめん』を注文です。 ![]() 中央に蟹味噌・蟹のほぐし身・白葱・炙りメンマ・水菜・海苔・鶏チャーシューがデフォルトで、そこに追加で『あの卵の味玉』と『鶏チャーシュー塩麹漬け』をトッピングしてみました。『あの卵の味玉』のあの卵とは、青森県蓮田産「真っ赤卵」と茨城県常陸大宮産「奥久慈卵」だそうで、今回はどれなのかは不明。丼の縁にぐるりと塗られた蟹味噌を溶かしながら食べるように勧められ、いただきます。 ![]() 気になるスープはひと口目から蟹の味わいがふわっとして、醤油とも相性が良くて蟹鍋を食べているかのよう。そこに蟹味噌を溶くと、更に蟹の存在感が増して美味しい。ただ後半になるにつれて、やはり蟹なので味わいは甘くなりがち。卓上にある黒胡椒・白胡椒・香味油?を入れると、全体的に味が締まってオススメです。トッピングで白眉なのは『あの卵の味玉』でしょうか。黄身の粘度は液体のような感じで、あまり好みではないですが、味わいは濃くて美味しい。勢いで『鶏チャーシュー塩麹漬け』も追加してみましたが、かなり大判の胸肉でしっとりとして柔らかですが、コレはなくてもいいかな。不安だった蟹の生臭さはほぼなく、ガツンと蟹!という味わいでもなく、鶏出汁の中で+αという形で蟹らしさを出している一杯だと思います。鶏×蟹というあまり類を見ないジャンルなので、未食の『濃厚白湯』や『塩』も食べてみたい。
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nao.の極みの一杯「醤油らぁめん」~Nippon Ramen 凛 RIN Tokyo~
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- 2023/02/17(Fri) -
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![]() 東京駅構内にあるラーメン店「NIPPON RAMEN 凛 RIN TOKYO」に再訪。東京駅の八重洲地下中央口改札内という抜群の立地にあり、好みの淡麗系ラーメンの醤油と塩の二本柱で営業されているラーメン店です。店頭にある券売機で先に食券を購入するシステムで、現金だけではなく様々な決済サービスが利用できて便利。 店内は緩く弧を描くL字カウンターで、清潔感があってとても綺麗。今回はこのお店の看板メニューである『醤油らぁめん』と味玉やチャーシューなどの『特製トッピング』を注文です。 ![]() ![]() ![]() 5種の本醸造生揚げ醤油をブレンドしたという醤油の香りが活きたスープの中で、綺麗に折り畳んで入れられた中細麺の喉越しが心地よい。ひと丼ひと丼毎にとても丁寧に作られており、それが実によく味に出ていると思います。 『特製トッピング』の2種のチャーシューも薄切りながらも、『柏幻霜ポーク』を使ったもも肉には薫香を楽しむ仕立てを施してあり、バラ肉はスープの熱で溶ける脂の旨味がたまりません。 ![]() 駅構内にある店舗とは思えないほどの完成度の高い一杯です。また是非とも食べたい。
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nao.の極みの一杯「らーめんmacro・焼豚(厚)2枚、特選こだわり煮玉子」~人類みな麺類 東京本店~
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- 2023/01/29(Sun) -
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![]() 個性的でキャッチーな店名が増えている中で、恵比寿にあるこのラーメン店もそのうちの1つでしょう。 「人類みな麺類」 2012年に大阪・西中島でオープンし、2020年に東京・恵比寿に本店を構えるラーメン店です。このお店の特徴としては、なんと言っても目を見張るほどの煮豚の大きさ。これは店主・松村 貴大さんの「もっと大きなチャーシューが食べたい」という子供の頃の夢を形にしているそうです。勿論、この極厚な煮豚だけで有名になったわけではなく、某ラーメン口コミサイトで大阪府エリア5年連続1位を受賞したり、某有名グルメ口コミサイトでも百名店に選出されたりと実力は折り紙付。満を持しての東京進出という感じでしょうか。 ![]() 東急東横線代官山駅かJR恵比寿駅から10分弱、個性的な石像が並んでいるのが目印です。店内には店主が好きというMr.Childrenの曲やLIVE映像が流れていて、厨房を囲むカウンター・製麺機を見れるカウンター・テーブル席があります。 メニューとしては、原点となる醤油味の『原点』、しっかり味の醤油ベースの『micro』、貝をベースにした『macro」、煮干しベースの『骨』の4種があります。どのラーメンにも煮豚は付くので、厚さや枚数(1か2枚)を選ぶことができるので、今回は… ![]() らーめんmacro・焼豚(厚)2枚、特選こだわり煮玉子 薄口醤油のスープはあっさりとしながらも、骨格である浅蜊や蜆の旨味が醤油の香りと味から確りと顔を出しており、ジワジワときいてくるようなパンチがあります。麺はちょっと柔らかな中太麺、具材として目を引くのはやはり極厚の煮豚。注文の際に枚数と厚切りと薄切りの厚さを選ぶことができ、「厚切り2枚なら画的に面白いな」と思って、厚切り2枚でお願いしました。丼の表面の半分を覆い隠すような大きさと3センチはあろうかという厚みがあって驚きます。その煮豚も確りと味が奥まで染み込んでおり、ほろりと崩れるくらいに柔らかい。 ラーメンもさることながら、一番驚いたのは接客。退店する際に店長らしき方が声かけることで、スタッフ全員で「ありがとうございました!」と声をあげ、更には店長が外まで見送って下さるというラーメン店では初めての経験。ラーメンのビジュアルと共に驚かされるお店でした。
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nao.の極みの一杯「チャーシュー塩そば」~地球の中華そば~
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- 2023/01/19(Thu) -
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![]() 1/21(土)を最後に現店舗から移転が決まっている伊勢佐木長者町にある「地球の中華そば」に再訪。ラーメンは醤油・塩・白醤油・味噌とありますが、私が好きなのは地鶏×豚のスープから作られる『塩そば』。いつも大抵は『MIXワンタン煮玉子』なのですが、移転前の最後かと思って、予てよりやってみたかった『チャーシュー塩』に『肉ワンタン』をトッピングしてみました。 ![]() 供されたラーメンは麺が見えないほどに肉で覆われていて、ちょっと笑う。スープは地鶏と豚の旨味を骨格として、そこに貝の旨味が加わって、ひと口飲むだけでグッとくる旨味が凄い。チャーシューは豚の肩ロースとロースの2種の部位なので、それそれ肉の旨味や脂の甘味が楽しめて美味しい。ワンタンは肉々しくも、皮のひだ部分がちゅるんとしていて好み。肉に埋もれている麺は生き物のように喉越しが良く、啜るのが楽しみになるような感じ。少し盛られているクレソンやトマトペーストを麺と一緒に食べると、苦味や旨味がプラスされて味変になります。やはり高次元で美味しい一杯。 実は移転先の店舗も私の行動範囲内なので、引き続き通いたいと思います。
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nao.の極みの一杯「特製鴨中華そば(塩)」~鴨中華そば 満鶏軒 渋谷並木橋店~
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- 2023/01/08(Sun) -
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![]() ふらりと散歩していて、偶然見つけた「鴨中華そば 満鶏軒」。ここは錦糸町に店を構える「真鯛ラーメン 麺魚」のセカンドブランドとして、2018年にオープンしたラーメン店。あっという間にブレイクして、今では都内に6店舗を展開する人気ラーメン店になりました。「中華そば 満鶏軒」で、和食料理人の店主・橋本 友則さんが作り出すラーメンは、大量の鴨と水だけの鴨100%ラーメンということで、私もずっと気になっていた一軒です。 メニューは塩と醤油の鴨中華そば、鴨中華つけそば、フォワグラ油そばというラインナップで、券売機方式です。オススメは塩の方らしく、『特製鴨中華そば(塩)』にしました。 ![]() 鴨と純水のみで作り上げたというスープはとても澄んでいて綺麗で美味しい。麺はスパッとした歯切れの良いストレート麺、特製にしたので具材も鴨ロースチャーシュー・鴨ももチャーシュー・燻製味玉・青菜・三番瀬のりと豪華。 食べ進めていくと、鴨チャーシューから旨味がジワジワと滲み出るようで、鴨のエキスを吸った青菜や溶けていく海苔など時間とともに更に美味しくなっていく感じがします。具材の中で、やはり白眉なのは鴨チャーシュー。しっとりと柔らかなロース、ザク切りで確りした噛み応えと薫香が印象的な腿肉、どちらもスープの旨味を邪魔することのなく美味しい。鴨という食材を上手く、ひと椀に纏め上げたラーメンだと思います。
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nao.の極みの一杯「潮らぁ麺」~TOKYO BAY FISHERMAN'S NOODLE~
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- 2022/12/09(Fri) -
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![]() 貝の一撃/TOKYO BAY FISHERMAN'S NOODLE ![]() 横須賀にある「いちごよこすかポートマーケット」は三浦半島の食の魅力を楽しめる商業施設で、横須賀の有名店が数多く出店しています。その中のひとつに「TOKYO BAY FISHERMAN'S NOODLE」があり、私にとって北久里浜店や茅ヶ崎店よりも断然にアクセスが良く、気になっていたお店が近くにやってきてくれたという感じ。 このラーメン店のウリはホンビノス貝を使った貝出汁で、「いちごよこすかポートマーケット」の厨房からむせ返るような貝出汁の香りが漂っています。麺は潮・醤油・まぜそばの3種と数種のご飯ものがありますが、その中でやはり店のイチオシなのは『潮らぁ麺』かと思い、注文。フードコート的なシステムかと思いましたが、確りと店内席もあったので、1人でも席の確保とかの問題はありません。受付で注文すると渡される番号札がドッグタグなのも、米軍基地がある横須賀らしい演出。 ![]() 程なくして番号を呼ばれると、店内にいる場合には席まで持ってきてくれるので嬉しい。カタカナで店名が書かれている丼の中には、デフォルトでチャーシュー・姫竹・小松菜があり、今回はチャーシューとうずらの『どっちーも!』をトッピングしたので、見た目も豪華です。チャーシューの上にはホンビノス貝が乗っており、貝を意識できます。 どれだけガツンとくるスープなのかと思いましたが…ホンビノス貝の旨味と甘味を活かした円やかな清湯スープで美味しい。麺は中太の縮れ麺でモチモチとした食感が心地よく、あっさりとした具材が多い中でチャーシューが噛み締める度に旨味溢れてくるが印象的。とても美味しくて、ついついスープを飲み干すと、丼には「貝注入!」の文字がw また違う麺を食べてみたい。
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nao.の極みの一杯『特製鶏の醤油』~銀座 篝 鎌倉店~
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- 2022/10/30(Sun) -
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![]() 鎌倉駅から小町通りを通り、路地に外れたところにある「銀座 篝 鎌倉店」に再訪。「銀座 篝」はラーメン店とは思えない割烹のような造り、丁寧な接客と仕事、そして銀座らしいトリュフを使ったラーメンがある鶏白湯スープの火付け役のような存在。今では色々な街に店舗があり、この鎌倉店も2019年に出来た比較的に新しい店舗です。 ![]() 蛤と牡蠣の汐Soba 「銀座 篝」と言えば、ポタージュのような白濁の鶏白湯スープが有名ですが、それ以外の清湯ベースのものはどうなのだろう?と思って注文。供されると、むせ返るような牡蠣を中心とした貝の香りがぶわっと立ち込めます。透明なスープは、和歌山県の老舗醤油蔵の白絞り醤油に貝・煮干し・日高昆布・干し椎茸を漬け込んだ作ったカエシを使っているそうで、深みのある旨味のコクが素晴らしい。麺の喉越しも良く、低温調理された豚と鶏チャーシューもしっとりとしていて美味しい。盛り付けも味わいもとても綺麗で、とても良いクオリティだと思います。
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nao.の極みの一杯「MIXワンタン煮玉子塩そば」~地球の中華そば~
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- 2022/10/24(Mon) -
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![]() ![]() MIXワンタン煮玉子塩そば♡ 伊勢佐木長者町にあるハズレがない「地球の中華そば」の中でも、やはり一番人気なのが蛤・蜆の出汁が効いた『塩そば』。麺は細麺と平打ち麺を選べるので、今回は細麺。 店主・樋上 正径さんのラーメンはいつも美しい。自家製麺は喉越しが良く、「生き物なのか?」と思うほどにスルスルと口に入っていきます。貝の旨味の骨格が確りとしているスープは実に美味しく、表面にワンポイントのようにあるドライトマトペーストをスープに溶くと旨味が増して、味変のアクセントになります。肉ワンタン・海老ワンタン・煮玉子・肩ロースとバラ肉のチャーシュー、全てが美味しい。
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nao.の極みの一杯「特製海老味噌つけめん」~つけ麺 五ノ神製作所 新宿店~
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- 2022/09/08(Thu) -
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![]() えび、エビ、海老!/つけ麺 五ノ神製作所 新宿店 ![]() ![]() 特製海老味噌つけめん♡ 器の中で畝る極太麺の上には2種のチャーシュー・茹でキャベツ・海苔・三角メンマがあり、中でも極厚でザクザクとした食感がある三角メンマがお気に入り。味玉とモッツァレラチーズがドンッとあるつけ汁はドロリとした粘度があり、味わいはえび、エビ、海老と攻めたてるような力強さがあります。新宿にある「つけ麺 五ノ神製作所 新宿店」のウリは、店頭の看板を見ても分かるように海老です。海老の旨味・味わい・香ばしさがガツンときて、今回選んだ味噌とのバランスもよく実に美味しい。『特製』なので具材が豪華になりましたが、チャーシューや味玉に白眉的なことは感じず、このつけ汁自体がインパクトあるので『特製』に拘る必要はないかも。でも『三角メンマ』のトッピングはオススメです。 麺もつけ汁も美味しいのですが…強いて言うならば、私の食べ方が下手なのか?いつもつけ汁が足りなくなってしまってスープ割まで辿り着かないこと。それがいつも残念でなりません…。
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nao.の極みの一杯「特製鶏の醤油らー麺」~らーめん鶏喰~
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- 2022/08/25(Thu) -
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![]() 平日の昼時。開店前から既に並ぶ人がいて、横浜・吉野町の交差点は賑わいます。やってきたのは、横浜でも人気の「らーめん鶏喰」というラーメン店。 ![]() 特製鶏の醤油らー麺 供された瞬間に器から立ち上る醤油と鶏の香りが食欲を掻き立てます。九条葱の緑が鮮やかなスープは鶏の旨味をねじ込んだような感じで、その中にピシッと揺るぎない醤油の味わいがあります。麺も生き物のように喉へスルスルと入っていくような喉越しがあって美味しい。特製にしたので、『紅孔雀の味玉』『鶏団子』『鶏胸肉のチャーシュー』『鶏もも肉チャーシュー』が盛られてどれもレベル高く、鶏尽くし。まさに店名の通り、「鶏を喰ってる」。そんな気持ちにさせる一杯です。
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