nao.の魂の一串「BLESS #7」
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- 2023/02/06(Mon) -
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![]() 鶏の祝福/BLESS ![]() 鶏刺し♡ 宮崎県のブランド鶏「みやざき地頭鶏」を使った鶏刺し。内容は白レバー・はつ・砂肝。中でも白眉なのは、やはり白レバー。舌に吸い付くようなねっとり感があり、旨味が凄い。 ![]() 鴨鍋♡ 鍋汁で直前に火を入れた鴨肉、鴨団子、茄子で構成される鴨鍋のお椀。吸い地もジワジワと溢れ出す鴨旨味がガツンときて、最後に鴨の甘味が口に残るような味わい。 ![]() 生つくね♡ 骨の周りの肉を叩いてから寿司のように握り、上に沢庵と穂紫蘇を乗せて、海苔で巻いた生つくね。 沢庵の甘塩っぱさが味わいの決め手になっており、濃厚な鶏の旨味が口の中の熱でとろりととろけます。 ![]() レバー♡ プリプリとしたレバーは口の中でプツンと音を立てて弾け、旨味が舌に絡みつきます。今夜も美味しい。 ![]() エルフランス♡ 一際大きいうずらの玉子はブランドの「エルフランス」。口に近づけると、ふわりとトリュフの香りが鼻を擽り、黄身はまるでジュースのような仕立てです。 ![]() 砂肝(追加)♡ 小気味よくザクザクとした食感があり、鶏の旨味と甘味を引き出す塩加減も抜群。 ![]() ささみ♡ 湯煎することで火入れをして、仕上げに炭の香りを纏わせる仕立て。フワフワとした柔らかさの中で、酢橘の爽やかさが映えます。 ![]() 厚揚げ♡♡ 揚げることで内と外の食感のコントラストを与えて、仕上げに炭で焼くことで炭の香りも纏わせています。更に薬味や醤油も上からかけるのではなく、下に盛り付けることで口の中に入れるまで外側は極限までクリスピー。そして内側はジュースのようなとろける具合。素晴らしく美味しい。 ![]() 腿焼き♡ おそらくは腿肉でも、きめ細かい内腿と歯応えのあるふくらはぎの食べ比べ。 ![]() チーズつくね(追加)♡ 珍しい!つくねだ!と思ったら、中からトロリとチーズが!ありそうでなかった仕立てで、コレはクセになる美味しさ。 ![]() はつもと♡ プリッとしたはつもとはジューシーで、串を持ち上げるだけで滴る旨味が凄い。塩加減も素晴らしく、食べ終えても尚つづくような甘味が秀逸。 ![]() あか(追加)♡ 何気に皮付きのものは初めて。歯を入れる方向で変わる食感が面白く、鶏の旨味が溢れます。 ![]() 椎茸♡ おそらくは岩手県産のブランド椎茸の「ふくよ香」。表面には椎茸ジュースが溢れるコリコリとした食感で、香りが凄い。たまらない美味しさ。 ![]() 手羽先 激熱ですが、手づかみで豪快にかぶりつくのが正解です。 ![]() ![]() 舞茸と鶏そぼろのご飯♡ 舞茸は炭で炙ることで、脱水と香りを与えています。直前に炒めて混ぜ合わせる鶏そぼろは旨味が抜群。2杯目は希望で濃厚な卵黄乗せることができ、コレが美味しい。 ![]() 出来立てヨーグルトジェラート 旬果である苺を添えて、オリーブオイルを回しかけたもの。程よい酸味が口の中を洗い流してくれます。 森下にある焼鳥店「BLESS」に再訪。ポップでアメリカンな雰囲気のカウンターでは店主・藤本 洋平さんが焼く焼鳥を、テーブル席では水村 俊一さんが作るイタリアンをいただけるというちょっと変わったお店。カウンターでいただける完全予約制の焼鳥コースは鶏刺しや椀物までコースに取り込んでおり、まるで焼鳥割烹のような仕立てで本格的です。しかしながら、2月中旬くらいでこの焼鳥コースがなくなって、全フロアで焼鳥とイタリアンを食べれるようになるそうです。 そして、藤本さんはいずれ新しいステージへと。そこでは「BLESS」との出逢いの『焼鳥弁当』、西麻布「山﨑」の『そぼろ丼』、絶品の『親子丼』、そして何よりも様々な部位の焼鳥が心ゆくまで食べられることを心待ちにしています。 ![]()
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nao.の魂の一串「地葉はなれ #20」
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- 2023/01/17(Tue) -
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![]() 千たびの限り恋ひ渡るかも/地葉はなれ ![]() よだれ鶏♡ 鶏は旨味が凝縮しており、タレに負けない美味しさ。 ![]() はつ♡ 生姜の鮮烈さの後に内臓の甘味がジュワッと溢れてくる店主・地葉さんの名刺がわりのひと串であり、今夜も美味しい。 ![]() もも肉♡ 今夜の鶏は「五島地鶏しまさざなみ」で、この地鶏は軍鶏の雄とプリマスロックの雌を交配させたものだそう。前回もいただきましたが、『もも肉』は初めて。想像よりも弾力があり、ふわっとした肉質で味も濃くて美味しい。 ![]() エルフランス♡ 大玉のうずらの玉子は、ブランドの「エルフランス」。白身はプルプルとし、黄身はまるでジュースのようで、コレは飲めるうずらの玉子です。 ![]() ペコロス♡ 激熱を頬張ると、確りと引き出されている甘味が溢れます。 ![]() 厚揚げ♡ 「焼き」から「揚げ」になった厚揚げはより内と外の食感のコントラストが生まれており、豆腐そのものも美味しいので、トロトロとして甘い。 ![]() 鶏ハンバーグ丼♡ 手毬状にしたご飯とつくねを炭火で焼き、米麹・芥子・麻の実・生絞り醤油・三温糖で作られた「あけがらし」と山葵でいただく新作。表面がカリッとして炭の香りを纏ったつくねと「あけがらし」と山葵の味わいが実によく合っていて美味しい。 ![]() やげん軟骨♡ 塗られた山葵は地葉さんの熱意の表れ。コリコリとした軟骨の食感に旨味のある肉とそれをより美味しくさせる山葵の鮮烈さがいい。 ![]() 手羽先の唐揚げ♡ 何個でも食べられそうな大きさと美味しさ。 ![]() 蓮根 ひと口目には黒胡椒でピリリとさせ、ふた口目は蓮根の甘味を感じさせます。 ![]() 手羽元♡ 「五島地鶏しまさざなみ」。先程のもも肉とは違い、厚みある皮に歯を跳ね返すほどの弾力があり、咀嚼の度に溢れてくる旨味と甘味が素晴らしい。 ![]() 白レバー♡♡ 「五島地鶏しまさざなみ」のもの。元々脱水されたかのようなねっとり感があるそうで、口に入れるとベタ〜っとまとわりつくような食感があり、甘くて旨味も抜群です。 ![]() レバー♡ ひと口目は先端にあるはつと一緒に食べるので、レバーのねっとり感とはつのプリプリ感が同時に楽しめ、最後はレバーのみの舌に絡みつくようなねっとりとした舌触りが楽しめます。 ![]() 茶碗蒸し 前回よりもぐんと美味しくなった茶碗蒸しは、餡と茶碗蒸し自体が濃厚。 ![]() 手羽先♡ コレも「五島地鶏しまさざなみ」。骨を抜いて、代わりに葱を入れた仕立てで、葱の風味と甘味が鶏に更なる旨味を与えており、美味しい。やはりこの地鶏は皮のある部位が美味しく、私好み。 ![]() ブロッコリー じっくり焼いて引き出されたブロッコリーの旨味が秀逸。 ![]() あか♡ ふわっとした食感と時折ザクザクと食感も楽しめる鶏の内腿の部位。 ![]() 担々麺♡ スープはクリーミーですが、麺は山椒を練り込んだ山椒麺なので、確りと「麻」を感じられます。 ![]() なめこ♡ 初めていただく串。ぬるりとした食感もありつつ、何よりも香りが素晴らしい。 ![]() 砂肝♡ 開くことなく、ころりとした砂肝はタレと柚子胡椒の冬の仕立て。ザクザクとした食感にタレの甘味と柚子胡椒の辛味が映えます。 ![]() せせり♡ とろりととろけるような食感で、甘味を引き出すような塩加減も素晴らしい。 ![]() 椎茸 コレは香りを味わうべきひと串。 ![]() 胸肉♡♡ 「五島地鶏しまさざなみ」。胸肉のしっとり感を楽しんだ後にジュワッとした皮の旨味が口の中に溢れます。やはり皮が美味しい。 ![]() 親鶏のぼんじり♡ 食感フェチにはたまらないぼんじりでしょう、コレは。固い親鶏がこんなにも焼鳥で光り輝くとは。 ![]() 胸皮♡ やはりコレも「五島地鶏しまさざなみ」。供されると、表面に溢れた脂がパチパチと踊るようで、口に入れると旨味と甘味が段違いの美味しさ。 ![]() トマト♡ 前回もいただきましたが、今回はパルメザンチーズではなくトリュフ。口に近づけると、ふわりと香るトリュフがいい感じ。 ![]() つくね♡ 口の中でふわっと崩れ、コリコリとした軟骨の食感と溢れる鶏の旨味とタレの旨味が合わさる美味しさ。 ![]() ちょうちん♡♡ タレで湯煎するという火入れを施した卵黄は口の中で弾けて、舌に絡まる粘度が実に好み。 ![]() 鴨♡ とろけるような食感があり、山葵の量を変えることで、ひと口目とふた口目で味わいに変化をさせています。 ![]() ピーマン♡ 定番化したのか、今回もトマトソースとチーズのピザ風。ピーマンとも抜群の相性です。 ![]() そり葱♡ 究極のねぎまがコレでしょう。弾むような食感のそりと火入れすることでとろりとした葱の風味が素晴らしい。 ![]() 大黒しめじ 椎茸よりも香りは少ないながらも、やはり味はこちらの方がいい。 ![]() 塩つくね♡ 先程のつくねはタレだったので、塩でも焼いていただきました。塩だと鶏の旨味と甘味が全面に押し出されて、同じ部位でも違った一面が感じられます。 ![]() はつもと♡ 内臓の旨味と甘味がタレと絡み合い、このひと串が旨味の塊となっています。やはり焼鳥は内臓系が大好き。 2022年の鶏納めは、横浜・鶴屋町にある「地葉はなれ」です。店主・地葉 将人さんにまたガッツリと焼いていただきました。 今回はいつも正肉に使っている「伊達鶏」ではなく、前回もいただいた「五島地鶏しまさざなみ」という地鶏をメインにした構成です。毎度毎度、大量に食べさせていただいて気づくことですが、例えば山葵にしても最初のひと口目だけに付けており、ひと串であっても味わいの緩急があって、非常に考えられていると思います。卓上には拘りの山椒・七味・黒七味があり、これらも客任せではなく地葉さんが部位によって使い分けるようになったら、更なる高みが味わえそうです。 ![]() 2022年もありがとうございました!来年もまた宜しくお願い致します。
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nao.の魂の一串「鳥しき #43」
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- 2022/12/17(Sat) -
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![]() ちはやふる神の火入れ/鳥しき ![]() 煮込みバケット 池川さんが焼いたバケットに八丁味噌ベースで煮込んだ数種類の部位の鶏の煮込みを乗せて。山椒の鮮烈な香りが心地よい。 ![]() かしわ♡ 「炭の香りを楽しんで下さい」と供される部位。鼻腔を擽る炭の香りと咀嚼の度に溢れる伊達鶏の旨味がとても美味しい。 ![]() 丸はつ♡♡ サクサクとした食感の後にジュワッととろける丸はつ。口の中に広がるのは、食べ終えても尚続く極上の甘味。キングオブ丸はつ! ![]() 波♡ どこにでもある、でもどこでもない味わい。 そう感じさせる皮の表面は踊るように脂が弾けており、中心部は歯を跳ね返すようなモチモチとした食感があります。 ![]() 鶏白湯 〆のご飯ものと一緒に供されるスープとは違い、長く炊いて白濁された濃厚なスープ。 ![]() 白玉 プリプリの白身にクリーム感の強い黄身がいい感じ。 ![]() せせり♡ 独特の歯を跳ね返すプリッとした食感があり、甘味と旨味が強い味わい。 ![]() かっぱ♡♡ 過去最大と思える特大のやげん軟骨。軟骨自体はとても柔らかく、周りの肉もついているのでボリューミーで旨味も強め。 ![]() 銀杏 こんがりとホクホクとした銀杏は苦味がなく、甘く美味しい。 ![]() つくね♡ 口の中でふわりとし、その中で軟骨のコリコリ感が映えます。タレの旨味と鶏の旨味が合わさり、実に美味しい。 ![]() じゃがバター♡ 炭で焼かれるじゃがいもは格別な美味しさ。そこにバターの旨味が加わるのだから、不味いわけがない。 ![]() 手羽先の皮♡ 分厚い皮は確りと焼くことで、余分な脂を落としてカリカリとし、グッと旨味が増しています。 ![]() 背肝♡♡ 何というボリューム。滴るような旨味が口の中で爆ぜます。旨味のアタックの強さと食べ終えて、口の中に残る甘味と香りが素晴らしい。 ![]() 砂肝♡♡ 咀嚼しようとすると、砂肝が口の中で弾み、ザクッと気持ちいい歯切れの良さ。そして、旨味の爆流に飲まれてしまいます。 ![]() 血肝♡♡ 艶めいて色気のある血肝(レバー)は舌に絡みつくようなねっとり感があり、甘味が凄い。 ![]() 食道♡♡ 独特な管の食感に広がる甘味が素晴らしい。今夜も最高の味わい。 ![]() アキレス腱♡ 肉々しさもあり、柔らかな軟骨の食感もあり、それを同時に楽しめる素晴らしさ。 ![]() 椎茸 コレは香りを食べる串。口に入れると、一気に爆ぜる香りが印象的。 ![]() ぼん♡ コレも確りと脂を落としすことで、旨味が凝縮しています。 ![]() ちょうちん♡ 口の中で弾ける卵黄が実に印象的。画的にも映え、旨味も素晴らしい。 ![]() 恥骨♡ 肉質は柔らかく、時折感じる軟骨のコリコリ感が心地よい。 ![]() はつもと♡♡ 「鳥しき」の中でもレアな部位だと思われる部位。内臓特有の甘味の中で、咀嚼の度に溢れる濃厚な旨味がたまらない。用意してくださった池川さん、ありがとうございます! ![]() 手羽先♡ 骨の周りや皮や肉の旨味が一体となった部位は、焼鳥の中でも花形。個人的には表面のボスといった感じw ![]() 厚揚げ 全く焦げがない厚揚げは確りと中にも熱が込められており、池川さんの焼きの技術力の高さが感じられます。 ![]() そり♡ 弾むような食感のそりは、腿の付け根の部位。表面のカリカリに焼かれた皮がいいアクセントになっています。 ![]() 親子丼 供された瞬間のインパクト大のオレンジ色のビジュアル。出汁の味わいの中でいただく温かいTKGといったイメージです。 ![]() ブロッコリー オリーブオイルをかけながら、じっくりと焼かれたブロッコリーは、確りと旨味を引き出されています。 ![]() 膝♡ 唯一、皿で供されて胡麻油と白髪葱の風味を纏う部位。そりよりも柔らかく、旨味が強め。 ![]() そぼろ丼♡ 今夜は卵黄のせ。今ある〆ご飯の中では、コレが一番好き。軟骨のコリコリ食感と肉の旨味が一体となった塩そぼろは、卵黄をかけることで更に濃厚な味わいになります。 ![]() 焼きシャリ & 鶏スープ♡ 池川さんがじーっくりと焼く今はもう食べられない焼きおにぎりを思い出させるひと品。鶏スープと共に〆られるのは、とても幸せな瞬間。 目黒「鳥しき」に通わせていただいて、約10年。どんなに予約困難さが増しても、どんなに好きなメニューがなくなっていっても、私は通い続けたい。焼場で店主・池川 義輝さんが焼き続けているかぎり。 ![]() 今夜も約4時間の長丁場。きめ細やかなポスピタリティーと池川さんの心意気、そして焼鳥の美味しさが心に沁みました。池川さん、ありがとうございました。19100
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nao.の魂の一串「地葉はなれ #19」
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- 2022/12/02(Fri) -
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![]() 鶏と出逢う/地葉はなれ ![]() よだれ鶏♡ 某店のオマージュから既に確りとご自身の味へと進化しており、辛味を抑えて鶏の旨味を全面に出した味わい。 ![]() はつ♡♡ 初手は地葉さんの名刺的な串。プリプリな食感を楽しみ、食べ終えると生姜の辛味でよりはっきりとした甘味がぶわっと広がって素晴らしい。 ![]() もも肉♡ 炭の香りを纏い、タレでコーティングされた鶏の旨味全開のもも肉。基本的な部位だからこそ分かる美味しさ。 ![]() エルフランス♡ 一際大きなうずらの玉子は、ブランドの『エルフランス』。白身はプリプリとし、黄身はジュースのようで濃厚な旨味がたまらない。 ![]() 厚揚げ♡ 「焼く」から「揚げる」へと新しい仕立てになった厚揚げ。より一層にバリッとした表面を楽しみ、中の豆腐のクリーミーさが映えて甘い。 ![]() 抱き身♡ 身はしっとり、皮はパリッとし、そして皮と身の間の脂の旨味が最高。 ![]() 手羽元♡♡ 五島列島の地鶏「五島地鶏しまさざなみ」。初めていただく地鶏ですが、ゴリッとした食感があって旨味が強く、とても好みな味わい。 ![]() 蓮根 ひと口目は黒胡麻のピリッとした味わいで、最後は蓮根そのものの味わい。計算されたひと串です。 ![]() 手羽先の唐揚げ♡ ちょっと出た骨がキュートwこのくらいのサイズならば、スナック菓子のようにひょいひょいと食べられそう。 ![]() 膝軟骨♡ コレは「伊達鶏」。軟骨だけでなく、周りの肉もついているので肉々しくて旨味もたっぷり。 ![]() レバー♡ まるで温めたかのようなレバーはプリプリの後、旨味がドッパーンと溢れます。 ![]() 鴨♡ これぞ冬の到来を待ち侘びる味わい。旨味を引き出す塩加減も完璧。 ![]() 胡瓜の白和え♡ 「箸休めにどうぞ」と供されましたが、コレが美味しい。滑らかな豆腐の甘味の中で、シャリシャリとした胡瓜の瑞々しさがいい。 ![]() トマト♡ トマトは焼くことで旨味が凝縮し、仕上げにかけられたチーズがいいアクセントを生んでいます。激熱でずが、頬張りたい。 ![]() じゃがバター♡ マズいわけがない!鉄板の美味しさ!コレも片方だけ黒胡麻がかけられていて、味わいのコントラストが楽しめる仕立て。 ![]() ねぎま♡ 葱の香りと風味が加わることで、ガラリと変わる味わい。葱のチカラは偉大です。 ![]() 茶碗蒸し 初の茶碗蒸し。上からとろみをつけた鶏出汁を張っており、具は鶏肉と百合根。 ![]() 椎茸♡ 口に入れると香りが立ち、咀嚼すると旨味が溢れてきます。 ![]() 砂肝♡ 寒くなったので、タレ+柚子胡椒バージョンになったようです。ザクザクッとした食感にタレの甘味とピリリとした柚子胡椒の後味が心地よい。 ![]() 茄子 トロトロ。けれど激熱!頬張る!私の矜持w ![]() せせり♡ 「伊達鶏」らしく、余分な脂がなくて旨味が強い味わい。 ![]() 腰皮♡ タレバージョン。分厚い皮は旨味と甘味が群を抜いており、私的に最強の皮の部位です。 ![]() 手羽先♡♡ 先程の「五島地鶏しまさざなみ」のもの。ゴリッとした歯応えの中で、雑味のない強い旨味が映えます。やはり好みの地鶏。 ![]() 銀皮♡♡ 炭と甘味が合わさったような香りが特に好きな部位。サクサクとした小気味良い食感の中で、旨味と甘味が広がります。 ![]() 食道♡ みっちりと串打たれているので、シャクシャクとした食感が心地よく、咀嚼の度に溢れる甘味がたまらない。 ![]() ちょうちん♡♡ プツンと音を立てて弾け、粘度のある卵黄が絡まります。この粘度がとても好みで、実に美味しい。 ![]() つくね♡ 粗めに挽かれてふわっとした食感があり、軟骨のコリコリがいいアクセントを与えています。 ![]() 手羽先の皮♡ 先程の「五島地鶏しまさざなみ」のもの。厚みがあり、プリプリとした食感の中で脂の甘味がジュワッとします。 ![]() あか♡ フワフワザクザク。肉の繊維に対してどの角度で咀嚼するかによって変わる食感。肉の旨味を引き出した塩加減と鮮烈な山葵が美味しい。 ![]() ピーマン♡ 今回の中身は鶏そぼろ・チーズ・トマトソース。つまりはピザっぽい感じ。週末にはチーズが恋しくなるので、嬉しい仕立て。 ![]() そりねぎ♡ 究極のねぎまがコレでしょう。葱を肉で巻き込むようにして串打たれており、葱の甘味と香りが映えます。 ![]() 親鶏ぼんじり♡ まるで砂肝のような食感のぼんじり。他店ではあまり見かけない部位で、固い親鶏ならではの強い旨味があります。 ![]() 胸皮♡ 私の中で腰皮と双璧をなす胸皮。デフォルトは首皮ですが、やはり皮は厚みがある方が甘味や旨味が強いので好きです。 ![]() 足首♡ 最後はバリバリとした食感フェチにはたまらない部位。 横浜・鶴屋町にある「地葉はなれ」で、恒例の鶏まみれ。とても焼鳥店とは思えないほどの広い店内の中、全ての焼鳥を焼き上げるのは店主・地葉 将人さん。使用している鶏は伊達鶏が中心だそうですが、月変わりで色々な地鶏を捌いているそうで、今夜出逢った地鶏は五島列島の「五島地鶏しまさざなみ」という軍鶏の雄とプリマスロックの雌を交配させた鶏だそうで、五島列島でしか養鶏していない希少種。旨味が強くてクセがなく、確りとした肉質にさらりとした脂が非常に好みの味わい。色々な地鶏に出逢えるのも最近の楽しみの1つなので、地葉さんに是非とも色々な鶏を捌いていただきたいです。 ![]() 地葉さん、今回もありがとうございました!年内中にもう一度!お願いします!
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nao.の魂の一串「BLESS #6」
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- 2022/10/21(Fri) -
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![]() この身に鶏の祝福を/BLESS ![]() 今夜の献立 ![]() 鶏刺し(追加)♡ +1000円で追加できるとのことで、勿論追加。宮崎県産ブランド鶏「みやざき地頭鶏」を使った内容は…ささみ・はつ・砂肝・白レバー。淡雪塩の柔らかな塩味が鶏の甘みを引き出しています。 ![]() 生つくね(追加)♡ 沢庵が入っている、所謂「トロたく」のような仕立ての生つくねを黄身醤油で。骨周りの肉だそうで、旨味が強くて美味しい。 ![]() はつもと♡ 初手は、はつもと。炭の香りがふわりと鼻を擽り、サクサクとした歯応えと内臓特有の甘味が口いっぱいに広がります。 ![]() エルフランス♡ 白身はプルプルと震えるようで、黄身はまるでソースのような半熟加減。驚きのうずらです。 ![]() あか♡ 間に獅子等を噛ませたあか(内腿)。葱よりも辛味のある獅子等がいい仕事をしています。 ![]() 椎茸♡ 岩手県産のブランド椎茸の「ふくよ香」で、咀嚼の度に溢れる旨味と香りが素晴らしい。 ![]() レバー♡ 焼くというよりか温めたようなレバー。口の中でプツンと音立てるように弾け、トロリと旨味が溢れます。 ![]() さび焼き♡ 直前に仕込みと串打ちをして、湯煎で火入れを施し、仕上げに炭の香りを纏わせたササミ。山葵と酢橘の爽やかな刺激が心地よく、素晴らしい。 ![]() 丸はつ♡ 藤本さんの修業先である「おみ乃」を彷彿とさせる生姜をちょこんと乗せた仕立て。生姜の刺激の後に広がるのは、爆ぜるようなはつの甘みと旨味。 ![]() オクラ 甘みを引き出す為の塩加減で、オクラ本来の甘みと炭の香りが秀逸。 ![]() ねぎま♡ 初めは少し炭から離して火入れして、仕上げに近づけて皮を一気に焼き上げて供されるねぎま。厚みのある皮はパリパリ、肉はジューシー。その間にある葱は脂の旨味を吸って、実に美味しい。 ![]() 厚揚げ♡ 予め揚げてから、炭の香りを纏わせる厚揚げ。表面のパリパリ感と豆腐部分のトロトロ感が織りなす極上のコントラストが楽しめます。 ![]() ふりそで♡ 皮目をバリっと焼き上げており、肉自体はしっとりと柔らかくジューシー。 ![]() 砂肝♡ 極上のサクサク食感。味付けの為の塩ではなく、旨味や甘みを引き出す為の塩という感じがひしひしと伝わるような味わい。 ![]() せせり♡ ふわりとした食感の中にザクザクとしたせせり特有の食感。鶏の甘みの中で、柚子胡椒の辛味がいいアクセント。 ![]() ぼんじり♡ プリッとした食感の中にコッテリとした旨味があり、タレの甘みと鶏の旨味が合わさるひと串。 ![]() 茄子 トロリとした茄子は、茄子本来の旨味と甘みが映えます。 ![]() 手羽先♡ 途中から手羽先を開くので、旨味がギュッと詰まっており、口に入れた瞬間のインパクトが凄い。 ![]() ![]() 舞茸と鶏そぼろのご飯♡ 舞茸は炭火で脱水させて、更に炭の香りを纏わせており、供された瞬間に立ち上る炭とキノコの香りがヤバい。ご飯は鶏そぼろの旨味を確りと吸い込んでおり、主役になりうる味わい。おかわりは卵黄を乗せて。卵黄はただただ濃厚でで、旨味が一段と跳ね上がります。 ![]() 鶏白湯ラーメン♡♡ コレは異様に美味しい。ひと口で唇に膜が張るような濃度があり、鶏の旨味がねじ込まれているかのような感じ。このラーメン一本でも勝負できそうな完成度。 日曜日も営業するようになった森下にある焼鳥店「BLESS」に再訪。店主・藤本 洋平さんの焼鳥を心ゆくまで堪能するのであれば、不定期で日曜日に開催している『焼鳥13〜15種と飲み放題コース』が断然オススメ。デフォルトコースと違い、鶏刺し・鶏の鮨・椀物などがありませんが、焼鳥をメインに食べることができます。 ひと串ひと串とても丁寧に焼き上げており、タレは旨味を閉じ込めるコーティング、塩は鶏の旨味や甘みを引き出す為ということが伝わるような繊細な味わい。藤本さんの技術力の高さを存分に感じられる素晴らしい時間でした。 ![]() 藤本さん、ご馳走さまでした!また宜しくお願いします!12000
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nao.の魂の一串「鳥しき #42」
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- 2022/10/05(Wed) -
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![]() ちはやふる神の火入れ/鳥しき ![]() バケット 八丁味噌ベースで味付けた7種の部位を池川さんが焼いたバケットに乗せた「鳥しき」のスターター。 ![]() かしわ♡ 串を近づけるだけで炭の香りがふわりとし、大ぶりなカットから溢れる旨味が素晴らしい。後味に鶏の甘味がじんわりと広がります。 ![]() 波♡ 所謂、首皮。『波』と称するのは池川さんのユーモア。表面はカリッと中心部はモチモチとしたどこにでもある部位だからこそ、違いがハッキリとする部位。 ![]() 砂肝♡ 口に近づけると、胡麻油と炭が香り、スパンっとした歯切れの良さが心地よい。 ![]() かっぱ♡ 黒胡椒のピリッとした刺激があり、小気味良い軟骨のコリコリ感、そして間に打たれた肉の旨味が美味しい。 ![]() 白玉 黄身はクリームのような仕立てで、飴色にねった白身がプツンと弾けて黄身の旨味が広がります。 ![]() 鶏白湯スープ♡ 食中に供される濃厚なスープ。塩分は薄いながらも旨味が強い。もう少し味を濃くして、麺やご飯を入れても ![]() 丸はつ♡ なくなった生命が池川さんの火入れで新たな生命を得たかのような躍動が口の中で感じられるひと串。今は串で供されますが、皿で供された頃の特大のものもまた食べてみたい。 ![]() せせり♡ 炭香る中で強く感じるのは鶏の旨味と甘味。これらを引き出している塩の塩梅もさすが。 ![]() 食道♡♡ いつものとは異質の美味しさ。タレの味わいの奥からねっとりと濃厚な旨味と甘味が広がり、舌というよりか喉に絡みつくような感じ。 ![]() 血肝♡ 3口で完結するストーリー性のあるひと串。先端にあるはつのプリプリ感とコントラストを楽しみ、大きなレバーの旨味を存分に味わい、最後に旨味と甘味の余韻を感じる。素晴らしい味わい。 ![]() トウモロコシ♡ 北海道産の「ゴールドラッシュ」の炭火焼き。夏野菜の楽しみの1つで、炭と醤油の香りが素晴らしく映え、甘味が強くて美味しい。 ![]() ぼん♡ 脂の多い部位ですが、確りと余分な脂を落としており、旨味が凝縮しています。定番のレモンを搾るのもいいですが、大根おろしを乗せて食べるのもオススメです。 ![]() 手羽先の皮♡ 先程の『波』とは違い、分厚い皮を脂を落としつつ、表面をカリッと焼きあげたひと串。タレの旨味と皮の旨味が合わさることで累乗される味わいが秀逸。 ![]() つくね♡ 炭とタレの香りがふわりとし、粗く挽かれた肉の旨味が爆発するかのよう。3つあるので、まずはそのまま。そして、七味と山椒で味変を楽しむのもアリ。 ![]() 厚揚げ♡ カリッと焼かれた表面に中心部はモッチリとした厚揚げ。「厚揚げが美味しい!」と気づかせてくれた原点のお店。 ![]() はつもと♡♡ 動脈の管を感じられる食感があり、内臓特有の濃い旨味と甘味が映えます。 ![]() そり♡ 腿の付け根の部位で、キングオブ肉。皮目がカリッと焼かれ、肉は旨味が濃く美味しい。 ![]() ちょうちん 分解して焼くという独特な焼き方をする『ちょうちん』。見た目も映え、味わいも濃厚なのめ供されるとアガるひと串。 ![]() 膝♡ 『そり』と両極を成す部位で、胡麻油と白髪葱の風味がたまらない。確りと焼かれてカリカリの皮に旨味溢れる肉が美味しい。 ![]() 茄子 激熱なのは分かってはいますが、頬張りたいトロトロの茄子。 ![]() 手羽先♡ 大きな手羽先は2つの骨を外してから食べるとスマート。旨味たっぷりな皮と身にちょっとレモンを搾ると、更に美味しい。 ![]() 脛♡ 新作?割と確りとした歯応えがあり、肉質は淡白なのに咀嚼の度に旨味が溢れます。 ![]() ハーフそぼろ丼♡ 塩そぼろの旨味が爆発的に溢れる丼。個人的には今の『親子丼』よりもこちらが好み。次回は卵黄を乗せてみたい。 ![]() ハーフ親子丼 オレンジ色の黄身と白い白身のコントラストが映えます。食感の面ではあまり好きではないけど、ついつい注文してしまうw ![]() 鶏スープ茶漬け 昔からありますが、今はなき『焼きおにぎり』の片鱗を感じることのできる〆ご飯。上品でありつつ濃厚なスープの中で、炭火で脱水してパリッとしたご飯がいい。しかしながら『さび』がなくなったので、ささみは入っておらず…。 ![]() 鶏スープ 今夜はちょっと濃厚な仕立て。上品な味わいは池川親方の〆の矜持。 ![]() 焼鳥弁当♡ 久しぶりのお弁当。塩鶏そぼろ・かしわ・せせり・つくね・白玉・オクラ・椎茸という構成で、彩りとバランスもとても良い。一緒に付いてくる山椒がニクい。 20時からの目黒にある「鳥しき」は、ゆるりと始まります。焼鳥も高級傾向になっていき、多くのお店が高級ブランド鶏を使っている中で、オープンから使っている「伊達鶏」を見事なまでに絶品へと昇華させているのは、店主・池川 義輝さんの技量の高さでしょう。姉妹店もでき、多くの弟子が独立をして「池川イズム」を広めており、昨今では関西の人気店も都内に進出してくるなどして、焼鳥業界も目紛しくなっています。都内でも屈指の予約困難店であり、『もものタタキ』や『焼きおにぎり』など好きな料理もなくなっていくマイナス要因が多い「鳥しき」ですが、やはり通いたいのはそこに池川さんがいるから。 ![]() 今夜も遅くまでたくさんありがとうございました!19400
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nao.の魂の一串「地葉はなれ #18」
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- 2022/09/20(Tue) -
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![]() 燠/地葉はなれ ![]() スモークチキンのサラダ パルメザンチーズとシーザードレッシングの味わいの中でふわりと香る薫香があって、ワインに合わせたいアテ。 ![]() はつ♡ 今夜も地葉さんの名刺代わりのひと串は、爽やかな生姜の辛味とはつの旨味と甘味が映えます。 ![]() せせり♡ とろけるような口溶けで仄かなコリコリ感の後に旨味が溢れます。 ![]() 胸♡ 皮のパリパリ感と肉のしっとり感を同時に味わえるひと串。 ![]() かしわ♡ タレでコーティングされた肉の旨味が素晴らしく、更にタレの旨味で累乗するような味わい。 ![]() 厚揚げ♡ 夏らしくたっぷりと爽やかな薬味が盛られ、外はカリカリでモッチリとした中心部とのコントラストが映える厚揚げ。熱々のところを頬張り、日本酒で流すのがたまらない。 ![]() エルフランス♡ よく知るうずらの卵よりもひと回り大きなエルフランス。白身は弾むような弾力で、黄身は濃厚な旨味がジュースのように溢れます。 ![]() トウモロコシ♡ 炭の香りを纏う真っ白なトウモロコシの「ピュアホワイト」は激甘で、更にバターが溶けて絡めば、それはもう夏のご馳走。 ![]() 冷やし担々麺♡ 神奈川県が誇るあのお店と同じ山椒麺を使ったひと品で、極濃厚な肉味噌ペーストの中で山椒の辛味が最後に確りと感じられて美味しい。 ![]() ペコロス 甘味を引き出す火入れが素晴らしい。 ![]() レバー♡♡ まるで温めたような火入れで、プツンと弾けるように口の中で旨味が広がります。 ![]() 喉仏♡ 食感フェチの心を擽るリズムを刻むかのようなシャクシャク感。楽しくも実に美味しい。 ![]() 砂肝♡ ひと昔は牛タンを彷彿させるようなタレ味の花咲くような感じでしたが、夏の今は胡麻油香る塩味。冬になったら、またタレ味になるそうです。 ![]() よだれ鶏♡ 某店のオマージュとしてやり始めた一品料理ですが、辛さを抑えて旨味を出して、確りと「地葉はなれ」としての味わいになっていて美味しい。 ![]() ぼんじり♡ 私としては珍しい伊達鶏のもの。ふわりとした食感の後に広がるのは、コッテリとした旨味。 ![]() 胸皮♡ デフォルトだと首皮ですが、これは分厚い胸皮のもの。溢れる脂の旨味と甘味がたまらない。 ![]() 足首 食感フェチの極みの部位。軟骨とゼラチン質が織りなす交互の食感が面白い。 ![]() 軟骨♡ 上に塗られた山葵がとてもいい仕事をしており、鮮烈な香りと風味が更なる高みへとこの部位を押し上げているかのよう。 ![]() あか♡ 素晴らしいボリューム。繊維に沿えば真綿のように柔らかく、繊維に逆らえばザクザクとした食感が生まれ、鶏の甘味が溢れます。 ![]() はつもと♡ 確りと動脈らしいサクサク感があり、甘味がジュワッと広がります。 ![]() 砂肝♡ なんとタレ味も作ってくださいましたw 砂肝=塩というイメージを一気に払拭してくれるひと串。仕上げに塗られた柚子胡椒が味わいの決め手。 ![]() ズッキーニ♡ 禁断のガリバタ味。焼鳥店としてどうなのかは分かりませんが、確実に言えることは美味しい! ![]() 塩つくね♡ 粗めに挽かれたつくねはジューシー。鶏の旨味と甘味を存分に感じられるひと串。 ![]() タレつくね♡ 鶏の旨味にタレの旨味が合わさることで、口の中で鶏の旨味の倍加・累乗を感じられます。 ![]() ねぎま♡ 鶏と葱が合わさると、何故にこんなにも美味しいのだろう。部位としては胸肉のしっとりととろけるような感じの中で、シャキッとした葱の風味が素晴らしい。 ![]() 背肝♡ レバーよりもザラリとした感じですが、内臓特有の甘味がダントツ。 ![]() 手羽先♡ 骨抜きしてもらって、禁断のガリバタ味。元々旨味の強い部位が更にガリバタの味わいで、濃厚なジューシーさが生まれています。 ![]() 食道♡ みっちりと串打ちされているので、旨味がギュッと濃縮しているかのような味わい。 ![]() ピーマン♡ 今夜はトマトソースとチーズでピザ風。歴代のピーマンの中でもトップクラスの美味しさ。 ![]() ブロッコリー♡ 焦げる寸前のような火入れで、旨味を引き出しています。 ![]() 鶏スープ♡ 濃度は濃いめ、でも塩分は薄く旨味が強い鶏スープ。 ![]() 焼きおにぎり♡ 炭火の弱い箇所でじっくりと育てられた焼きおにぎりは表面がパリパリと香ばしく、中はふわりとしています。 横浜・鶴屋町にある「地葉はなれ」で、また鶏に溺れるような夜を堪能させていただきました。焼鳥店としてはあり得ないほどの席数にも関わらず、横浜ではまだ珍しいお任せストップ制で焼き上げる店主・地葉 将人さんの力量は素晴らしい。 「色々な鶏を捌きたい」 という思いで、色々と捌く鶏を変えてらっしゃるそうで、今夜は適度な食感とジューシーさを持つ「伊達鶏」が主なのだそう。この暑い時期には「比内地鶏」のようなコッテリとした脂の鶏よりも比較的にあっさりとした「伊達鶏」が合うという考えなのかもしれません。地葉さんはあまり表には出さない方ですが、内に秘めた美味への探求の情熱はかなり熱い。その熱さに触れた時、きっともっと地葉 将人という職人を好きになるはず。 ![]() 今回もありがとう!地葉さん!また宜しくお願いします!
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nao.の魂の一串「鍈輝 #9」
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- 2022/09/01(Thu) -
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![]() 追いかけるのは、父の背中と師の高み/鍈輝 ![]() レバー♡ 生?と思えるような艶々かなレバー。口の中で舌に絡みつくようにとろけます。 ![]() 手羽元♡ 旨味が強く、歯を跳ね返すような程よい弾力があり、鶏の甘味を引き出すような塩加減も絶妙。 ![]() 首皮♡ みっちりと詰めて串打ちしており、表面はカリッと中心部は極上のモチモチ感を感じられ、最後にネットリとした食感の中で甘味が広がります。 ![]() 銀杏 モチモチの後にほんのりとした苦味がオトナの味わい。 ![]() トウモロコシ♡ 炭火で焼いた焼きトウモロコシは、まさに夏の風物詩。焦げた醤油の香りにバターが溶ければ、至福の味わい。 ![]() 砂肝♡ 小気味良いサクサク食感があり、絶妙な塩味が光ります。 ![]() 茄子 トロトロ。そして激熱っ!それでも頬張りたいのは美味しいから。 ![]() 鶏焼売♡ 打倒!○○○!を目指して作った胸肉(奥)、腿肉(手前)の焼売。中にはタケノコとレンコンが練り込んでおり、サクサクとした食感も面白く、どちらも甲乙付け難く美味しい。個人的には胸肉のものから食べるのがオススメ。 ![]() 白玉 白身はプルプルとしており、黄身はクリームとジュースの中間くらい。 ![]() つくね(塩)♡ 確りと練り込まれており、旨味が強い。鶏の旨味・甘味を引き出すような塩加減で、いつもながらに美味しい。 ![]() 獅子等 甘いか辛いか、楽しみな獅子等。 ![]() かしわ♡ 熱を閉じ込めた中心部は鶏の旨味を確りと感じられ、タレは旨味を閉じ込めるようなコーティングと分かるようなひと串。 ![]() 唐揚げ♡ 焼鳥店の唐揚げは美味しい!表面はカリカリとして、ジューシー。 ![]() 厚揚げ♡ モチッとした食感の厚揚げは、炭でまるで温めたかのような感じ。纏う炭の香りが愛しい。 ![]() 丸はつ♡ プリッと弾けるように歯切れて、旨味が溢れ出します。食べ終えて、口に広がるのは内臓特有の甘味。美味しい。 ![]() 食道♡ コレもみっちりと串打ちしているので、密度が高め。バリバリクニュクニュと咀嚼毎に変わるような食感の楽しさがあり、旨味の溢れ方が半端ない。 ![]() せせり サクサクとした食感もあり、旨味と甘味が映えます。 ![]() 手羽先の皮 先程の『首皮』と違い、タレ味でカリッと焼かれており、脂の甘味とタレの甘味が合わせて美味しい。 ![]() あか♡ 歯を入れる角度で食感が変わる部位。咀嚼する度に甘味が溢れてきます。 ![]() はつもと♡ 確りと管っぽい食感があり、強い旨味とそれに絡まるようなタレの味わいが秀逸。 ![]() 手羽先♡ 骨抜きバージョンの良いところは、一気に頬張れるとこ。旨味が強い部位をひと口で味わえるのは至福。 ![]() 軟骨♡ 「鍈輝」の中でも特徴的な部位である『軟骨』。柔らかい若鶏なので軟骨も柔らかく、更に肉が確りと付いているので食べ応えもアリ。 ![]() ぼん♡ コッテリとした印象の部位ですが、じっくりと焼くことで余分な脂を落としていて旨味が凝縮しています。 ![]() 肩♡ 本日2本しかなかった部位だそうで、目黒の某店とは違い、コッテリとした旨味が強い。 ![]() 膝♡ 胡麻油の香り、白髪葱と黒胡椒の風味を纏う肉系最強の一角。肉の旨味が強く、食べ応えもあって美味しい。 ![]() そり♡ 腿の付け根のピンポン球のような部位で、歯を跳ね返すほどの弾力が魅力。 ![]() せせりと蛤の炊き込みご飯 食べ飽きない素朴な味わいが心を掴む「鍈輝」のオープンから続く名物〆ご飯。 ![]() 鶏スープ 上品な濃度と旨味の熱々鶏スープ。 ![]() 久しぶりにやってきた恵比寿にある「鍈輝」。焼き場に立つ小野田 幸平さんの修業先は目黒にある「鳥しき」で、その姉妹店の「鳥かど」の初代店長を担っていた方です。「鳥しき」よりも品数は少なめですが、串一本一本にボリュームがあり、合間に供される『唐揚げ』や『焼売』も非常に美味しい。焼鳥は全体的にタレ<塩という味付けで、鶏の旨味や甘味を引き出すような塩加減が絶妙です。「鳥しき」のように凛とした雰囲気ではないですが、多くの人に愛されているのが分かるアットホームな感じ。今回も終電ギリギリまで食べさせていただきました。いつもありがとうございます!
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nao.の魂の一串「地葉はなれ #17」
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- 2022/07/20(Wed) -
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![]() 千たびの限り恋ひ渡るかも/地葉はなれ ![]() はつ♡ 店主・地葉 将人さんの名刺代わりのひと串。プリプリとした食感があり、食べ終えても尚、口に広がる内臓の甘味が素晴らしい。 ![]() 抱き身♡ 比内地鶏の胸の部位で、皮は音が聞こえるくらいなパリッとしていて、肉はしっとりとしてジューシー。食べるというよりかは「頬張る」という表現がしっくりくるボリュームで美味しい。 ![]() 厚揚げ♡ 炭火のみで表面をカリッと焼き上げており、内と外のコントラストでとろける厚揚げです。 ![]() エルフランス♡ うずらの卵でもこのエルフランスは一回りくらい大きく、ジュースのような黄身は濃くて美味しい。 ![]() 手羽元♡ タレでコーティングされた手羽元の濃い旨味が咀嚼の度に溢れてきて、口の中でタレの旨味と合わさって美味しすぎる。 ![]() 親鶏のぽんじり♡ コッテリとした旨味のぼんじりにまるで砂肝のような食感があるのが、この親鶏のぼんじり。通称、おやぼん。親鶏の身の固さが活きる味わい。 ![]() 手羽先の皮♡ 一際分厚い皮は比内地鶏のもの。タレの甘味に濃厚な脂の旨味が非常に美味しい。 ![]() 手羽先の唐揚げ♡ カラッと揚げられた手羽先は山盛りで食べたい。コレとビールは最高かも。 ![]() せせり♡♡ このひと串に比内地鶏2匹分を使ったというボリュームで、皮も一緒に打つことで旨味が格段と跳ね上がっています。素晴らしい味わい。 ![]() ブロッコリー♡ 某店のように苦味を出すのではなく、甘味を閉じ込めたブロッコリー。 ![]() 椎茸♡ 口に近づけるだけでふわりと椎茸の香りがして、食べるとコリコリとした食感がたまらない。 ![]() 茄子♡ 生姜と鰹節がトロトロの茄子の旨味を更に加速させます。 ![]() ねぎま♡♡ 頬張る感じになりますが、是非とも肉と葱をひと口で食べて欲しいです。肉はとろけるようで、葱のシャキシャキ感、そして葱の香りがたまらなく美味しい。 ![]() レバー♡ とろける度に香りが立ち込め、舌に絡みつく旨味が素晴らしく、食べ終えて口の中に残る甘味がいい。 ![]() 砂肝♡ 胡麻油香る某店のような仕立ての砂肝。最近は花開くようなタレ味の砂肝が見かけなくなったので、変えたのかも? ![]() ズッキーニ♡ コレは禁忌のガリバター。「こんなのやっちゃっていいの?」という思いもありますが、美味しくて喜ぶならばいい!という地葉さんの男気が素晴らしい。そして、実に美味しい! ![]() つくね♡ 今回は塩味。鶏の旨味と甘味を引き出す塩の塩梅が素晴らしく、「タレばかりだと飽きるじゃん?」と常にこちらのことを考えて下さる心遣いに感謝です。 ![]() 食道♡ みっちりと串打ちされているので、ひと口で味わう旨味と様々な食感が素晴らしい。 ![]() ちょうちん♡♡ 比内地鶏のきんかんを使った特別なちょうちん。湯煎で火入れされたきんかんはねっとりととろけ、実に甘く美味しい。 ![]() ピーマン♡ 「地葉はなれ」のスペシャリテの1つがこのピーマン。苦味などは皆無で、ふわりとするピーマンの香りと甘味が秀逸。 ![]() 胸皮♡ コレも比内地鶏のもので、分厚い皮から溢れてくる旨味と甘味が実に濃厚。 ![]() あか♡ 内腿の部位で、串を持つと滴るジューシーさ。咀嚼する歯の角度によって食感が変わるのか実に面白く、そして美味しい。 ![]() 背肝♡ レバーよりもザラリとした食感ですが、内臓特有の香りと甘味はコレの方が断然に強い。希少部位でありながらも、毎回用意して下さる地葉さんに感謝です。 ![]() 鴨♡♡ なんという圧倒的なボリューム!それでいて柔らかく、山葵の鮮烈さの中でも肉の旨味と皮の甘味が口いっぱいに広がります。美味しいなぁ! ![]() はつもと♡ 「地葉はなれ」で久しぶりにいただくはつもとは、血管いう感じが強くてサクサク食感で美味しい。 ![]() 腰皮♡ コレも比内地鶏のもので、何度かいただいた腰皮とは次元の違う味わい。プリプリ食感にさらりとした脂の旨味が美味しすぎる! ![]() ![]() 焼きおにぎり & 鶏スープ♡ 早めに注文して育ててもらった焼きおにぎりは、米と醤油の香ばしさが日本人のDNAを擽ります。鶏スープは上品な味わいになっており、綺麗な〆となりました。 横浜・鶴屋町にある「地葉はなれ」で、恒例の鶏食べ尽くし。なかなかの頻度で訪れているのですが、ここにきて店主・地葉 将人さんの進化が止まらない。使用しているブランド鶏で焼鳥店の優劣を決めるという考え方は好きではないですが、全体の流れの中で強いアクセントを与える使い方は実に素晴らしく、今回の中では『せせり』や『ちょうちん』や『腰皮』が心をグッと掴むひと串でした。今回はいつもよりも本数は少ないですが、ひと串ひと串のボリュームが凄くて実に食べ応えがあり、何よりも美味しかったです。 ![]() 近く海外にも支店を出す予定だそうで、これからもまだまだ地葉さんに目が離せません。 地葉さん、今回もたくさんありがとうございました!また宜しくお願いします!
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nao.の魂の一串「鳥しき #41」
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- 2022/06/17(Fri) -
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![]() ちはやふる神の火入れ/鳥しき ![]() 煮込みバケット♡ 私が来られなかった期間中に新しく先付となった八丁味噌ベースで煮込まれた鶏の6種類の部位を池川さんが焼いたバケットと共に。この量だからこその濃厚さ、美味しい。 ![]() かしわ♡ タレでコーティングされた伊達鶏の旨味。久しぶりにいただくその味わいは身体に沁み渡ります。 ![]() 砂肝♡ 中に込められた熱と弾むような食感の砂肝は胡麻油の風味と黒胡椒の辛味が合わさり、楽しくも美味しい。 ![]() 白湯スープ これも初めて。最後に供される鶏スープの延長線にある味わいで、コレでラーメンを作ったら美味しそう。 ![]() 白玉 確りと表面は焼いているのに、以前と変わらずにクリームのような黄身。 ![]() かっぱ♡ 黒胡椒の刺激が心地よく、パリパリと柔らかい軟骨が小気味よい。 ![]() 波♡ 部位としては首皮。表面は極上のカリカリ感、中心部はモチモチ感。どこにでもある部位でありながらも、どこにでもない美味しさ。 ![]() 丸はつ♡ プリッとした食感の中に失くなった生命を閉じめたような熱があり、閉じめられた旨味が素晴らしい。 ![]() 肩肉♡ 程よい食感もあり、その食感を楽しんでいると溢れてくる旨味。その旨味はあっさりとしていながらも甘い。 ![]() じゃがバター♡ これは凄い火入れ。イメージ的には温めたような感じで、じゃがいもの甘味を閉じ込めています。 ![]() 食道♡♡ 食道やその周りのリンパなどを纏めて串打ちしたような凄いボリューム。味はタレですが、まさにこれはコーティング。食道の旨味が強くて、素晴らしい。 ![]() はらみ♡ 表面はカリッとしながら、中心部は旨味が濃厚で、ふわりとしています。 ![]() 手羽先の皮♡ 同じ皮でも部位によって変わることを教えてくれる部位。分厚い皮は余計な油を落としながらじっくりと焼かれて、極上のカリカリ感が味わえます。 ![]() せせり♡ ギュッと密集させたような串打ちで、程よい食感の後に旨味と共にとろけるような感じ。 ![]() アキレス腱♡ 一気に肉々しくなったアキレス腱。アキレス腱とその周りの肉もつけているので、旨味のある肉の程よい食感ととろけるゼラチン質の部位が同時に味わえます。 ![]() 背肝 & はつもと♡♡ 食道同様にモンスタークラスのボリューム。ざらりとした食感の背肝にはつもとのコリコリとした動脈を巻き付けたような感じで、旨味どっぱーんな美味しさは実に素晴らしい。 ![]() 血肝♡♡ 「近火の強火」と言われる焼き方でありながら、まるで温めたような火入れで、口に入れた瞬間にとろけます。その旨味は舌に絡むようで、実に美味しい。 ![]() ぼん 確りと油を落として、旨味を凝縮させているぼん。大根おろしを乗せて食べるのもオススメ。 ![]() つくね♡ 確りと挽かれていて、旨味を閉じ込めるようなタレのコーティング。練り込まれた軟骨のコリコリ食感もいい。 ![]() 恥骨♡ ズズッと歯が入っていき、軟骨と共にとろけるような肉質。甘味を引き出すような塩加減も絶妙。 ![]() 厚揚げ 焦げの1つもない素晴らしい焼き。 ![]() 茄子♡ 大きな茄子がみるみる小さくなっていき、トロトロになっていく様が面白い。胡麻の香ばしさもあり、激熱の中でも頬張ってほしい美味しさ。 ![]() 手羽先♡ 大きな手羽先は焼鳥の花形。「鳥しき」で供されるのは、これから始まる2ndステージの幕開け的な存在。手羽先に付いてる骨は簡単に外れるので外してから頬張ると、滴るような皮・脂・肉の旨味にノックアウトされます。 ![]() そり♡ 脚の付け根のピンポン球のような部位で、それがよく分かるような串打ち。皮はカリッとしており、肉は弾むような食感に迸る旨味はジューシー。 ![]() ブロッコリー はっきり言って、さほど食べないブロッコリー。焼くとどうしてこんなにも美味しいのか。 ![]() ちょうちん♡ 卵黄は炭火で温められたよう。弾ける卵黄はひと口で味わう美味なる体験。 ![]() 膝♡ 今では串で供されない唯一の部位となった膝。胡麻油が香り、白髪葱と黒胡椒がピリリとするそりと双璧を成す「鳥しき」の王者です。 ![]() そぼろ丼ハーフ♡ お弁当にも入れられている塩味の鶏そぼろ。個人的には〆ご飯の中で、2番目に好き。 ![]() 親子丼ハーフ 鮮やかなオレンジ色の見た目がインパクト大の親子丼。タレの甘味が味の決め手ですが、個人的には昔のスタイルの親子丼の方が食感が良くて好き。 ![]() 鶏スープ 池川さんの矜持を感じる上品な鶏スープ。 コロナ禍の影響で以前のように予約が取れずに約一年半経って、漸く再訪できたのは目黒にある焼鳥界の王者「鳥しき」。店で使っているブランド鶏を全面に推しているお店が増えてきましたが、店主・池川 義輝さんが焼くならば、例えブロイラーであろうともきっと美味しい!と確信しています。 ![]() 最初に炭酸水を注文したら、「氷ありでな!」と昔のように裏へ伝えてくれる池川さんの姿に涙が出ました。ボリュームのある「食道」や「背肝」に「はつもと」を巻き付けたようなモンスター級の串を出していただき、ありがとうございました! 久しぶりに味わう池川さんの焼鳥は身体と心に沁みました!また宜しくお願いします!
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