nao.の魅惑のオムライス「グリルグランド #4」
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- 2020/04/09(Thu) -
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![]() 土曜日の浅草は凄い。ちょうど春節の時期ということもあって、雷門から浅草寺まで観光客で溢れかえっています。そんな人混みをくぐり抜けて、やってきた観音裏。そう、ここには東京でも有名な老舗洋食店が2軒あります。今回はその1つである1941年創業の「グリルグランド」に、約7年ぶりに再訪です。 ディナータイムは予約制ですが、ランチタイムはそんなことありません。ですが、7年という歳月は行列という現象を生み出していました。ラストオーダー13:45に対して、到着したのは13:00をちょっと過ぎたくらい。前には4組くらい先客がいましたが、ギリギリで間に合いました。 ランチメニューは人気料理がコースかセットという感じになっていますが、どれも美味しそうで迷います。そして、私が選んだのは…。 今回の献立 ![]() サラダ 酸味のあるドレッシングで、普通に美味しい。 ![]() クリームスープ 口当たりは軽いですが、確りとしたアタックの旨味があるスープです。セットのスープでも手抜きなどは微塵もありません。 ![]() ![]() カニクリームコロッケ♡ 本来のコースならば1個なのですが、2個でもいいですよと言われたので2個注文しました。 洋食店では珍しく揚げ油はラードから自家製なんだそうで、衣自体に旨味とインパクトがあります。そんなラードを吸った薄衣を纏ったベシャメルは極濃厚で、官能的な甘味が舌に絡まるようで実に美味しい。オススメの食べ方は1つはそのままで、もう1つは一緒に出されるソースをかけて食べてもらいたいです。ソースの辛味や旨味で、ベシャメルの甘みがより際立ちます。 ![]() オムハヤシ♡ メニューになかったので、聞いてみたら夜メニューになったそうで、ランチでは外したみたい。でも知っているならばと、作って下さいました。 洋食屋の命、デミグラスソースにシャキシャキの玉葱とたっぷりの牛肉を加えたハヤシソースをかけたのが、このオムハヤシです。ほろ苦さの中に歴史を感じさせる奥深い味わいのデミグラスにベールのようなトロトロの卵の甘味が素晴らしいマリアージュ。約7年ぶりにいただくオムハヤシ、私のベストオムライスの1つは変わらぬ味わいでした。 ![]() カスタードプリン プリン本体はさほど甘くなく、カラメルはちょいビターで奥深い甘味があります。ど好みというわけではありませんが、美味しい。 やっぱり洋食は美味しい。箸でいただくという気楽さもあり、アットホームな雰囲気と接客も心地よい。昔よりも外国から再訪されている方もいらっしゃるようで、美味しいという幸せは国境すらも超えていくということを実感しました。 次回の再訪時には『ビーフシチュー』を食べたい!5150
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nao.の魅惑のオムライス「麻布食堂 #2」
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- 2019/08/17(Sat) -
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![]() 夜、西麻布にある少し急な牛坂を登る。周りに建ち並ぶ住宅の暗がりがパッと明るくなった一角にあるのが、洋食で有名な「麻布食堂」です。ぱっと見、高級そうな外観のお店ですが、手書きで書かれたメニューを見ると全くそんなことはなくて、街場の普通の洋食店といった感じです。階段を降りると、左側に厨房を囲むカウンターと右側にはテーブル席があり、木の温もりを感じられるアットホームな店内が広がります。 ![]() 注文は『オムライス』。来店する方はほぼ注文するであろうこのお店の看板メニューです。上にかけるソースはケチャップ・デミグラス・ホワイトソースの3種から選ぶことができ、7年前に食べた時はデミグラスソースだったので、今回は王道のケチャップにしました。あと洋食だといつも気になってしまう『カニクリームコロッケ』も注文です。 ![]() 何千何万と作ってこられたオムライスは、見た目から心奪われるような美しいフォルムです。白い皿に映える黄色と赤の色彩は、まさに洋食の華。内側を半熟に仕上げられた卵に包まれたチキンライスには具がゴロゴロと入っていて、食べ応えもあります。 ![]() 珍しい雫型のカニクリームコロッケはボテッとした濃厚なもので、オムライスとは違う粗めのトマトソースでいただきます。コレも美味しい。単品で注文しても後悔のない美味しさです。 デザートに『プリン』もあるとのことで追加。カラメルはちょっとビターなものでしたが、手作り感たっぷりで洋食店らしい味わい。もうちょっと甘い方が好みだけど。 ![]() 広尾駅からも六本木駅からも離れているので、陸の孤島的なこのお店。でも近くに住んでいたら、間違いなく幸せなお店です。オムライス好きなので、つい目が行ってしまいますが、ハンバーグやシチューなどの洋食王道メニューもいつか食べてみたい。
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nao.の魅惑のオムライス『オムライス』~喫茶 YOU~
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- 2018/05/02(Wed) -
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![]() 「おまたせしましたぁ」と、目の前に供されたお皿の上でプルルンと揺れ踊る『オムライス』。久しぶりにやってきたのは、東銀座にある「喫茶 YOU」です。言わずと知れた『オムライス』で有名なお店で、他にも『タマゴサンド』や『ナポリタン』などのメニューもありますが、「このお店はオムライスしかないんじゃ?…」というくらいに、みんな『オムライス』を食べています。 『オムライス』というと、くるっとライスを包んだ王道スタイルからオムレツを中央で割ったトロトロスタイルなどがありますが、このお店はライスの上にオムレツを乗せた状態で提供されます。そのオムレツには、オリジナル濃度のホイップクリームを使用しているそうで、想像以上のプルプル感なのです。是非、食べる前にお皿を揺らして、そのプルプル感を目で楽しんで下さい。 ![]() 勿論、そのままでも美味しいですが、+100円でチーズを追加できることをご存知でしょうか。チーズが入ることで、更にオムレツはコクが生まれて美味しさも加速します。スプーンでオムレツを割ると、もはやソースのようなトロトロ加減。まるで飲めるような『オムライス』です。そして、何故か一緒に出される『福神漬け』。 全体的に甘めの『オムライス』なので、コレが意外にもよく合います。ただ注意することと言えば、かなり量が少ないこと。男性は大盛りにすることをオススメします。
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nao. の魅惑のオムライス『オムライス』-レストラン 香味屋-
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- 2017/10/30(Mon) -
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![]() ここのオムライスには、ソースの類がかけられていません。私的にはソース・タマゴ・ライスの奏でる三重奏が好きなので、ソースがないこの「レストラン 香味屋」の『オムライス』は、あまり…と思っていました。 久しぶりに食べてみると、その考えはガラリと変わりました。大きく切られたチキン・玉葱・マッシュルーム・グリンピースと具はいたって普通ですが、その完成度は実に素晴らしい。ケチャップの甘味と酸味が絶妙なバランスで、確りとタマゴの甘さやコクも楽しめる。そんな繊細な『オムライス』。 「折角、デミグラスソースが美味しいのだから、オムライスにかければいいのに」と思われるかもしれませんが、このチキンライスがきっと台無しになってしまうでしょう。(頼めば、デミグラスソースもポットで持ってきてくれるとのネット情報もありますが)この『オムライス』は、この形が一番美味しい。美味しいチキンライスには、タマゴのドレスだけで素晴らしいという感じでしょうか。 ![]() デザートには、洋食店にはたいていあら『カスタードプディング』です。初めて注文しましたが、想像通りのものが供されて、満足。 確りとした固さのあるプリンで、スプーンで掬うと、ドッシリとした重さを感じられます。甘さは控えめで、カラメルもさほど主張せずに、お淑やかな大和撫子といった感じ。最後に相応しいデザートでした。
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nao. の魅惑のオムライス『オムライス』-厳選洋食さくらい-
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- 2016/11/12(Sat) -
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先日、久しぶりに行った御徒町にある「厳選洋食さくらい」に再訪。メニューの多くは人気のある洋食メニューばかりなので、未食のものもかなり多く、更にもう一度食べたいと思うものも多くて、飽きないお店の一つです。
たいてい土日の14時くらいに行くので、お店はアイドルタイムでガラガラ。カウンターに座って、メニューとにらめっこです。しかもお店の大きな特徴として、ハーフサイズが多くの料理であり、その気になれば1人で2つや3つくらいは違うものが食べれちゃうかも?そんなとこも気に入っている理由の一つです。 今回は数年前に食べた『オムライス』を注文。ここの『オムライス』はソースもデミグラスとケチャップの2種から選べ、お皿の白と卵の黄色にケチャップの赤が映えるのが好きなので、ケチャップにしてみました。メニューの下を見ると、デザートは別メニューがあるそうで、店員さんに「『プリン』ってあります?」と聞くとあるとのことで、初のデザートも注文です。 ![]() 実食 さすがは洋食店。綺麗な流線形で、美しい。スプーンで掬うと、卵は何層にもなっていてライスと絡みます。このライスはブイヨンで炊いた米・玄米・白米と3種の米を使って仕上げているそうで、具はさほどありませんが、玄米のプチプチとした食感があり、なかなか美味しい。王道の『オムライス』です。 そして、デザートで注文した『プリン』。想像はしてました、きっとこんな感じなんだろうと。その想像通りの外見と味わいに感動。とろけるような『プリン』も好きですが、こういうクラシックプリンもいいですね。 ![]() 駅からも近く、気軽に行けるお店なので、食べたい料理もいっぱいなので、また行きたいと思います。
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nao. の魅惑のオムライス『きのこのオムライス』-サモアール 馬車道店-
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- 2016/08/03(Wed) -
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![]() 『オムライス』は、私の好物の一つですが、最近あまり食べていない。好きなお店は都内が多く、横浜でお気に入りはほぼありません。そんな中でもCPも良く、オムライスも一捻りあって、尚且つセットの飲み物も美味しいという稀有なお店があります。それが「サモアール 馬車道店」です。 1974年創業の紅茶専門店で、ジョイナス・弥生台・馬車道と店舗展開していますが、フードメニューは「馬車道店」しかなく、ちょっと変わった『オムライス』もここでしか食べることができません。何が変わっているかというと、イカスミライスであったり、トマトソースが辛かったりと、数種あるオムライス全てが変化球。ですが、喫茶店レベルを超える美味しさで、更にセットで付けられる『アイスロイヤルミルクティー』が絶品です。 ![]() 久々に食べたのは、『きのこのオムライス』。半熟のとろりとした黄色の卵のベールに、赤いトマトソースがよく映え、ライスはニンニクが香るガーリックライスで、食欲がそそられます。そのままでも十分に美味しいので、まずはトマトソースをつけずに食べていくのがオススメ。 また『アイスロイヤルミルクティー』は、さすがは紅茶専門店というだけあって、香り高い。香りを楽しんだ後は、生クリームとミルクの濃厚な味を楽しめます。創業以来、変わらない味というこの『アイスロイヤルミルクティー』のファンも多いのではないでしょうか。 横浜で数少ない『オムライス』のお気に入りのお店です。
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nao. の魅惑のオムライス『ビーフオムライス』-Loup de mer-
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- 2016/05/17(Tue) -
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懐かしい料理に会いに行こう。
そう思ってやってきた街は、神田。私自身に何の縁もない街ですが、食べたい『オムライス』がここにはあります。 「Loup de mer」 今は再開発の為、閉店となってしまった「京橋ドン・ピエール」の総料理長を務めた鈴木正幸シェフが元々テストキッチンとして開いたお店で、旧店舗はカジュアルすぎるくらいの店内だったのですが、去年より駅近くへと移転されて洗練されました。「カジュアルフレンチ」を提供している「ドン・ピエール」の料理の中から、このお店では『カレー』と『オムライス』を二本柱して、後はよくテレビで取り上げられている『メンチカツ」などのフライ系をメニューとしています。 私がこのお店で昔から食べていたのが『ビーフオムライス』。他店でも食べることができますが、このお店は鈴木正幸シェフご自身がフライパンを振るってらっしゃるのです。このお店を選ぶ理由も納得でしょう? ![]() 見た目は、とても地味。形がライスを卵でくるりと巻いた王道のスタイルですが、中のライスが只者ではありません。具として上等なサイコロステーキとキノコがどこをスプーンで掬っても当たるくらいにたっぷりと入っていて、甘口の甘露醤油と呼ばれる再仕込み醤油を使った醤油味のライスが美味しい。 マイベストオムライスの一つです。
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nao.の魅惑のオムライス『喫茶 YOU #3』
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- 2016/04/21(Thu) -
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久しぶりに『オムライス』を食べに、東銀座にある「喫茶 YOU」へ。お決まりに2階へ通されると、私で満席状態。昼過ぎなのに、皆テーブルにあるのが名物の『オムライス』です。
単品で注文すると、「大盛りにしますか?チーズトッピングしますか?」と聞かれ、「チーズトッピングなんてあったっけ?」と思いつつも、チーズトッピングで注文です。 ![]() 実食 テーブルに置かれると、オムレツがプルンと震えるくらいにプルプル。ケチャップライスの上に、オムレツが置かれるスタイルは有名ですね。他のテーブルを見ると、某店の有名オムライスのようにオムレツを割って食べている方も多かったのですが、このお店のは下のケチャップライスと同じくらいの大きさのオムレツなので、私は割らないで食べます。割ると、美しくないですし。 ただでさえ独自の濃度のホイップクリームを使っている濃厚なオムレツが、チーズをトッピングしたことで、とんでもなく濃厚な仕上がりになっています。何故かよく合う福神漬が、よいアクセント。あっという間に、完食です。久しぶりだったので、美味しかったな。 『オムライス』ばかり食べてますが、『オムレツサンドイッチ』というのも、実は食べてみたいところ。次回は、誘惑に負けないで食べてみましょう。
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nao. の魅惑のオムライス『オムライス』-8 1/2-
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- 2015/07/03(Fri) -
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私的に乗り換えが何度もあり、滅多なことがないと行かない街の名店は、やはり疎遠になってしまいます。食べたいと思いつつも、先延ばしにしてしまい、3年かけて重い腰を上げて、やってきたのは緑ヶ丘にある「8 1/2」です。読み方は「ハチトニブンノイチ」と言い、お店の土地が8坪半ということが名前の由来なんだそう。愛嬌のあるマダムと黙々とフライパンを振るう寡黙なマスターの2人だけでやってらっしゃる、街場の小さな洋食屋です。
過去に3度ほど訪問しており、『オムライス』や『メンチカツ』や『ハンバーグ』を食べているので、『チキンカレー』や『ハヤシライス』などの未食メニューが課題なのですが、久しぶりということもあって注文したのは『オムライス』です。ソースはデミグラスソースとケチャップソースが選べるので、デミグラスソースを選びました。 ![]() 実食 成形はケチャップライスを卵でクルッと巻いた王道スタイル。多少の焦げは、ご愛嬌といったところでしょう。しつこくなく、ややアッサリとしたトマト感残るデミグラスソースがたっぷりとかけられており、ケチャップライスと卵とでハーモニーを奏でます。久しぶりに食べましたが、やはり美味しく、DNAに刻まれているかのようなどこか懐かしい味です。 特別なことはないのかもしれないですが、こういう街場の洋食屋には美味しさの他に、たくさんの魅力に溢れていると思います。
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nao. の魅惑のオムライス『こだわりのオムライス』-A Votre Sante Endo-
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- 2015/01/30(Fri) -
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深夜アニメ「幸腹グラフティ」や連ドラの影響で、オムライスが食べたい!。一言に『オムライス』といっても、正統派にするか、ふわとろ系にするか、又は変化球系にするかで、色々と選択肢があります。再訪したいお店やBMしているお店は多々あるのですが、日曜日ということもあって、これは!というお店はお休み。となると、「ルー・ド・メール」「資生堂パーラー」「YOU」辺りが妥当かな?と思っていると、思い出したお店があります。それが今回、再訪したお店「A Votre Sante Endo」です。
![]() 2012年8月に昭和通りから晴海通りに移転して、ぐっと銀座に近くなったアットホーム的なイタリアンです。銀座のイタリアンといっても、このお店はカフェのような感じなので、昼夜問わず気軽に利用できる貴重なお店。昼間は店内の大きな窓から陽が差し込んで明るく、夜は少しムーディーな雰囲気となり、ちょっとしたデートにも使えます。 イタリアンなので、『生雲丹のトマトクリームパスタ』などの生パスタ料理などもいいですが、このお店の有名料理といえば、斬新な発想の『フルーツカレー』と正統派『オムライス』でしょう。 今回の目的は『こだわりのオムライス』。通常はケチャップだけなのですが、ディナータイムだけは+210円で、デミグラスソースかトマトクリームソースに変更できるそうで、トマトクリームソースにして頂きました。 ![]() 実食 キレイなシルエットのオムライスを囲むようにトマトクリームソースがかけられ、「混ぜても、美味しいですよ」と、別にケチャップも出して頂きました。米はコシヒカリ、こだわり抜いた卵、鳥取の大山鶏を使用しているそうですが…スプーンを入れると、ふわりと卵が裂けて、ケチャップライスと混ざります。バターの香りを漂わせる卵は甘く、薄味のケチャップライスと酸味の抑えたトマトクリームソースが絡み合い、美味しい♡トマトクリームソースは濃厚というわけではなく、トマトの酸味を弱くしたさらりとしたソースで、何故だかちょっと辛い?。別に出されたケチャップは酸味がしっかりとしているので、ケチャップで食べたり、混ぜて食べたりと、色々な味わいを楽しめます。 『フルーツカレー』と『オムライス』が有名すぎて、他の料理に目がいきませんが、ネパール人の店員さんがネパールの家庭料理を再現したという『ヒマラヤカレー』なども一食の価値があるかもしれませんね。
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